はじめに
「最近パソコンの動きが遅くてイライラする…」そんな経験、ありませんか?
ネットを見ているだけなのにフリーズしたり、ソフトの起動に時間がかかったり、しまいには勝手に再起動するなんてことも…。でもご安心ください!これ、パソコンが壊れかけているわけではなく、多くの場合はソフトウェアの問題なんです。
この記事では、**初心者でもできる「パソコンの動作を軽くするための対策」**を、わかりやすくステップごとに解説していきます!
難しい操作は一切ナシ。Windowsに標準で搭載されているツールを活用して、
- システムファイルの修復(SFC・DISM)
- 不要な機能の停止(SysMainなど)
- ストレージとメモリのチェック
- 重たいアプリの特定と対処
といった手順で、動作がモッサリしたパソコンがスッキリ快適に!
「パソコンって難しそう…」と感じている方にもやさしく、丁寧に解説していくので、どうぞ最後までお付き合いください。
なお、「Windows 11が重くて困っている」という方は、以下の記事も参考になります。
👉 Windows11が重い原因と今すぐできる軽量化テクニック7選
1. システムファイルの修復(SFC・DISM)
パソコンが急に遅くなったり、フリーズしたりする原因のひとつに、「システムファイルの破損(はそん)」があります。
これは、Windowsの中で大事な役割をしているファイルが、何らかの理由で壊れてしまうこと。
でも安心してください!Windowsには、その壊れたファイルを自動でチェックして直してくれる便利な機能があるんです。
ここでは、**「SFC(システムファイルチェッカー)」と「DISM」**という2つの修復ツールの使い方を紹介します。
▶ SFC(システムファイルチェッカー)の使い方
- 画面左下の「スタートボタン」を右クリック
- 「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」をクリック
- 黒い画面が出てきたら、次のコマンドを入力して【Enterキー】を押します:
sfc /scannow
- 自動でシステムファイルのチェックと修復が始まります。
※数分〜10分ほどかかります。 - 「破損したファイルを修復しました」などのメッセージが出れば完了!
💡ポイント:このコマンドは、Windowsの中の大事なファイルを一気にチェックして直してくれるお医者さんのような存在です。
▶ DISMコマンドでさらに深く修復する方法
SFCでうまく直らなかったときは、もうひとつの修復コマンド「DISM」の出番です!
- 先ほどと同じように「ターミナル(管理者)」を開く
- 次のコマンドを1行ずつ入力して【Enterキー】を押します:
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
それぞれ少し時間がかかりますが、Windowsの内部構造までしっかりメンテナンスしてくれます。
✔ まとめ
- SFCは軽い修復、DISMは深い修復
- どちらもパソコンに元から入っている無料の機能
- うまく使えば、再起動のたびにイライラすることも減ります!
2. SysMain(旧Superfetch)の無効化
パソコンの中には「SysMain(シスメイン)」という機能があります。これは、よく使うアプリをあらかじめ読み込んでおくことで、起動を速くしようとする便利な仕組み…なんですが、最近の高速なSSDを使っているパソコンでは、逆に動作が重くなる原因になることもあるんです。
そんなときは、この機能をオフにしてみると、動作が軽くなる可能性があります!
▶ SysMainを無効にする手順(かんたん3ステップ)
- スタートボタンを右クリック → 「ターミナル(管理者)」を選択
- 下のコマンドをコピーして、黒い画面に貼り付けて【Enter】キーを押します:
sc stop "SysMain"
- つづけて、このコマンドも入力して【Enter】を押します:
sc config "SysMain" start=disabled
これでSysMainは停止され、次回以降も自動で起動しなくなります。
💡補足:無効化しても大丈夫?
はい、特にSSD搭載パソコンでは無効化してもまったく問題ありません。
HDDの場合は様子を見ながら判断するとよいでしょう。
✔ まとめ
- SysMainは昔のパソコン向けに便利だった機能
- SSDでは「読み込みが早すぎて、SysMainがむしろ邪魔になる」ことも
- 無効化するだけでPCの起動や操作が軽くなる可能性あり!
3. ディスクのメンテナンス(クリーンアップとチェック)
パソコンの中には「Cドライブ」などのストレージ(記憶場所)があり、ここにアプリやファイルが保存されています。
でも、長く使っているとゴミのような一時ファイルがたまったり、エラーが起きて動作が遅くなることも…。
そんなときは、**「ディスククリーンアップ」と「エラーチェック」**を使って、パソコンの中をお掃除&整備しましょう!
▶ ディスククリーンアップのやり方(ゴミの削除)
- 「スタート」ボタンを押して、検索バーに「ディスククリーンアップ」と入力
- 「ディスククリーンアップ」を開く
- 「Cドライブ(システムが入っているドライブ)」を選択して【OK】
- 「削除するファイル」にチェックを入れます(例:一時ファイル、サムネイルなど)
- 【OK】→【ファイルの削除】をクリック!
💡ゴミ箱の中もまとめて消してくれるので、ストレージの空き容量が増えて動作が軽くなる効果があります。
▶ ディスクのエラーチェック(Check Disk)
パソコンのドライブにエラーがあると、ファイルが壊れたり、動作が遅くなる原因になります。
- 「エクスプローラー(フォルダのアイコン)」を開く
- 左メニューから「PC」を選んで、「Cドライブ」を右クリック
- 「プロパティ」→「ツール」タブを選ぶ
- 「チェック」ボタンをクリック
- 「ドライブのスキャン」を実行
問題が見つかった場合は、自動で修復してくれます。
✔ まとめ
- ディスククリーンアップ → 不要ファイルを削除して容量アップ!
- ディスクのチェック → ドライブのエラーを修復して安定性アップ!

どちらも月に1回くらいのペースでやっておくと、パソコンの調子がよくなりますよ!
4. メモリのチェック方法
パソコンが突然フリーズしたり、ブルースクリーン(青い画面)になったりする原因のひとつが、**「メモリ(RAM)の不具合」**です。
メモリはパソコンの「作業机」のような役割をしていて、ここに問題があると、どんなに高性能なパソコンでも不安定になることがあります。
そこで使いたいのが、**Windowsに最初から入っている「Windowsメモリ診断ツール」**です!
▶ Windowsメモリ診断ツールの使い方(かんたん3ステップ)
- スタートメニューを開いて、「メモリ診断」と検索
- 「Windowsメモリ診断」をクリック
- 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択
すると、パソコンが再起動して、青い画面でメモリのチェックが始まります(10分〜30分程度)。
終わると自動的にWindowsが起動し、エラーの結果が通知されます。
※通知が見逃されることもあるので、「イベントビューアー」から結果を確認する方法もあります。
▶ エラーが出たときは?
- メモリの抜き差しを試す(ノートPCの場合は少し難しいかも)
- メモリモジュールが複数あるなら1枚ずつ差し替えて原因を特定する
- 最終的にメモリを交換するのがベストな対処になることも
✔ まとめ
少し時間はかかるけど、PCの安定性を保つにはとても重要なチェック項目!
メモリのエラーはブルースクリーンやアプリの強制終了の原因になりやすい
無料でチェックできる「Windowsメモリ診断ツール」を活用しよう
5. リソースを使いすぎるアプリの特定
「パソコンの動きが遅いけど、何が原因か分からない…」というときに役立つのが、タスクマネージャーです!
タスクマネージャーを使うと、どのアプリやソフトがたくさんのメモリ・CPU・ディスクを使っているかが一目でわかります。つまり、パソコンに負担をかけている犯人探しができるんです!
▶ タスクマネージャーの開き方(ショートカットが便利!)
以下のどれかで開けます:
- キーボードで「Ctrl + Shift + Esc」を同時に押す
- 「スタートボタン」を右クリック → 「タスクマネージャー」を選択
▶ 重たいアプリの見つけ方と対処法
- タスクマネージャーを開いたら、「プロセス」タブをクリック
- 「CPU」「メモリ」「ディスク」などをクリックして、使用量が多い順に並べ替える
- 上位にあるアプリをチェック!
もし「使っていないのに重くなっているアプリ」があれば、右クリックで「タスクの終了」を選んで停止することができます。
※ただし、Windowsの重要なプロセスを終了しないよう注意!
タスクマネージャーの詳しい使い方やショートカットキーの一覧は、以下の記事でくわしく解説しています。
👉 パソコンのタスクマネージャーの使い方|Windowsでのショートカットも紹介
▶ 自動起動アプリもチェックしよう!
毎回パソコン起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、それだけで遅くなります。
- タスクマネージャーの「スタートアップ」タブを開く
- 「影響」が「高」になっているアプリを見直す
- 不要なものを右クリック → 「無効化」でオフにできます!
✔ まとめ
- タスクマネージャーを使えば、パソコンを重くしているアプリを特定できる
- 不要なアプリは「タスクの終了」や「スタートアップの無効化」で対処
- 定期的にチェックすることで、パフォーマンスが安定します!
6. 最終手段:システムの初期化(リカバリ)
ここまでの対策を試してもパソコンの不調が改善しない場合、**最終手段として「システムの初期化(リカバリ)」**を考えましょう。
これは、パソコンを購入したときの状態(工場出荷時)に戻す方法で、多くのソフトウェアトラブルを解決できます。
ただし!この操作を行うと、保存されているデータやアプリがすべて消えてしまうので、事前にバックアップを取ることがとても重要です!
▶ リカバリをする前にやっておくこと
- 写真や動画、文書などの大事なファイルを外付けHDDやUSB、クラウド(OneDriveやGoogleドライブ)に保存
- Officeや年賀状ソフトなど、再インストールが必要なソフトのライセンスキーを控えておく
- メールのデータやお気に入りの設定も必要に応じてバックアップ
▶ Windows11での初期化手順(かんたん)
- スタートメニュー → 「設定」→「システム」→「回復」
- 「このPCをリセットする」をクリック
- 「すべて削除する」を選ぶ(※個人データも消えます)
- あとは画面の指示に従って進めるだけ!
💡「個人用ファイルを保持する」オプションを選べば、データを残してWindowsだけを再インストールすることも可能です。
✔ まとめ
- 初期化は、パソコンの動作不良を一発で直せる強力な手段
- ただし、大事なデータは必ずバックアップしてから行おう
- なるべく最後の手段として検討しよう
大事なデータが消えないように、初期化前にはしっかりバックアップを取りましょう。
👉 OneDriveの同期解除方法まとめ|安全に停止する手順を解説
✅ まとめ:パソコンの不調は自分で直せる!
パソコンが重い・不安定になる原因は、ハードの故障ではなく、ソフトの問題であることが多いんです。
今回ご紹介した手順を順番に試すことで、初心者の方でもパソコンのパフォーマンスを改善できます!
🎯 本記事のチェックリスト
- ✅ システムファイルを修復(SFC・DISM)
- ✅ SysMainを無効化して不要な動作をカット
- ✅ ディスクの掃除&エラーチェックで快適に
- ✅ メモリ診断でブルスクやフリーズを防止
- ✅ タスクマネージャーで重いアプリを特定
- ✅ 最終手段:初期化で一発リセット!
パソコンが元気を取り戻すことで、作業効率もストレスも段違いになりますよ!
他にもWindowsの高速化テクニックを知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
👉 パソコンが遅い・動かないときのチェックリスト|初心者でもできる対処法まとめ
また、SSDの寿命や劣化が原因で動作が不安定になるケースもあります。気になる方はこちらもチェック!
👉 SSDの寿命はどれくらい?知らないと損する基礎知識と長持ちさせるコツ
よくある質問(FAQ)
- QSFCとDISMはどちらから先に実行すればいい?
- A
基本的には「SFC」→「DISM」の順に実行するのがおすすめです。SFCで解決できない場合に、DISMで補強する形になります。
- QSysMainを無効にするとデメリットはある?
- A
高速なSSDを使っている場合、ほとんどデメリットはありません。HDDの場合は、起動時間に少し影響が出ることがあります。
- Qディスククリーンアップはどれくらいの頻度でやるべき?
- A
月に1回程度のペースで十分です。大きなアップデートの後や、容量不足を感じたときにもおすすめです。







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