はじめに
「スマホだけで確定申告ができたら便利なのに…」そんな声に応えるように、いまはパソコンがなくてもスマートフォン1台で確定申告を完了できる時代になりました。
しかも、医療費控除やふるさと納税、副業の申告といった年末調整では済まない手続きも、すべてスマホからe-Taxで提出できます。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」やマイナポータル連携がどんどん進化したおかげで、必要な情報の自動入力も増え、手間もミスもぐっと減りました。
とはいえ、初めてスマホで確定申告する人にとっては、専門用語や手順が少し複雑に感じることもあります。私も最初は「マイナンバーカード方式ってなに?」「どこで電子署名するの?」と迷ってしまいました。
そこでこの記事では、初めての方でもスムーズに進められるように、スマホで確定申告するために必要な準備から、e-Taxで送信するまでの流れをわかりやすく解説していきます。
会社員の控除申告、副業収入、ふるさと納税、医療費控除、住宅ローン控除など、さまざまなケースにもしっかり対応しています。記事の流れに沿って手を動かせば、最後まで迷わずに申告できるはずですよ。
それでは、一緒にスマホでの確定申告を始めていきましょう!と力になれるはず。準備から提出まで、私と一緒に進めていきましょう✨
1. スマホで確定申告できる条件と必要なもの
まずは、スマホで確定申告をするために「何が必要なのか」をサッと整理しておきましょう。ここを押さえておくと、このあと迷わずスムーズに進められますよ。
スマホで確定申告を始めるときは、国税庁の公式サイトからアクセスできます。
どちらも最新の注意点や対応機能がまとまっているので、初めての方はチェックしておくと安心ですよ。
■ スマホで確定申告できる人は?
実はほとんどの人がスマホ申告に対応しています。会社員の医療費控除やふるさと納税の寄附金控除、副業収入の申告なども問題なくスマホで手続きできます。
さらに、2024年以降は対応範囲が大きく広がり、マイナポータル経由で取得できる証明書類も増えています。そのため、手入力がどんどん減り、作業がかなりラクになりました。
■ 必要なもの一覧
- マイナンバーカード(電子証明書が有効なもの)
- NFC対応スマートフォン(iPhone・AndroidどちらでもOK)
- マイナポータルアプリ
- 源泉徴収票・医療費通知・寄附金受領証明書(必要に応じて)
- インターネット環境
特に重要なのが「マイナンバーカードの電子証明書が有効かどうか」。有効期限は発行から5年なので、期限切れになっていないか念のためチェックしておきましょう(役所で無料更新できます)。
■ スマホとマイナンバーカードの読み取りができるか確認
スマホでe-Taxを利用する際は、NFCによるマイナンバーカード読み取りが必須です。iPhone・Androidともに多くの機種が対応していますが、読み取り位置や角度によって失敗することもあります。
2. e-Tax利用のための事前準備
スマホで確定申告をするには、まず「e-Taxを使うための準備」を終わらせておく必要があります。といっても難しい作業ではなく、順番に進めればサクッと完了しますよ。
■ 利用者識別番号を取得する
e-Taxを利用する際に必ず必要になるのが、16桁の「利用者識別番号」。初めての方は、スマホからそのまま取得できます。
取得方法は次の3つです。
- マイナンバーカードを使ってオンラインで取得(一番簡単)
- 「e-Tax開始届出書」をスマホで作成して送信
- マイナポータルから連携して取得する
普段からマイナポータルを利用している方なら、連携して取得する方法がもっともスムーズです。
■ 電子証明書を準備する(マイナンバーカード)
申告データを送信する際には、本人確認のために「電子証明書」が必要です。これはマイナンバーカードの中に入っているので、特別な準備は必要ありません。
ただし、カード交付時に設定したパスワードを使うため、次の3種類を思い出しておきましょう。
- 署名用電子証明書(英数字6〜16桁)
- 利用者証明用電子証明書(数字4桁)
- 券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)
特に署名用パスワードは5回間違えるとロックされてしまうので、心当たりがない場合は事前にメモで確認しておくと安心です。
■ マイナポータルアプリをインストール
スマホ申告では、このアプリが“心臓部”になります。マイナポータルから源泉徴収票や保険料控除証明書を自動取得できるので、入れておくと作業量が一気に減ります。
インストール後は、動作確認のために一度アプリを開いておくのもおすすめです。
■ スマホのNFCをオンにする
マイナンバーカード読み取りにはNFCが必要なので、設定から「NFC」または「非接触IC」をONにしておきましょう。

ここまで準備が整えば、スマホで確定申告するための下準備はバッチリ。
マイナンバーカード読み取りを安定させたい人へ
スマホで確定申告をする際に、多くの方が最初につまずくポイントが「マイナンバーカードの読み取りがうまくできない…」という問題です。
NFCの位置はスマホによってバラバラなので、カードとピタッと合わないと読み取りが失敗しやすいんですよね。私も最初は手で支えていたのですが、微妙にズレて何度もやり直す羽目になりました。
そこでおすすめなのが、カードとスマホの位置を固定できるスタンドを使う方法です。両手が空いて安定するので、読み取り成功率がグッと上がります。
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読み取りのストレスが一気に減るので、「毎年カード読み取りでつまずく…」という方にぜひ使ってみてほしいアイテムです。
3. マイナポータル連携のやり方
スマホで確定申告をするうえで、作業を一気にラクにしてくれるのが「マイナポータル連携」です。これを使うと、源泉徴収票や保険料控除証明書など、必要なデータを自動で取得してくれるので、手入力の手間がほぼなくなるんですよ。
しかも、入力ミスも防げるので、初心者の方ほど連携しておくのがおすすめです。
■ マイナポータル連携をすると何ができる?
- 源泉徴収票の内容を自動取得
- 生命保険料控除などの証明書データを取り込み
- 医療費通知のデータ連携
- ふるさと納税(寄附金控除)のデータを自動反映(対応自治体)
2024年以降は取得できる情報がさらに増え、「入力するより確認するだけ」の感覚で進められるようになっています。
■ スマホで連携する手順
手順はシンプルで、次の流れに沿えばOKです。
- マイナポータルアプリを開く
- 「もっとつながる」から e-Tax を選択
- マイナンバーカードを読み取り連携を許可
- 確定申告書等作成コーナーに戻り、連携データを反映
これだけで、取得できるデータが申告画面に自動で入ります。特に源泉徴収票の読み取りは本当にラクなので、「入力が面倒で後回しにしがち…」という人ほど助かりますよ。
■ 家族のデータを取得したい場合
家族分の控除証明書を取り込むときは、マイナポータル上で「代理人設定」を行う必要があります。
一度設定しておけば、来年以降も同じように自動取得できるので、毎年の手間を大きく減らせます。
■ XMLデータがある場合は読み込みも可能
医療費通知やふるさと納税の一部は、自治体・保険会社から「XMLファイル」で提供されることがあります。この場合は、スマホに保存したファイルを読み込むだけで自動反映できます。
マイナポータル連携と合わせて使うと、手入力がほとんど不要になるのでとっても便利です。

次は、いよいよスマホで確定申告書を作成する具体的な手順を見ていきましょう!
4. スマホで申告書を作成する具体的な手順
ここからは、実際にスマホを使って確定申告書を作成する手順を、最初から最後まで順番に見ていきますね。画面の流れをイメージしやすいように、ポイントも交えながら解説します。
スマホ申告の基本の流れは次のとおりです。
- 申告の準備(作成コーナーへアクセス)
- 所得の入力
- 控除の入力
- 納税額の確認
- 住所・氏名などの基本情報確認
- 送信して提出
それぞれ詳しく見ていきましょう。
■ 手順1:申告準備
まずは、スマホのブラウザから「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。画面の「作成開始」をタップすると、申告書の種類を選べる画面に移動します。
- 会社員で控除のみ → 「所得税」
- 副業の収入がある → 「所得税」
- 個人事業主(青色・白色) → 「決算書・収支内訳書+所得税」
提出方法の選択では、必ず「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選びます。そのあと、マイナポータル連携を行う流れになります。
■ 手順2:収入・所得金額を入力する
ここでは、給与・副業・年金など、自分に該当する所得をすべて選択します。
源泉徴収票がある場合は、スマホのカメラで撮影して読み取ると自動入力されるのでとてもラクですよ。読み取り精度もかなり高く、手動入力で起きがちなミスを防げます。
副業がある人は「雑所得」または「事業所得」に分類されます。クラウドソーシングやアフィリエイト収入もここに含まれます。
■ 手順3:控除の入力
ここが申告でもっとも時間がかかる部分ですが、マイナポータル連携をしていれば、すでに取得済みの控除情報が自動で反映されます。
代表的な控除は次のとおりです。
- 医療費控除
- ふるさと納税(寄附金控除)
- 生命保険料控除
- 社会保険料控除
- 住宅ローン控除(初年度)
自動反映されている内容を確認し、必要に応じて追加入力します。
■ 手順4:納税額(または還付額)を確認
すべての入力が終わると、税金の増減額が自動計算されて表示されます。医療費控除や寄附金控除を入力すると、ここで「還付金額」が増えていることが多いので、ちょっと嬉しい瞬間です。
納税が必要な場合は、次の納付方法から選べます。
- ダイレクト納付(口座振替)
- インターネットバンキング
- クレジットカード納付
- スマホアプリ納付(上限30万円)
■ 手順5:基本情報を確認・入力
氏名・住所・電話番号などが自動入力されているか確認します。初めての申告や住所変更があった場合は、入力・修正が必要になります。
最後にマイナンバーを入力しますが、ここは手入力なので間違えないように気をつけてくださいね。
■ 手順6:申告書内容を最終確認して送信
最後に「申告書等を表示する」で全体を確認し、特記事項があれば入力します。
その後、e-Tax送信画面に切り替わるので、案内に沿ってマイナンバーカードの読み取りを行い、「送信する」をタップすれば提出完了!

提出後は「申告書の控え」を保存しておくのを忘れないようにしましょう。PDFで保存しておくと、後から見返すときに便利です。
5. ケース別にやるべき入力ポイント
ここからは、確定申告でよくあるケースごとに「どこを入力すればいいの?」「何を準備すればいいの?」というポイントをまとめていきますね。あなたの状況に合わせてチェックしてみてください。
■ 医療費控除の場合
1年間で支払った医療費が一定額を超えると使える制度です。「控除の入力」画面で、次のように進めます。
- 「医療費控除を適用する」を選ぶ
- 医療費通知データ(マイナポータル)を読み込む
- 通知に含まれていない医療費がある場合は手入力で追加
マイナポータル連携をしていれば、医療費通知が自動で反映されるので、入力の手間が大きく減ります。
■ ふるさと納税(寄附金控除)の場合
こちらもスマホで簡単に申告できます。やり方は次のとおり。
- 「寄附金控除」の欄を選択
- 自治体から届いた「寄附金受領証明書」の内容を入力
- 対応している自治体ならマイナポータル連携で自動反映
ワンストップ特例制度を使わなかった場合は、忘れずに入力しておきましょう。
■ 住宅ローン控除(初年度)
初年度のみ確定申告が必要です。入力は「住宅借入金等特別控除」の項目です。
ただし、次の書類だけは電子提出できないため、税務署へ持参または郵送が必要です。
- 不動産売買契約書の写し
- 登記事項証明書(原本)
- 住宅ローンの年末残高証明書
スマホで申告しても、書類提出の流れがある点だけ覚えておきましょう。
■ 個人事業主(白色・青色)
事業所得がある場合は、「決算書・収支内訳書」を作成してから所得税の申告をします。
- 白色 → 収支内訳書
- 青色 → 青色申告決算書
青色申告特別控除(最大65万円)を受けるには、電子申告(e-Tax)必須なのでスマホでも問題ありません。
■ 副業がある会社員(20万円問題)
副業収入がある場合は、次のどちらかの所得に分類します。
- 雑所得:スキル販売・アフィリエイト・ポイ活など
- 事業所得:継続性・独立性のある副業
「20万円以下なら申告不要」という話がありますが、住民税は別扱いなので注意が必要です。原則として所得があるなら申告が必要と考えておくと安全です。

このように、ケースによって入力する場所は少しずつ違いますが、スマホならガイドに沿って操作できるので迷いにくいですよ。
確定申告の理解を深めたい人におすすめの参考書
控除の入力や必要書類のチェックをしていると、「これって本当に合ってるのかな…?」と不安になることってありますよね。スマホでの申告はとても便利ですが、税金の仕組みそのものが分かっていないと迷いやすい場面もあります。
そんなときに役立つのが、確定申告のルールや考え方をやさしくまとめた1冊。スマホ作業の補助として手元に置いておくと、疑問をその場でサッと解消できます。
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スマホの操作に慣れていない人でも、この本があると落ち着いて作業を進められるので、確定申告に不安がある方にとてもおすすめです。
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確定申告の作業は、入力や確認が多くて意外と時間がかかりますよね。スマホだけで手続きを進めるなら、できるだけ“快適に”“ストレスなく”作業したいところです。
これ1台で充電・スタンドの両方をこなせるので、確定申告のような“長時間の画面操作”と相性抜群です。MagSafe対応で、スマホを置くだけでピタッと安定してくれるのも魅力です。
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6. 送信後に必ずやること
申告書を送信したら「これで終わり!」と思いがちですが、実はあと少しだけやるべき大切な作業があります。ここを忘れてしまうと、申告が正しく受理されなかったり、後から慌てることになってしまうことも。
送信後にチェックするポイントを順番に見ていきましょう。
■ e-Taxの「受信通知」を必ず確認する
申告書を送信した直後に表示されるのは“受付完了”のメッセージですが、これはあくまで形式的なもの。正式に受理されたかどうかは、e-Taxの「メッセージボックス」で確認します。
数分〜数時間後に「受信通知」が届くので、必ず次の手順で確認してくださいね。
- e-Taxにログイン
- メッセージボックスを開く
- 「受信通知」が届いているか確認
もし内容に不備があった場合は、ここにエラー内容が表示されるので、修正して再提出すればOKです。
■ 還付金の受け取り方法をチェック
還付がある場合は、申告画面で指定した銀行口座に振り込まれます。通常は2〜4週間ほどで入金されることが多いですよ。
口座番号に誤りがあると振り込みができないため、申告前の確認がとても大切です。
■ 書類は5〜7年間保存する
確定申告に使用した書類(源泉徴収票、領収書、寄附金の証明書など)は、申告期限の翌日から5〜7年間の保存が義務づけられています。

スマホ申告でも紙の書類は必要になる場面があるため、PDFと一緒に自宅でも保管しておきましょう。
7. よくあるトラブルと対処法
スマホでの確定申告は便利ですが、実際のところ「ここでつまずきやすい」というポイントがいくつかあります。事前に知っておくと慌てずに解決できるので、代表的なトラブルとその対処法をまとめました。
■ マイナンバーカードが読み取れない
一番多いトラブルがこれ。原因はスマホのNFC位置がずれているケースがほとんどです。
対処法は次のとおり。
- NFC(タッチ決済)をONにする
- スマホの裏面中央〜上部にカードをゆっくり重ねる
- スマホケースを外す(厚みで反応しにくい場合あり)
- スタンドでカードとスマホを固定する
特に「固定する」のが一番効果的で、読み取り成功率が大きく上がります。
■ マイナポータル連携に失敗する
次に多いのが、連携途中で読み取りが止まってしまうケース。以下をチェックしてみましょう。
- マイナポータルアプリのバージョンが最新か
- ブラウザのタブを開きすぎていないか
- 再度アプリを立ち上げ直す
アプリとブラウザを頻繁に行き来する手続きなので、アプリ側の再起動が意外と効果的です。
■ 源泉徴収票の読み取りがうまくいかない
カメラで読み取る場合、照明の反射や紙のゆがみでエラーになることがあります。
対策は以下のとおり。
- 明るい場所で、影が入らないように撮影する
- 紙を平らに置く
- 文字が小さい場合は少し距離を離して撮影する
■ e-Tax送信時にエラーが出る
送信時のエラーは、電子証明書の有効期限切れが原因のことが多いです。
確認するポイントは次の3つ。
- マイナンバーカードの電子証明書の有効期限
- 署名用電子証明書のパスワードが正しいか
- スマホの通信状態が安定しているか
有効期限切れの場合は市区町村窓口で更新できますので、慌てずに手続きしましょう。
まとめ
今回は、スマホだけで確定申告を完了させるための流れを、準備から提出までまるっと解説しました。実際にやってみると、「思ったより簡単!」と感じる方が多いのがスマホ申告の良いところです。
特に、マイナポータル連携を使うと源泉徴収票や控除証明書の入力がほとんど自動になるので、例年よりずっとスムーズに進められますよ。
この記事で紹介した読み取りスタンドや充電ステーションを使えば、作業も安定してストレスなく進められるはずです。確定申告は一年に一度の作業なので、少しでも快適にできる環境を整えておくのがおすすめです。
私も最初は不安だらけでしたが、仕組みが分かれば落ち着いて進められるようになりました。あなたもきっと大丈夫。ぜひ今年はスマホ申告でラクに済ませちゃいましょうね✨
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よくある質問(FAQ)
- Qスマホだけで青色申告の65万円控除は受けられますか?
- A
はい、受けられます。e-Taxによる電子申告が要件なので、スマホ申告でも問題ありません。ただし、帳簿付けの内容は別途整えておく必要があります。
- Qマイナンバーカードの読み取りに毎回失敗します…どうすれば?
- A
NFCの位置ズレが原因のことが多いです。スマホケースを外す、NFCをONにする、そして読み取りスタンドを使うことで安定しやすくなります。
- Qふるさと納税の寄附金控除は、スマホだけでできますか?
- A
はい、できます。寄附金受領証明書の内容を入力するか、対応自治体の場合はマイナポータル連携を使えば自動反映できます。







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