「どこ選んでるか、わからない」を解決するテク
会議中にExcelの画面を共有していて、
「今、どのセルを選択してるのか分かりにくいなぁ…」と思ったこと、ありませんか?
特に表が大きいと、どの行や列を見てるのか、パッと見では分かりづらいですよね。
「ん?そこってC列だっけ?」「あれ、今見てるのって5行目?」みたいに、
参加者がモヤモヤしちゃうのはよくあることです。
そんなときに役立つのが、選択しているセルの「行」や「列」に自動で色を付ける方法です。
このテクニックを使えば、選んだ場所がひと目でわかるようになるので、
画面共有してるときでも「今どこ見てるのか」がグッと伝わりやすくなります。
たとえば会議資料で数字を比較するとき、行と列に色がついていれば、
「この売上のデータ、東京支店の4月分だな」と一発で判断できますよね。
しかもこの方法、ちょっとした**条件付き書式とVBA(マクロ)**を使うだけ。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、やってみると意外とカンタンなんです。
これから、
- 行にだけ色をつける方法
- 列にだけ色をつける方法
- 行と列の両方に色をつける方法
この3つを順番に紹介していきますので、ぜひ試してみてくださいね!
行だけに色を付ける方法(条件付き書式+VBA)
まずは、選んだセルの“行”だけに色を付ける方法からいってみましょう。
これを設定しておけば、たとえば会議で参加者が画面を見たとき、
「今、横のどのデータを見ているのか」がすぐにわかります。
✅手順1:色をつけたい範囲を選ぼう
まずは色を付けたい範囲をドラッグして選びます。
たとえば「A1からF100」みたいに表全体を選択すると効果的です。
✅手順2:「条件付き書式」から数式ルールを作る
- **Excelの上部メニューから「ホーム」タブ → 「条件付き書式」**をクリック
- 「新しいルール」を選びます
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
- 下の入力欄に以下の数式をコピー&貼り付けましょう:
=ROW()=CELL("row")
🔍この数式の意味
ちょっとだけ説明しますね。
CELL("row")→ 今選んでいるセルの「行番号」を取ってきますROW()→ それぞれのセルがある「行番号」を返します=(イコール)でこの2つが一致していれば色が付きます!
つまり、「今選んでるセルと同じ行にあるセルだけ色を付けてね」と指示してるわけです。
✅手順3:好きな色で塗りつぶす
数式を入力したら、「書式」ボタンをクリックして、好きな塗りつぶしの色を選びます。
会議では薄い黄色や水色など、目に優しくて目立つ色がオススメです。
設定ができたら「OK」→「OK」で完了!
✅手順4:VBAを使って自動更新!
さて、ここまでで行に色は付きますが……
実はこのままだと、セルを選択しても色が切り替わりません。
ここで登場するのがVBA(マクロ)です!
📌VBAの設定方法(とっても簡単)
- Excelシートのタブ名(下の「Sheet1」とか)を右クリックして「コードの表示」をクリック
- 開いた画面で、以下のコードをそのまま貼り付けます:
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Calculate
End Sub
💡コードの意味は?
SelectionChange:セルを選んだときに動くイベントですCalculate:再計算して条件付き書式を反映します
これだけでOK!

画面を閉じてExcelに戻ると、今度からセルをクリックするたびに、その行だけ自動で色が変わるようになります!
📝ワンポイントアドバイス
- この方法は「.xlsm(マクロ有効ブック)」で保存しましょう
- 共有するときは「マクロを有効にする必要があるよ」と一言伝えるのが親切です
列だけに色を付ける方法(条件付き書式+VBA)
今度は、選んだセルの“列”に自動で色を付ける方法です。
たとえば、売上表や勤怠表など「縦にズラーッと並んだデータ」が多い場合に、
「今見てるのが何列目なのか」がすぐにわかると、見やすさが段違いになります。
✅手順1:色を付けたい範囲を選択
先ほどと同じように、表全体(例:A1〜F100など)を選びましょう。
※行に色を付けるときとまったく同じでOKです!
✅手順2:「条件付き書式」で数式ルールを作成
- 「ホーム」→「条件付き書式」→「新しいルール」を選びます
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んでください
- 次の数式を入力しましょう:
=COLUMN()=CELL("col")
🔍この数式の意味
CELL("col")→ 今選択しているセルの「列番号」を取得しますCOLUMN()→ 各セルがある列の番号を返します- この2つを比較して、一致した列に色がつくという仕組みです!
つまり、「今クリックしてる列の縦ラインを目立たせる」ための条件付き書式ですね。
✅手順3:塗りつぶし色を設定
数式を入力したら、「書式」→「塗りつぶし」で色を選びましょう。
こちらも淡いブルーやグリーン系だと視認性が高くておすすめです。
終わったら「OK」→「OK」で設定完了です!
✅手順4:VBAコードを使って色を動的に反映
行のときと同様、セルを選び直したときに色がリアルタイムで更新されるように、
VBAで再計算する仕組みを加えましょう。
📌VBAの手順(行のときと全く同じです)
- シート名を右クリック →「コードの表示」をクリック
- 開いたウィンドウに以下をコピー&貼り付け:
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Calculate
End Sub

これで、セルを選ぶたびに、その列だけ色が付き直るようになります!
列が強調されることで、会議中にどの項目を比較しているかが一目瞭然になるので、
視線のズレや聞き間違いも防ぎやすくなりますよ。
行と列の両方に色を付ける方法(条件付き書式+VBA)
「行も列も、どっちも強調したい!」という場合におすすめなのがこの方法。
この設定をしておくと、選択中のセルに対応する横のライン(行)と縦のライン(列)、
両方に自動で色が付きます。まさに注目ポイントがクロスでハッキリする最強テクです!
✅手順1:既存の条件付き書式をいったん解除
まず、すでに「行だけ」「列だけ」のルールを入れている場合は、
それらを一度リセットしましょう。
- 範囲全体を選択
- 「ホーム」→「条件付き書式」→「ルールのクリア」→「選択したセルからルールをクリア」
これで準備完了です。
✅手順2:色を付けたい範囲を再び選択
例として「A1~F100」のように、表全体をもう一度選びましょう。
✅手順3:「条件付き書式」から数式を設定
- 「ホーム」タブ → 「条件付き書式」 → 「新しいルール」
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
- 以下の数式を入力します:
=OR(ROW()=CELL("row"), COLUMN()=CELL("col"))
🔍数式の意味をかんたんに解説!
ROW()=CELL("row")→ 今選んだセルと同じ行なら色を付けるCOLUMN()=CELL("col")→ 今選んだセルと同じ列なら色を付けるOR→ どちらか片方でも一致していればOK!
つまりこの数式は、選んだセルの「行」または「列」にいるセルをすべて目立たせるということです。
✅手順4:好きな色で塗りつぶし
「書式」ボタンから塗りつぶし色を選びましょう。
目立たせすぎず、でも見失わない「淡いオレンジ」や「パステルグリーン」などがおすすめです。
「OK」を2回押して設定完了!
✅手順5:VBAコードを使って動的に反映
こちらも、これまでと同じコードを使います👇
📌VBAコードを入力
- シート名を右クリック →「コードの表示」
- 下記コードを貼り付け:
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Calculate
End Sub
🎉結果:選んだセルの「行」+「列」に色が付く!
実際にセルをクリックしてみてください。
選択中の行と列がクロスして目立ち、データの比較や確認がとってもしやすくなります!

たとえば「4月の東京支店の売上は?」というような表で、
該当する行と列がピカーッと光るので、見間違いや指摘漏れがなくなりますよ。
注意点と解除方法|色が変わらない?動作が重い?そんなときは…
この方法はとても便利ですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
あとから「動きが変だな?」と感じたときにも、この記事を見返して対処できるようにしておきましょう。
⚠️注意点1:計算負荷が大きくなることも
行や列、両方に色を付ける場合は、条件付き書式の範囲が広いとExcelの動作が重くなることがあります。
特に「1000行以上」のような大規模データで使用する場合、
セルを選ぶたびに再計算が発生するため、スクロールやクリックが遅くなることも。
✅対策のポイント
- 必要な範囲だけにルールを適用する(例:A1〜F100など)
- 会議中だけ有効にして、普段は解除するのもアリ
⚠️注意点2:他の条件付き書式とバッティングすることも
もともと別の条件付き書式を使っているシートにこの設定を追加すると、
ルールが重なって意図しない色表示になる場合があります。
✅対策のポイント
- 条件付き書式の「ルールの管理」から、重なっているルールを整理しましょう
- 優先順位を入れ替えたり、不要なルールは削除してOKです
⚠️注意点3:他の人にファイルを送るときはマクロに注意!
この設定は「VBA(マクロ)」を使っているため、
相手がマクロを無効にしている場合、色が切り替わりません。
✅対策のポイント
- ファイルは **「.xlsm」形式(マクロ有効ブック)**で保存する
- 相手には「マクロを有効にしてくださいね」と一言伝える
- 心配なときは、設定マニュアルを同封しておくと安心です
🧽設定を解除したいときの手順
▷ 条件付き書式の解除方法
- 色を付けた範囲を選択
- 「ホーム」タブ → 「条件付き書式」 → 「ルールのクリア」
- 「選択したセルからルールをクリア」をクリック
▷ VBAコードの削除方法
- シート名を右クリック →「コードの表示」
- 開いたエディタで、先ほど入力した以下のコードを削除します:
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Calculate
End Sub
- ファイルを上書き保存

これで、元通りの状態に戻せます!
この技を使うとどう変わる?
この「行や列に自動で色を付けるテクニック」、
実際に使ってみるとExcelの見え方・使い方がガラッと変わります。
ここでは、ビフォー・アフターの具体的なイメージと、
どう便利になるのかをわかりやすく紹介します!
📄Before:どのセルを見てるのか、ぼんやりしてしまう
たとえば、下のような売上表を会議で共有したとき──
| 地域 | 1月 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 100 | 150 | 200 |
| 大阪 | 80 | 120 | 170 |
| 名古屋 | 90 | 130 | 160 |
進行中に「今どこの数字見てるの?」と聞かれること、ありませんか?
画面上ではセルがほんのり囲まれているだけなので、
横や縦のラインがパッと見でわかりにくいんですよね。
✅After:選んだ行と列がパッと色付き、視線がピタッと合う!
上の表に「行と列の色付けルール」を適用すると──
たとえば「2月・大阪」のセルを選ぶと、
- 行:大阪の行全体が色付き
- 列:2月の列全体も色付き
つまり、「大阪支店の2月の売上」という交差点が強調される状態になります!
🔍どんなシーンで活躍する?
| シーン | 効果 |
|---|---|
| 📊 会議での資料共有 | 今どの数字を見ているのかが一目瞭然で、発言と視線が一致! |
| 💼 チームでのデータレビュー | 指摘箇所がすぐわかり、認識ズレや誤解を減らせる |
| 🧑🏫 Excel初心者の学習支援 | 入力中のセルが目立つので、データ入力ミスを防ぎやすい |
| 🧠 自分の作業にも便利! | たとえば入力チェック時、縦横ラインが追いやすく目が疲れにくい |
🎁ワンポイントアドバイス
このテクは会議中だけでなく、自分が作業するときにも超便利なんです。

とくに複雑な表や、項目がたくさんある管理シートを使ってる人には、
「もうこれなしじゃ無理!」ってくらいの効果があるはずですよ!
マクロ付きテンプレートがあればもっとラク!おすすめの活用法
ここまで読んで「便利そうだけど、設定するのちょっと大変かも…」と思った方もいるかもしれません。
でも安心してください。
一度設定したExcelテンプレートを保存しておけば、何度でも使い回せます!
🗂おすすめの保存方法
- ファイル形式は「Excel マクロ有効ブック(.xlsm)」で保存
- 名前はわかりやすく「ハイライト付きテンプレート.xlsm」などにしておく
- 使うたびにこのテンプレートから「名前を付けて保存」すればOK!
マクロを有効にしておくだけで、次回からはクリックするだけで色が動く状態になります。
繰り返し使う表や資料に最適です。
会議やテレワークでもっと便利に!おすすめアイテム
このテクニックを活用するなら、作業環境も一緒に快適化しませんか?
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よくある質問(FAQ)
- QVBAを使わずに、行や列に色を付ける方法はないの?
- A
条件付き書式だけでは「セルを選択したときに自動で色を変える」ことはできません。
VBAを使うことで、セルを選んだタイミングで再計算(再描画)が実行され、色が切り替わるようになります。
- Qこの設定は他のExcelファイルにも使える?
- A
はい、使えます!
マクロ付きのテンプレート(.xlsm形式)を保存しておけば、別の表にコピーしてもそのまま使えます。
ただし、範囲を選び直して条件付き書式を再設定する必要があります。
- Q他の人にファイルを送ったら色が動かないのはなぜ?
- A
相手のExcel環境でマクロが無効になっている可能性があります。
マクロはセキュリティ上、自動でブロックされることもあるので、
「マクロを有効にしてください」と案内するのがベターです。







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