はじめに|一枚ずつ作るのはもう卒業!
Excelでたくさんのシートを作るとき、こんな経験ありませんか?
「1枚ずつシートを追加して、名前をつけて…気づけば30分も経ってる!」
地味に面倒で、単調な作業。でも手を抜くと後で困る…そんな悩み、よくわかります。
実は、Excelには一括で複数のシートを自動生成する方法があるんです!
店舗名や部署名などをリスト化しておけば、それを元にサクッと一気にシートが完成。
しかもマクロ(VBA)を使わず、標準機能だけで実現できます。
この記事では、そんな便利な「一括シート作成テクニック」を、初心者でも迷わず実践できるようにわかりやすく解説します!
さらに、一括でセルを消す・表を貼るといった便利ワザも紹介していくので、日々の業務がもっとスマートになりますよ。
一括でシートを作成する方法|ピボットテーブル編
それではさっそく、Excelの標準機能を使って複数のシートを一気に作る方法を解説していきます。使うのは「ピボットテーブル」のちょっと意外な機能です!
ステップ1:作成したいシート名をリスト化しよう
まずは、Excelのどこかのシートに「作りたいシート名」を縦にズラッと並べて入力してください。
例えば、こんな感じ:
| 店舗名 |
|---|
| 東京店 |
| 大阪店 |
| 名古屋店 |
| 福岡店 |
このリストが、あとでシート名として使われる元データになります。
ステップ2:ピボットテーブルを作成する
次に、そのリスト全体(見出し含む)を選択して、
画面上部の「挿入タブ → ピボットテーブル」をクリック!
表示されたウィンドウでは以下のように設定します:
- テーブル/範囲 → リストの範囲が自動で選ばれます(確認だけでOK)
- 配置先 → 「新規ワークシート」を選びましょう
設定ができたら「OK」を押します。
ステップ3:「レポートフィルターページの表示」を活用!
新しいシートにピボットテーブルの画面が表示されます。
ここでやるべきことは1つだけ:
- 「店舗名(リストの列名)」をフィルターエリアにドラッグ!
続いて、画面左上のメニューから「ピボットテーブル分析タブ → オプション → レポートフィルターのページを表示」を選択してください。
最後に「OK」を押すと…なんと!
入力したリストの店舗名ごとに、シートが一括で自動生成されます!
✅注意点とコツ
- リストに空白行や重複がないかチェックしておくと失敗が防げます
- 作成されたシートの名前は元リストとまったく同じになります
- ピボットテーブルは新しいシートに作成されるので、元リストのシートは残ります

この方法なら、30枚・50枚のシートでも数クリックで作成完了。
一枚ずつ手動で追加していた頃にはもう戻れませんね!
作成したシートの一括操作方法
一括でシートを作成できたら、次は複数のシートに対して同じ操作をまとめて行う方法を覚えておきましょう。
ここでは、よく使われる「セルの内容削除」と「表の貼り付け」について解説します!
セルの一括削除|複数シートをまとめてクリアする方法
例えば、すべてのシートの「A1」セルの内容だけ削除したい場合、いちいち開いて削除するのは面倒ですよね。
でも、Shiftキーを使えば一発で操作できます!
やり方はこちら:
- 最初の対象シート(例:「東京店」)をクリック
- Shiftキーを押しながら、最後の対象シート(例:「福岡店」)をクリック
→ この操作で、間のすべてのシートが選択されます - シートのどれか1枚を開いて、削除したいセル(例:「A1」)を選択
- Deleteキーを押すだけ!
これで、選択したすべてのシートの「A1」セルの内容が一括で削除されます。
📌ポイント
- この操作中に入力した内容や削除した内容は、すべてのシートに同時に反映されます
- グループ選択中は、シート名のタブに「[グループ]」と表示されるので注意!
表の一括貼り付け|全シートに同じ表をコピー!
業務用のテンプレートやフォーマットなど、全シートに同じ表を貼り付けたいときも、一括コピーが便利です。
手順はこちら:
- まず、コピーしたい表(例:売上表や入力テンプレ)を選択してコピー(Ctrl + C)
- 貼り付けたいシートの最初の1枚を選び、
- Shiftキーを押しながら、最後のシートをクリックして複数選択
- 表の貼り付けたい位置(例:A1セル)を選択
- Ctrl + Vで貼り付け!
これで、選んだすべてのシートに同じ表が、同じ位置に一括で貼り付けられます。
🎉表の「書式」も一緒に反映されるので、見た目の統一感もばっちり!
補足:よくある用語「作業グループへコピー」って?
「作業グループ」というのは、上記のように複数のシートを同時に選択した状態のことを指します。
この状態で操作をすると、1枚分の作業がすべてのシートに反映されるという便利なモードです。

ただし、「すべてのシートに適用されてしまう」ので、選択を解除し忘れると意図しない変更が全シートに及ぶ可能性も。
コピー後は、シートタブを右クリック → 作業グループの解除で、元の状態に戻しましょう。
応用テクニック|他の方法でもできる?
ここまで紹介したピボットテーブルを使った方法は、VBA不要で誰でも使える便利ワザですが、「もっと柔軟に操作したい」「自動化したい」と思った方もいるかもしれません。
ここでは、他のアプローチも簡単にご紹介します!
方法①:VBA(マクロ)を使って自動化する
Excelに少し慣れてきたら、**VBA(Visual Basic for Applications)**を使ってシート作成を自動化する方法もおすすめです。
こんなコードで自動作成できます:
Sub CreateSheetsFromList()
Dim cell As Range
For Each cell In Sheets("リスト").Range("A2:A100")
If cell.Value <> "" Then
Sheets.Add(After:=Sheets(Sheets.Count)).Name = cell.Value
End If
Next
End Sub
このコードを使えば、「リスト」シートのA列に入力された名前をもとに、一括でシートが作成される仕組みです。
📌VBAのポイント
- 「Alt + F11」でVBAエディタを開いてコードを貼り付けます
- マクロの実行には「マクロを有効化」しておく必要があります
方法②:Power Queryで管理する
少し上級者向けになりますが、Power Queryを使って動的にデータを管理し、各シートに展開する方法もあります。
これは、データ分析やレポート用途に向いていて、データを追加すると自動で反映されるのが魅力です。
方法③:GoogleスプレッドシートでApp Scriptを使う
「ExcelじゃなくてGoogleスプレッドシートを使ってるよ!」という方には、Google Apps Scriptを使った自動化もアリ。
スクリプトを使えば、Googleスプレッドシートでも同じように複数のシートを一括生成できます。
function createSheets() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var list = sheet.getSheetByName("リスト");
var names = list.getRange("A2:A").getValues();
for (var i = 0; i < names.length; i++) {
if (names[i][0] !== "") {
sheet.insertSheet(names[i][0]);
}
}
}
どの方法が自分に向いてる?
| 方法 | 難易度 | 柔軟性 | 自動化 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ピボットテーブル | ★☆☆ | △ | × | ◎(初心者向け) |
| VBA(マクロ) | ★★☆ | ◎ | ◎ | ◯(中級者向け) |
| Power Query | ★★★ | ◎ | ◎ | △(上級者向け) |
| Google Apps Script | ★★☆ | ◎ | ◎ | ◯(スプレッドシート派) |

今後もっと業務効率化したい人は、マクロやスクリプトにも挑戦してみると、作業の幅が一気に広がりますよ!
まとめ|もう手作業に戻れない!
Excelで大量のシートを作ると聞くと、「1枚ずつ地道にやるしかない…」と思いがちですが、
今回紹介したピボットテーブルの「レポートフィルターページ」機能を使えば、その考えはもう古い!
たった数ステップで、数十枚のシートが一瞬で完成する快感は一度体験したら戻れません。
しかもVBAなどの難しい知識は不要。Excelの標準機能だけでできるので、初心者でも安心です。
さらに、作ったシートへの表の一括貼り付けやセル削除も、Shiftキーを使った**“作業グループ”の操作**でラクラク。
これらのテクニックを使えば、日々の作業が驚くほどスムーズになります。
📌この記事のポイントまとめ
- シート名リストを作っておけば、自動でシートが生成される!
- 複数のシートをまとめて編集できる「作業グループ」が便利!
- VBAやApps Scriptを使えば、さらなる自動化も可能!

Excelをもっと効率よく使いたいなら、今回のワザはまさに必修。
明日からの作業時間がグッと短縮されること間違いなしですよ!
よくある質問(FAQ)
- Q「レポートフィルターページの表示」がグレーアウトして使えません。どうすれば?
- A
フィルターに設定したい項目(例:「店舗名」)をフィルターエリアにドラッグしてからでないと選べません。まずフィルター欄に項目を追加してみてください。
- Q作成されたシートが全部空っぽですが、これで正解ですか?
- A
はい、正解です!ピボットテーブルの機能では、シート名だけを自動作成します。中身はこれから貼り付けや入力で使っていきましょう。
- Qリストに同じ名前があるとどうなりますか?
- A
Excelは同じシート名を2つ以上作ることができないため、重複しているとエラーになります。リストに重複がないか、事前にチェックしておきましょう。







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