はじめに|復元ポイントってなに?
パソコンを使っていると、こんな経験ありませんか?
「昨日までは普通に動いてたのに、急にアプリが起動しなくなった…」
「Windowsの設定をいじったら、なんかおかしくなった…」
そんなときに役立つのが「復元ポイント」という機能です。
▶ タイムマシンのような安心機能
復元ポイントとは、パソコンのシステム状態を“元に戻せる”ように保存しておく目印のようなものです。
たとえば、ドライバーを更新したあとにパソコンの調子が悪くなった場合、「更新前の状態」に戻すことでトラブルを解決できる可能性があります。
まるでパソコンに“タイムマシン”がついているようなイメージですね。
▶ どんなときに役立つの?
復元ポイントが活躍するのは、こんなシーンです。
- 新しいアプリを入れたら動作が不安定になった
- ウイルス対策ソフトを更新したらネットが繋がらなくなった
- 設定を変更した後、エラーが多発するようになった
このような場面で、あらかじめ作っておいた復元ポイントがあれば、数クリックで以前の正常な状態に戻すことができるのです。

復元ポイントは便利ですが、個人ファイル(写真・文書など)は元に戻りません。
あくまで「システム設定」や「アプリの状態」を巻き戻すものなので、日頃のデータバックアップもあわせて行うことが大切です。
復元ポイントの仕組みとメリット
▶ システムの“スナップショット”を保存する仕組み
復元ポイントとは、簡単に言えばパソコンの“状態”を保存するスナップショットのようなものです。
具体的には次のような情報が保存されます:
- システムファイル(Windowsの中枢部分)
- レジストリ設定
- 一部のドライバーやインストールされたアプリの状態
ただし、文書ファイルや画像・動画などの個人データは保存されません。ここは誤解しやすいポイントなので注意してくださいね。
▶ どんなときに自動で作成されるの?
復元ポイントは、以下のようなタイミングでWindowsが自動的に作成してくれることがあります:
- Windowsアップデートの直前
- アプリのインストール前
- ドライバーの更新前
ですが、この自動作成は無効になっていることもあるため、まずは設定を確認しておくことが大事です(これについては次のセクションで解説します)。
▶ メリット①:手軽にトラブルから復帰できる
パソコンの不調って、突然やってきますよね。「戻す手順がわからない…」と焦る前に、数クリックで以前の状態に戻せるのは非常にありがたい機能です。
特に初心者の方にとっては、**パソコンの“保険”**として心強い存在です。
▶ メリット②:データを消さずに回復できる
復元ポイントによる復元では、写真・文書・音楽などの個人データはそのまま残るため、安心して実行できます。
「せっかく作ったファイルが消えたらどうしよう…」と不安な方にもやさしい機能ですね。
▶ メリット③:再インストール不要のケースも多い
調子が悪くなったアプリやドライバーも、復元によって一時的に巻き戻すことができるので、「アンインストール→再インストール」の手間が省けることも。
ただし、大きな不具合や破損がある場合は復元で直らないこともあります。

それでは次に、「復元ポイントの設定方法」をわかりやすく解説していきますね!
復元ポイントの設定方法(有効化&容量設定)
復元ポイントを活用するには、まず機能を有効化し、保存用のディスク容量を設定しておく必要があります。
この準備をしておかないと、トラブルが起きても「復元できるポイントがない…」という悲劇になりかねません。
ここでは、初めてでも迷わずできるように、ステップごとにていねいに解説していきます!
▶ 手順①:復元ポイント機能を有効にする
- スタートボタンを右クリックし、「システム」をクリックします
- 左側メニューから「システム情報」を開き、「システムの詳細設定」をクリック
- 「システムのプロパティ」が開いたら「システムの保護」タブを選択
- 「保護設定」の中から、Cドライブを選び「構成」をクリック
- 「システムの保護を有効にする」を選択し、「OK」をクリック
これで復元ポイントが自動的に作成されるようになります!
✨ ポイント: 通常はCドライブ(Windowsがインストールされている場所)だけでOKです。Dドライブなどはバックアップや個人データ用なら対象外で問題ありません。
▶ 手順②:ディスク容量の設定を行う
復元ポイントを保存するには、ある程度のディスク容量が必要です。ここで容量が少なすぎると、古い復元ポイントがどんどん上書きされてしまいます。
設定画面で「ディスク領域の使用量」のスライダーを動かし、次のように設定しておきましょう:
- おすすめ容量:10GB前後
- パソコンの空き容量に余裕があれば15GB以上でもOK
- 少なすぎると、肝心なときに使える復元ポイントが消えている可能性あり
最後に「OK」→「適用」とクリックすれば設定は完了です!
▶ 忘れずにチェック!設定が完了したか確認するには?
設定後、「システムの保護」画面に戻って**Cドライブの保護が“有効”**になっていればOK。
今後は、アプリのインストール時やWindows更新時などに自動的に復元ポイントが作成されるようになります。

この設定が終わったら、次は自分で手動で復元ポイントを作る方法も覚えておきましょう!
不調になる前に“お守り”として作っておくと安心ですよ。
手動で復元ポイントを作成する方法
Windowsでは自動的に復元ポイントが作成されることもありますが、自分で好きなタイミングで作成することもできます。
アプリのインストール前やシステムの大きな変更を加える前に、**“今の状態を保存しておく”**ことで、いざというときにすぐ復旧できるようになります。
▶ 手順:たったの3ステップで簡単!
- スタートメニューで「復元」と検索し、「復元ポイントの作成」をクリック
- 「システムのプロパティ」画面の「作成」ボタンをクリック
- 任意の名前(例:「Chromeインストール前」など)を入力して「作成」をクリック
あとは数十秒〜数分で復元ポイントが作成されます。とても簡単ですね!
▶ 作成タイミングの目安
復元ポイントは、次のようなタイミングで作成しておくと安心です。
- 大きなWindowsアップデートの前
- 新しいソフトやドライバーを入れる前
- 不調の兆しが見え始めたとき(エラーが出る、起動が遅い など)
特に調子がいい状態のときに作っておくのが大切です。不具合が起きてから作っても意味がないので注意してくださいね。
▶ 注意点:古い復元ポイントは自動で削除される
復元ポイントはストレージの容量に応じて古いものから自動的に削除される仕組みになっています。
そのため、以下のような場合にはご注意を:
- 容量設定が少なすぎる
- 頻繁にアプリのインストールや更新を行っている
保存しておきたい復元ポイントが**いつの間にか消えていた…**ということがないように、容量設定を10GB以上にしておくのがおすすめです。

ここまでできたら、もしもの時も安心ですね!
次は実際に復元ポイントを使って、過去の状態に戻す手順を紹介します。
システムを復元する手順
パソコンの調子が悪くなったとき、あらかじめ作っておいた復元ポイントを使って以前の正常な状態に戻すことができます。
ここでは、Windows標準の「システムの復元」機能を使って、実際に復元を実行する手順をわかりやすく解説します。
▶ 手順:ウィザード形式だから迷わない!
- スタートメニューを開き、「復元」と入力して検索
表示された「復元ポイントの作成」をクリックします。 - 「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「システムの保護」タブを選択し、「システムの復元」をクリック。
- 「システムの復元」ウィザードが開いたら、「次へ」をクリック。
- 復元ポイントの一覧が表示されるので、戻したい日時の復元ポイントを選択。
※「影響を受けるプログラムのスキャン」をクリックすると、復元によって変更される可能性のあるアプリ一覧が確認できます。 - 復元ポイントを選んだら、「次へ」→「完了」→「はい」をクリックすると、復元が開始されます。
▶ 復元中はパソコンに触らないでOK
復元が始まると、パソコンが自動的に再起動します。
この間、キーボードやマウスには触れずにそのまま待ちましょう。
時間はパソコンの状態によりますが、おおよそ5〜20分程度で完了します。
▶ 完了後は自動でログイン画面に戻ります
復元が正常に完了すると、パソコンが再起動され、Windowsのログイン画面に戻ってきます。
ログイン後に「システムは正常に復元されました」というメッセージが表示されれば成功です!
▶ 注意点:復元前と異なる点もある
- 復元前にインストールされたアプリやドライバーは削除されることがあります
- 復元後に作成したファイルはそのまま残ります(基本的に個人データは影響なし)
📌 ポイント: 復元後にアプリが使えなくなった場合は、再インストールが必要になることがあります。

ここまでで、復元ポイントの作成から実際の復元までの流れは完璧です!
ストアアプリ(UWPアプリ)がおかしくなったときの修復・リセット方法
Windowsに最初から入っているアプリ(UWPアプリ)や、Microsoft Storeからインストールしたアプリは、まれに起動しない・固まる・動作が重いなどの不具合を起こすことがあります。
そんなときは、アプリごとに修復やリセットができる機能を使うと、ほとんどの場合トラブルを解消できます。
▶ アプリの修復手順(データはそのまま)
修復は、アプリの不具合だけを直して設定やデータはそのまま残す方法です。
- スタートメニューを開いて「設定」をクリック
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択
- 問題が起きているアプリ(例:iTunesなど)を探して、右側の「…」ボタン(三点リーダー)をクリック
- 「詳細オプション」を選び、「修復」をクリック
修復が完了すると、自動で閉じられるか「完了しました」と表示されます。
これで多くのアプリは元どおり動くようになります。
💡 修復はデータを消さずに済むので、まず最初に試すのがおすすめです!
▶ アプリのリセット手順(初期状態に戻す)
修復で直らない場合は、リセット機能を使ってアプリを初期状態に戻しましょう。
- 先ほどと同じく「詳細オプション」画面を開く
- 今度は「リセット」をクリック
- 確認メッセージが表示されるので、もう一度「リセット」を選択
これで、アプリは初期状態に戻されます(設定・データは削除)。
⚠ 注意:ログイン情報や保存されたデータが消える場合があるので、重要な情報は事前にメモしておきましょう。
▶ 修復・リセットの使い分けは?
| 状況 | おすすめの方法 |
|---|---|
| アプリが起動しない・たまに止まる | 修復を試す |
| 修復しても改善しない/アプリの設定も初期化したい | リセットを試す |
どんなときに復元機能を使うべき?
「復元ポイント」や「アプリの修復・リセット」は、万能なトラブル解決ツールではありませんが、うまく使えばトラブルを最小限に抑える強力な手段になります。
では、どんな場面で活用すべきかを具体的に見ていきましょう。
▶ こんなときは復元ポイントを使おう!
✅ アプリやドライバーを入れた後に調子が悪くなった
インストールしたソフトが原因で動作が不安定になった場合、復元ポイントを使ってインストール前の状態に戻すのが有効です。
✅ Windowsアップデートのあとに不具合が出た
更新後に起動が遅くなったり、画面が真っ暗になったりした場合、アップデート前の状態に戻すことで改善するケースもあります。
✅ システムの設定を変更してからおかしくなった
レジストリ変更や設定変更が原因でトラブルが起きた場合、復元機能で元の状態に戻すと簡単に解決できます。
▶ アプリの修復・リセットはこんなときに
✅ 特定のアプリだけが動作しない・開かない
パソコンは普通に使えるのに、特定のアプリだけが不安定な場合は、「修復」で直ることが多いです。
✅ 修復でも直らない・設定を全部リセットしたい
それでも直らない場合は、「リセット」で初期状態に戻すことで、再び安定して使えるようになることがあります。
▶ 復元の前に確認しておきたいこと
- 復元ポイントが作成されているかどうか(定期的に手動で作っておくと安心)
- 復元しても最近作成した個人ファイルは消えない(ただし、アプリ設定は変わる可能性あり)
- どうしても改善しない場合は、バックアップと初期化も検討しましょう

トラブルが起きてから慌てるのではなく、「何かある前に復元ポイントを作っておく」ことが最大のポイントです!
まとめ|トラブルに備えて準備しておこう
パソコンは日々いろんな作業をこなしてくれる便利な相棒ですが、突然調子が悪くなることも珍しくありません。
そんなときに「復元ポイント」や「アプリの修復機能」があると、とても心強い存在になります。
今回ご紹介した内容をあらためてまとめると──
✅ 復元ポイントの活用まとめ
- システムの設定やドライバーの変更前に、手動で復元ポイントを作成しておく
- 復元ポイントの自動作成が有効になっているかを確認する
- 容量が不足しないよう、10GB以上のディスク領域を確保する
✅ アプリのトラブル対策まとめ
- **UWPアプリ(ストアアプリ)**が不調な場合は、まず「修復」から試す
- 改善しない場合は、「リセット」で初期化することも視野に入れる
よくある質問(FAQ)
- Q復元ポイントは毎日作成されるの?
- A
いいえ。Windowsアップデートや特定の操作のときに自動で作成されますが、毎日ではありません。大事な操作の前に手動作成するのが安心です。
- Q復元ポイントで個人ファイルも元に戻る?
- A
戻りません。復元されるのはシステムやアプリの状態だけです。写真やドキュメントなどはそのまま残ります。
- Q復元中に電源を切ってしまったらどうなる?
- A
復元が中断されると、Windowsが起動しなくなるリスクがあります。復元中は絶対に電源を切らず、触らずに待ちましょう。







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