【はじめに】
パソコンが急に再起動したり、電源が落ちたりして困ったことはありませんか?「暑さのせいかな?」なんて思うかもしれませんが、実はそれ、メモリの不具合が原因かもしれないんです。
メモリ(RAM)は、パソコンが作業をするときに一時的にデータを保存する「作業机」のような役割を持っています。この部分にトラブルがあると、パソコンがうまく情報を扱えず、予期せぬ動作不良を起こしてしまうことも…。
本記事では、Windows11に標準搭載されているメモリ診断ツールを使って、パソコンの「頭脳」がちゃんと働いているかどうかを確認する方法を、画像なしでも分かるようにやさしく解説します。
「パソコンが最近ちょっと変…?」と感じたら、この記事の手順でチェックしてみてくださいね。
メモリ診断が必要な症状とは?
パソコンを使っていて、こんな症状に心当たりはありませんか?
突然の再起動やシャットダウンが起きる
「作業中に急に電源が落ちた」「再起動が勝手に始まった」──こんなトラブルは、メモリの不良が原因で起きることがあります。
メモリがうまくデータを保持できないと、システムがエラーを検知して、安全のために強制的に再起動したり、シャットダウンしたりするんです。とくに何もしていないのに頻繁に電源が落ちるようなら、疑ってみる価値アリです。
ブルースクリーン(エラー画面)がよく出る
「ブルースクリーン」と呼ばれる青い画面に英語でエラーメッセージが表示されて、パソコンが止まってしまう…。これもメモリが原因のことがあります。
とくに、エラーコードに MEMORY_MANAGEMENT や IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL などの文字が含まれていたら、メモリ診断を行うタイミングです。
アプリが頻繁にフリーズ・強制終了する
普段使っているソフトが頻繁に固まったり、エラーメッセージも出さずに落ちる場合も要注意。メモリ上で処理している途中でエラーが発生し、うまく動かせなくなっている可能性があります。

こういった不安定な動作が増えてきたら、まずはメモリが正常かどうかチェックしてみましょう。次の章では、その診断方法をステップごとに紹介していきます!
Windows11でメモリ診断を実行する方法
Windowsには、標準で「Windows メモリ診断」という便利なツールが用意されています。ここでは、だれでもできるその起動方法と実行手順をご紹介します。
ステップ①:「Windows メモリ診断」ツールを起動する
まずは、診断ツールを起動しましょう。
- キーボードの「Windowsキー」+「Rキー」を同時に押します。
→「ファイル名を指定して実行」というウィンドウが開きます。 - 入力欄に次のように入力します:
mdsched.exe - 「OK」をクリックします。
- 以下のようなメッセージが表示されます:
「コンピューターにメモリの問題があるか確認します」
ステップ②:診断のタイミングを選ぶ
メッセージの下には、2つの選択肢が表示されます。
- 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」
- 「次回コンピューターを起動するときに問題を確認する」
特に理由がなければ、**「今すぐ再起動」**を選びましょう。クリックするとすぐに再起動が始まり、診断が自動でスタートします。
ステップ③:診断中の画面と所要時間
再起動後、青い画面に切り替わり、メモリチェックが始まります。画面には以下のような表示がされます。
- チェックの進行状況(パス1/2 など)
- 発見された問題の数(エラーがあると表示されます)
時間はおよそ5〜15分程度。パソコンの性能やメモリ容量によって前後します。
診断が終わると、パソコンは自動で再起動し、Windowsがいつも通り起動します。

この時点では診断結果は画面に表示されないこともありますので、次に紹介する方法でイベントビューアーを使って結果を確認してみましょう。
診断結果を確認する方法
メモリ診断が終わったあと、「あれ?結果が表示されない…」ということがあります。でも大丈夫。イベントビューアーというツールを使えば、診断結果をあとから確認できます。
ステップ①:イベントビューアーを開く
- スタートボタンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「イベントビューアー」を選びます。
- 左側の一覧から「Windowsログ」をクリック。
- その中にある「システム」を選択します。
ステップ②:診断ログを検索する
- 右側にある「現在のログをフィルター」または「検索」をクリック。
- 表示された検索欄に以下のキーワードを入力:
メモリー ダイアグノスティクス リザルト - 「次を検索」ボタンを押すと、診断結果のログが表示されます。
表示される結果の読み方
たとえば、以下のような内容が表示されることがあります:
- 「メモリ診断によりコンピューターのメモリーがテストされましたが、エラーは検出されませんでした」
これは正常の状態なので、ひと安心ですね!

もし「ハードウェアエラーが検出されました」などの記載がある場合は、メモリに不良がある可能性が高いです。その際は後述する対処法も参考にしてみてください。
エラーが出たらどうする?おすすめの対処法
メモリ診断の結果、もし「エラーが検出されました」と表示されたら──それは「メモリに問題がある可能性が高い」というサインです。でも、焦らなくて大丈夫!ここでは、実際にできる対処法を紹介します。
自分でできる基本チェック
まずは簡単なところから確認してみましょう。
✅ メモリの抜き差しをしてみる
パソコンをシャットダウンし、電源コードを抜いてから、パソコン内部にあるメモリを一度外して、しっかり差し直します。接触不良が原因のことも多いので、これだけで改善する場合もあります。
✅ メモリスロットを変える
メモリを別のスロットに差し替えてみることで、不良スロットが原因だったかどうかを切り分けできます。
✅ 1枚ずつテストする
2枚以上メモリがある場合、1枚ずつ装着してメモリ診断を再実行することで、どちらに異常があるか特定しやすくなります。
メモリの買い替えを検討するなら
物理的な故障が確認できた場合は、メモリの交換が必要です。以下のようなスペックで探すと失敗が少なく済みます。
- 対応規格(例:DDR4、DDR5)
- クロック周波数(例:3200MHz)
- 容量(例:8GB×2)
Amazonや楽天で評価の高い商品を選ぶと安心です。
🛒 Crucial DDR4 16GB(8GB×2)
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【まとめ】
メモリの不調は、パソコンのあらゆるトラブルの“黒幕”になりがちです。再起動、電源オフ、ブルースクリーン、アプリの強制終了…「なんか最近パソコンの調子が悪いな」と感じたら、まずはメモリ診断を試してみてください。
Windows11に標準搭載されている**「Windows メモリ診断ツール」**を使えば、難しい知識がなくてもチェックが可能。再起動と簡単な操作だけで、メモリの健康状態を見極めることができます。
もしエラーが出たら、メモリの抜き差しや交換、あるいは修理や買い替えを検討してみましょう。放置していると、大事なデータが消えてしまうリスクもあるので、早めの対応がとても大切です。
パソコンは私たちの“相棒”。メモリという「記憶力」がちゃんと働いているか、たまには健康診断してあげましょう!
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よくある質問(FAQ)
- Qメモリ診断にはどれくらい時間がかかりますか?
- A
通常は5〜15分程度で完了します。ただし、メモリ容量が多い場合やパソコンの性能によっては、30分以上かかることもあります。途中で止めず、じっくり待ちましょう。
- Qメモリ診断ツールはパソコンに負荷がかかりますか?
- A
診断中はパソコンの通常操作はできませんが、パーツに悪影響を与えるような負荷はかかりません。安心して実行して大丈夫です。※診断中は電源を切らないように注意してください。
- Qメモリにエラーが出たまま使い続けたらどうなりますか?
- A
パソコンが頻繁にフリーズしたり、データが破損したり、最悪の場合は起動できなくなることもあります。エラーが出た場合は、早めの対処(修理・交換)を強くおすすめします。
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