はじめに|Outlookでメール設定に困っていませんか?
Outlookでメールの設定をしようとしたときに、
「パスワードが通らない…」
「送信はできるけど、受信ができない」
「会社のメールがうまく同期されない」
――こんな経験、ありませんか?
Outlookは多機能で便利な反面、最初の設定がちょっと難しく感じることもあります。
特にプロバイダーのメールアドレスや会社から支給されたメールアカウントを使う場合、サーバーの設定やポート番号、暗号化方式など、細かい部分でつまずいてしまう方が少なくありません。
この記事では、Windows11でOutlookを使う際に必要な基本設定や便利な機能、送受信エラーが出たときの対処法まで、わかりやすく8つのステップでまとめています。メール初心者の方でもすぐに実践できるように、1つずつ丁寧に解説しますのでご安心ください。
Outlookをもっとスムーズに、もっと快適に使いこなすために、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
1. Outlookでプロバイダメールを設定する手順
プロバイダのメールをOutlookで使えるようにするには、最初にアカウントの設定を行う必要があります。ここでは、自動設定と手動設定の両方の手順をわかりやすく解説します。
✅ Outlookの起動とアカウント追加
- スタートメニューを開き、「Outlook」を検索して起動します。
- 初回起動時は「アカウントの追加」画面が表示されるので、プロバイダから提供されたメールアドレスを入力します。
- 「接続」をクリックし、メールのパスワードを入力します。これはプロバイダーから郵送されてくる書類やメールに記載されています。
- 正しく入力できていれば自動的に接続が始まり、アカウントの追加が完了します。
✨補足:複数のメールアドレスを管理したい場合は、追加画面で他のアドレスも続けて設定可能です。
🛠 手動で設定する場合(POP/SMTP設定)
自動でうまく接続できなかった場合は、手動で設定を進めましょう。
▶ 受信メールサーバー(POP)の設定
- 「ファイル」タブ → 「アカウント設定」 → 「サーバーの設定」をクリックします。
- 「受信メール」タブで以下のように入力します:
| 項目 | 内容の例(プロバイダにより異なります) |
|---|---|
| ユーザー名 | 自分のメールアドレス |
| パスワード | プロバイダ提供のパスワード |
| サーバー | メールアドレスの「@」以降の部分(例:mail.○○.ne.jp) |
| ポート番号 | 110(※SSLありの場合は995) |
- 入力後、「次へ」をクリックし、正常に完了すればOKです。
▶ 送信メールサーバー(SMTP)の設定
- 同じく「アカウント設定」画面から「送信メール」タブを開きます。
- 以下の内容を確認・入力します:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サーバー | 受信と同じく「@以降」のアドレスまたはsmtp.○○.ne.jpなど |
| ポート番号 | 25, 587, 465, 2525のいずれか(推奨は587) |
| 暗号化方式 | STARTTLSまたはSSL(プロバイダにより異なる) |
- 設定後、「次へ」→「完了」をクリックすると送信設定も完了です。
📌 ワンポイントアドバイス
- SSL/TLSの有無やポート番号はプロバイダーごとに違うので、必ずサポートページを確認するのが安全です。
- 「メールの送信はできるけど受信できない」「逆に受信はできるけど送信できない」といった場合は、ポートや認証設定の間違いが原因であることがほとんどです。
2. Outlookの迷惑メール設定のやり方
毎日届く大量のメールの中には、迷惑メールやスパムが混じっていることもありますよね。Outlookでは、そういったメールを自動で振り分けてくれる「迷惑メールフィルター」を設定することができます。
ここでは、Outlookの迷惑メール対策の基本設定と、安全に使うためのポイントをご紹介します。
✅ 迷惑メールの設定画面を開く方法
まずは設定画面を開いてみましょう。
- 受信トレイで任意のメールを右クリックします。
- 表示されたメニューから「迷惑メール」→「迷惑メールのオプション」を選択します。
すると、「迷惑メールのオプション」というウィンドウが表示されます。
🔧 迷惑メールフィルターのレベルを選ぶ
設定画面では、次の4つのオプションから自分に合ったレベルを選ぶことができます。
| 設定レベル | 説明 |
|---|---|
| 自動処理なし | 迷惑メールフィルターを無効化。受信拒否リストに登録したアドレスだけがブロックされます。 |
| 低 | あまり迷惑メールを受け取らない人向け。最低限のフィルター。 |
| 高 | 迷惑メール対策を強化したい人におすすめ。ただし、通常メールも迷惑メール扱いされる可能性あり。 |
| セーフリストのみ | 登録した信頼できる送信者やドメインからのメールだけを受信。かなり厳しめの設定です。 |
🧾 セーフリストと受信拒否リストを活用しよう
▶ 信頼できる相手は「差出人セーフリスト」に登録
- メールを右クリック →「迷惑メール」→「差出人をセーフリストに追加」で簡単に登録できます。
▶ スパムは「受信拒否リスト」へ
- 繰り返し迷惑メールを送ってくるアドレスは、同様に「受信拒否リスト」に追加しておきましょう。
🛡 ワンポイント:誤判定メールの対処法
ときどき、普通のメールが間違って迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。
その場合は:
- 「迷惑メール」フォルダを開きます。
- 誤って振り分けられたメールを右クリック →「迷惑メール」→「迷惑メールではない」に変更します。

これで次回以降、その差出人からのメールが正しく受信トレイに届くようになります。
3. メールが送受信できない時の対処法
Outlookでメールを設定したのに「送れない」「届かない」といったトラブル、ありますよね。
でも大丈夫。ほとんどの場合は、設定を見直すだけで解決できます!
ここでは、Outlookでメールが送受信できないときのよくある原因と解決方法をわかりやすく紹介します。
✅ まず試したい!アカウントの修復機能
Outlookには、トラブルを自動で直してくれる「修復」機能があります。
🔧 アカウントの修復手順
- Outlookを開き、「ファイル」タブをクリック
- 「アカウント情報」から、問題のあるメールアドレスを選びます
- 「アカウントの修復」をクリック
Outlookが自動的に設定をチェックし、問題があれば修正してくれます。
🛠 手動で設定を修正したい場合
「修復」ボタンでうまくいかなかったときは、手動で設定を確認しましょう。
- 「アカウントの修復」画面で「詳細オプション」をクリック
- 「自分で自分のアカウントを修復する」にチェックを入れて「修復」へ進みます
- POP/IMAP、SMTPのサーバー名、ポート番号、暗号化方式などを確認・修正します
📌 よくある送受信エラーの原因と対処
| トラブル内容 | 原因の例 | 解決方法 |
|---|---|---|
| メールが送れない | SMTP設定ミス | ポート番号(587など)やサーバー名を再確認 |
| メールが受け取れない | POP/IMAP設定不備 | ポート110(POP)や995(SSL)をチェック |
| 認証エラーが出る | パスワード違い | メールパスワードを再入力 or プロバイダに確認 |
| 送受信ともにできない | インターネット接続エラー | 他サイトにアクセスできるかチェック |
🧠 補足:プロバイダによって異なる設定もある
プロバイダ(OCN、So-net、niftyなど)によって、使用するサーバー名やポート番号が微妙に異なります。正確な情報は、プロバイダ公式サイトやサポートガイドで確認しましょう。

送受信ができないと焦ってしまいますが、設定を一つひとつ見直すことでちゃんと解決できますよ!
4. メッセージの作成形式を変更する方法
Outlookでは、メールの見た目や互換性を左右する「メッセージ形式」を自分で選ぶことができます。
文章が崩れたり、画像が表示されなかったり…そんなトラブルを避けるためにも、用途に応じた形式選びが大切です。
📄 選べる3つのメッセージ形式とは?
Outlookで選べるのは、以下の3種類です:
| メッセージ形式 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| HTML形式 | 画像や色付き文字、リンクなどリッチな表現が可能 | 見た目も整ったメールを送りたい人向け |
| リッチテキスト形式(RTF) | 太字や下線は使えるが、Outlook以外ではレイアウトが崩れやすい | 基本的には非推奨 |
| テキスト形式 | 装飾なしのシンプルな文字だけのメール | 文字だけで十分&互換性重視の人向け |
✅ 設定手順|メッセージ形式を変更する方法
- Outlookを開いて「ファイル」タブをクリック
- 左側メニューから「オプション」を選択
- 「メール」カテゴリを開き、「次の形式でメッセージを作成する」という項目を探します
- プルダウンから「HTML形式」「リッチテキスト形式」「テキスト形式」の中から選択
- 「OK」をクリックして設定完了!
📝 注意ポイント
- HTML形式はデザイン性が高く人気ですが、まれに古いメーラーでうまく表示されないこともあります。
- 逆にテキスト形式は確実に読める反面、色や画像が使えないのでシンプルすぎると感じることも。
- ビジネスメールでは「HTML形式」がおすすめ。社内やお客様にも見やすく整ったメールが送れます。

メッセージ形式を変えるだけで、メールの印象は大きく変わります。相手にとっても読みやすいメールを心がけたいですね!
5. 添付画像の保存方法
「メールに届いた写真をパソコンに保存したい」
そんなとき、Outlookを使えば簡単に画像を取り出して保存することができます。
ここでは、添付ファイルの基本的な保存方法と、複数画像を一括で保存するテクニックを紹介します。
📥 添付画像を1枚だけ保存する方法
- Outlookで画像が添付されたメールを開きます
- 添付ファイルの右側に表示されている「▼マーク(下向き矢印)」をクリック
- 「名前を付けて保存」を選びます
- 保存先フォルダ(例:ピクチャ)を選択し、ファイル名を確認して「保存」ボタンをクリック
→ これで画像ファイルがパソコンに保存されました!
📂 複数の画像をまとめて保存したいときは?
複数の画像が添付されている場合は、いちいち1つずつ保存するのは面倒ですよね。
そんなときは以下の方法がおすすめです。
🔄 複数画像を一括保存する手順
- 添付ファイル部分で右クリックします
- 「すべての添付ファイルを保存」を選択
- すべての添付ファイルが一覧で表示されるので、必要なものにチェックを入れます(全選択もOK)
- 保存先を指定して「OK」をクリック
→ 一気にすべての画像を保存できます!
📌 補足:保存した画像の確認方法
画像を保存した後は、エクスプローラーで保存先のフォルダ(例:ピクチャ)を開くと確認できます。画像ファイルは通常、JPEGやPNG形式で保存されるので、ダブルクリックですぐに開けますよ。

「せっかく送ってもらった画像が見つからない!」ということがないように、保存先フォルダは自分でわかりやすい場所にしておくのがコツです。
6. メールアドレスを連絡先に追加する方法
毎回メールアドレスを入力するのが面倒…
そんなときは、Outlookに連絡先(アドレス帳)として登録しておくととても便利です。相手の名前を入力するだけで候補が出てきたり、会社・部署・電話番号などの情報も一括管理できますよ。
ここでは、Outlookでメールアドレスを簡単に連絡先に追加する方法を紹介します。
📌 方法①:ドラッグ&ドロップで登録する
- Outlookで、登録したい相手から届いたメールを開きます
- メールウィンドウの上部にある「差出人名(メールアドレス付き)」をクリックしてつかみます
- そのまま画面左下の「連絡先」アイコンへドラッグ&ドロップ!
→ 自動的に連絡先入力画面が開きます。
📝 入力画面で追加できる情報
表示される入力フォームでは、以下のような情報を自由に追加できます:
- 名前(姓・名)
- メールアドレス(複数登録もOK)
- 勤務先名
- 部署名
- 役職
- 電話番号(会社・携帯・自宅など)
- メモ欄(「○○さんの秘書」など覚え書きに便利)
入力が終わったら、右上の「保存して閉じる」ボタンをクリックすれば完了です。
💡 方法②:差出人を右クリックして追加する
もっと簡単に登録したい場合は、この方法も使えます:
- 受信トレイで、追加したい人からのメールを右クリック
- 「差出人をOutlookの連絡先に追加」をクリック
- 自動的に情報が反映された連絡先カードが表示されます
- 必要なら追加情報を入力して「保存」
🧠 ワンポイントアドバイス
- 名前だけでなく、役職や会社名を入れておくと後から検索しやすくなります。
- よくやり取りするお客様や社内の担当者は、電話番号なども登録しておくとOutlookの連携機能で便利に使えます。
7. Outlookデータのバックアップと復元(インポート/エクスポート)
パソコンを買い替えるときや、いざというときの備えに「Outlookのバックアップ」はとても大切です。
Outlookでは、メール・連絡先・予定表などを**.pstファイル**という形式でまとめて保存し、あとから別のパソコンに移すことができます。
ここでは、エクスポート(保存)とインポート(復元)の手順を初心者にもわかりやすく紹介します。
💾 データのバックアップ(エクスポート)方法
▶ 手順
- Outlookを開き、左上の「ファイル」タブをクリック
- メニューから「エクスポート」→「インポート/エクスポート」を選択
- 「ファイルにエクスポート」を選び「次へ」
- 「Outlookデータファイル(.pst)」を選択し「次へ」
- バックアップしたいフォルダー(例:受信トレイ、連絡先)を選択
- 「サブフォルダーも含む」にチェックを入れ、「次へ」
- 「参照」ボタンから保存先を選び(例:デスクトップ)、ファイル名を入力
- 「完了」をクリック
- 必要であればパスワードを設定(スキップも可能)
→ .pstファイルが保存されます。
🔁 データの復元(インポート)方法
▶ 手順
- Outlookを開き、「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」
- 「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択し「次へ」
- 「Outlookデータファイル(.pst)」を選択して「次へ」
- 「参照」ボタンからエクスポートした.pstファイルを選び、「開く」→「次へ」
- インポート先を選んで「完了」
→ 以前のメールや連絡先、予定などがOutlookに復元されます!
🧠 ワンポイント:保存場所はUSBや外付けHDDに
バックアップファイルは、USBメモリや外付けHDD、クラウドストレージ(OneDriveなど)に保管しておくのがおすすめです。パソコンが壊れても安全に復元できますよ。

「パソコンを買い替えたらメールが全部消えてた…」なんてことにならないように、定期的なバックアップを習慣にしておくと安心です。
8. Outlookの便利な時短機能:定型文とAIの活用
毎日のメール作業、「同じ内容を何度も打っている…」「ちょっとした入力ミスが多い…」そんな悩みを持っていませんか?
Outlookには、メール作成をグッと時短できる便利機能がいくつも用意されています。
ここでは特におすすめの「定型文(クイックパーツ)」と「AIによる予測入力」の使い方をご紹介します。
💡 定型文(クイックパーツ)の使い方
「いつも書いているあいさつ文」「よく使う署名や注意書き」など、毎回同じ文章はクイックパーツに登録しておくと便利です。
▶ 登録方法
- 新規メール作成画面を開きます
- 定型文として使いたい文章を入力
- 対象の文章を選択した状態で、上部メニューから「挿入」→「クイックパーツ」→「選択範囲をクイックパーツギャラリーに保存」をクリック
- 名前を付けて「OK」で完了!
▶ 呼び出し方法
新規メール作成時に「挿入」→「クイックパーツ」から登録済みの文をクリックするだけ!
🤖 AI予測入力(文章候補の自動提案)
Outlook(Microsoft 365版)では、入力中にAIが文章を予測して提案してくれる「テキスト予測」機能が搭載されています。
▶ 使い方
- 何か入力を始めると、グレー文字で候補が自動表示されます
- 候補を採用したい場合は、Tabキーを押すだけ!
▶ 有効/無効の切り替え方法
- 「ファイル」→「オプション」→「メール」を選択
- 「テキスト予測を使用する」にチェック(またはチェックを外して無効化)
📌 こんな人におすすめ!
- ビジネスメールで同じ文を何度も入力している方
- タイピングにあまり自信がない方
- 時短したいけどミスは減らしたい方
🔗 関連記事

これらの時短テクを使いこなせば、メール対応が驚くほどスムーズになりますよ!
✅ まとめ|Outlookをもっと快適に使おう
Outlookはメールを送るだけでなく、仕事や日常を効率化する便利な機能が満載です。
今回ご紹介した以下の8項目を押さえるだけでも、Outlookの使い心地は大きく変わります。
- プロバイダメールの設定
- 迷惑メールの振り分け
- 送受信エラーの対処法
- メール作成形式の変更
- 添付画像の保存方法
- 連絡先への登録方法
- データのバックアップと復元
- 定型文&AI予測入力による時短術
「設定が難しそう」と感じていた方も、ひとつずつ試してみればきっと簡単に感じられるはずです。
🔗 あわせて読みたい関連記事
- 【初心者向け】Outlook(new)の使い方完全ガイド|初期設定・POP/SMTP・署名・振り分けも解説
- 【Windows11対応】Outlookの使い方完全ガイド2!メールの送受信・CC/BCC・転送まで初心者向けに解説
- 【Windows11】タスクバーに年が出ない?日付と時刻の年数を表示に戻す方法
- 【Windows11】コンピューター名の確認&変更方法|ネットワーク識別に便利な設定手順を解説!
- 【Windows11】PDFファイルに印を押す方法!電子印鑑の作り方&カスタムスタンプの使い方
よくある質問(FAQ)
- QOutlookでプロバイダメールの送受信ができないとき、何を確認すればいい?
- A
サーバー名やポート番号、パスワードの入力ミスがよくある原因です。プロバイダ公式サイトの設定例を参考に見直してみましょう。
- QOutlookのバックアップファイル(.pst)はどこに保存するのが安全?
- A
USBメモリ、外付けHDD、またはクラウド(OneDriveなど)がおすすめです。パソコンが壊れても安心して復元できます。
- Qクイックパーツに登録した定型文は複数のPCで共有できますか?
- A
直接はできませんが、クイックパーツのテンプレートファイル(NormalEmail.dotm)をエクスポートすれば、他のPCにコピーできます。







※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。