1. はじめに|「パソコンをまっさらにしたい!」そんなときの解決法
「このパソコン、なんだか重くて動きが悪いな…」
「いろいろ試したけど、結局一度スッキリ初期化したい」
そんなときにぴったりなのが、Windows11のクリーンインストールです。
クリーンインストールってなに?
簡単に言うと、パソコンを買ったばかりの状態に近づける作業です。
でも注意したいのは、普通の「リセット」とはちょっと違うということ。
▶ 通常の「PCのリセット」
⇒ メーカーの初期アプリや設定がそのまま残ります。
▶ 「クリーンインストール」
⇒ Windowsだけが入っていて、あとは完全に「まっさら」な状態。メーカー製のソフトも一切ナシ!
なので、昔インストールした謎のアプリや、いつの間にか設定されていた変なツール、
そしてWindows Insider Programのような特別な環境も、きれいサッパリ消えてくれます。
こんな人におすすめ!
- パソコンを売る前に中身を完全に消したい
- もう一度ゼロからきれいに使い始めたい
- システムの不調があって、改善したいけど原因がわからない
- Windows Insiderなど、通常のリセットじゃ戻せない状態を消したい
一見むずかしそうに見えますが、手順さえ守れば意外とカンタン!
この記事では、USBメモリを使ってクリーンインストールする方法を、丁寧にやさしく解説していきます。
「ちょっと不安だけど、自分でできたらカッコイイかも」
そんな気持ちが少しでもあるなら、ぜひ一緒にチャレンジしてみましょう!
2. クリーンインストールに必要な準備
クリーンインストールは、一気にパソコンを初期化する作業なので、事前の準備がとても大切です。
「あとから気づいた…」では済まないこともあるので、以下をしっかりチェックしましょう!
✅必要なものリスト
| 必要なもの | 理由 |
|---|---|
| 8GB以上のUSBメモリ | インストールメディアを作るために必須。中のデータは全部消えるので注意! |
| 安定したインターネット接続 | Windowsの公式ツールをダウンロードするため |
| 別の正常なパソコン | クリーンインストール用USBを作成するために必要 |
| バックアップ用の外付けHDDやクラウド | 大事なデータを失わないための保険 |
💡準備①:USBメモリは必ず「空」にしておく
USBメモリは最低8GB以上、できれば16GB以上の容量があるものを使いましょう。
そして、メディア作成中に中のデータはすべて消去されます。
なので、大切なファイルが入っていないか、念のためもう一度確認してください。
💡準備②:データのバックアップは必須!
クリーンインストールをすると、すべてのデータが消えます。
大切な写真、動画、ドキュメント、メール設定など…「消えちゃった!」とならないように、しっかりバックアップしておきましょう。
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バックアップの方法には、次のような方法があります:
- 外付けHDDやUSBにコピー
- OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドサービスに保存
- クローンソフトで丸ごと保存(上級者向け)
💡準備③:必要なアカウント情報やソフト一覧をメモ
- Microsoftアカウントのメールアドレスとパスワード
- 再インストールしたいソフト(Office、LINE、ブラウザなど)の名前
- プロダクトキー(Officeなど必要な場合もあり)
これらをメモしておくと、あとから「ログインできない!」という事態を防げます。

準備がしっかりできたら、いよいよ次はWindows11のインストールメディアを作成していきます!
3. Windows11インストールメディアを作成する方法
さて、準備が整ったら、次はUSBメモリにWindows11を入れる作業です。
これは「インストールメディアの作成」と呼ばれ、Microsoft公式のツールを使えば簡単にできます。
「むずかしそう…」と思ったあなたも安心してください!
ここからは、順番に画面を見ながら進めるだけでOKです。
🎯ステップ①:Microsoft公式サイトにアクセス
- ブラウザを開いて、検索バーに「Windows 11 ダウンロード」と入力
- 一番上に出てくるMicrosoftの公式ページを開く
- 「Windows 11 のインストールメディアを作成する(Media Creation Tool)」の欄を探して、「今すぐダウンロード」をクリック
🎯ステップ②:Media Creation Toolを起動する
- ダウンロードした
MediaCreationTool.exeをダブルクリックして実行 - 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら「はい」をクリック
- 「適用される通知とライセンス条項」が出るので、「同意する」を選びます
🎯ステップ③:言語とエディションを選ぶ
次の画面で以下を確認しましょう:
- 言語:日本語
- エディション:Windows 11
変更せずそのままでOKなことがほとんどです。「次へ」をクリック。
🎯ステップ④:USBフラッシュドライブを選択
- 「USB フラッシュ ドライブ」を選択(ISOファイルではありません!)
- 「次へ」をクリックすると、接続中のUSBメモリが表示されます
- 正しいドライブを選んで「次へ」→ インストールメディアの作成が始まります
💡注意点:USBの中身はすべて削除されます!大事なデータが入っていないかもう一度確認しましょう。
⏳ステップ⑤:完了するまで待とう
処理は10~30分程度かかります。作業中はUSBメモリを抜かないでください。
「完了」と表示されたら、「完了」をクリックしてツールを終了しましょう。
これで、Windows11のインストール用USBメモリが完成です!
💡補足:USBが認識されないときは?
- 他のUSBポートに差し替える
- 別のUSBメモリで試す
- 再起動してからやり直す
などの対策を試してみてくださいね。
4. USBからWindowsをクリーンインストールする方法
インストール用USBメモリが完成したら、いよいよパソコンにWindows11をまっさらな状態で入れ直す作業です。
この工程では、パソコンをUSBメモリから起動して、インストーラーを実行します。
一つずつ手順を見ていきましょう!
🎯ステップ①:パソコンの「再起動」をカスタマイズ
- 今使っているWindowsのスタートメニューを開きます
- 「設定」→「システム」→「回復」をクリック
- 「PCの起動をカスタマイズする」の項目で「今すぐ再起動」を選択
ここでパソコンは再起動し、青い画面(回復オプション)が表示されます。
🎯ステップ②:USBから起動する
- 「デバイスの使用」→「USBドライブ」を選択
- パソコンがUSBから起動し、Windowsインストールの画面が表示されます!
💡もしUSB起動ができない場合は、「BIOS/UEFI」から起動順序を変更する必要があります。
多くのパソコンでは起動時に F2 や Delete キーを押すことで設定画面に入れます。
🎯ステップ③:インストーラーの初期設定を進める
インストールが始まったら、以下の画面が表示されます。
- 言語:日本語
- 時刻と通貨の形式:日本
- キーボードまたは入力方式:Microsoft IME(日本語)
すべて確認して「次へ」をクリック → 「今すぐインストール」をクリックしましょう。
🎯ステップ④:プロダクトキーについて
インストール中に「プロダクトキーの入力」が出てくることがあります。
▶ すでにWindows11を使っていたPCの場合
→ 「プロダクトキーがありません」をクリックすればOK!
ライセンスは自動的に再認証されます。
▶ 初めてインストールするPCの場合
→ お手持ちのプロダクトキーを入力してください。
🎯ステップ⑤:Windowsのエディションを選ぶ
- 「Windows 11 Home」や「Windows 11 Pro」など、自分の環境に合ったものを選択
- 「次へ」→ ライセンス条項にチェックを入れて「次へ」
ここまでは簡単な選択作業です!
🎯ステップ⑥:インストールの種類で「カスタム」を選ぶ
ここがクリーンインストール最大のポイントです!
必ず以下の項目を選んでください:
🔵「カスタム:Windows のみをインストールする(詳細設定)」

これを選ぶことで、PC内の不要アプリやデータをごっそり削除して、まっさらなOSだけをインストールできます。
5. インストール場所の選択とフォーマットの重要性
ここからがクリーンインストールの心臓部ともいえる大事な工程です。
「どこにインストールするか?」をきちんと指定して、古いデータを完全に削除する必要があります。
🎯ステップ①:インストール先のパーティションを確認
インストーラーが「Windowsをどこにインストールしますか?」と聞いてきます。
この画面には、あなたのパソコンの中にあるドライブ(ストレージ)の情報がずらっと表示されます。
- 「ドライブ0 パーティション1 システム」
- 「ドライブ0 パーティション2」
- 「ドライブ1」など…
📌ポイントは、「一番容量が大きい」パーティションを見つけること。
通常、Cドライブ(システムが入っていた場所)はここになります。
🎯ステップ②:フォーマットを実行しよう
ここでフォーマットをしないと、クリーンインストールになりません!
古いアプリや設定がそのまま残ってしまうことも。
- インストールしたいパーティションを選択(例:ドライブ0 パーティション2)
- 下の「フォーマット」をクリック
- 「このパーティション内のすべてのデータが削除されます」という警告が出たら、「OK」をクリック
💡複数のパーティションがある場合は、「削除」で全部消してひとつにまとめることもできます(中級者向け)
🎯ステップ③:「次へ」でインストール開始!
フォーマットが終わったら「次へ」をクリック。
ここからはWindowsが自動的にインストールを進めてくれます。
パソコンは何度か再起動しながら、約10〜30分ほどで作業が完了します。
📝インストール中の注意点
- 電源を切ったり、USBを抜いたりしないでください
- ノートPCの場合は電源アダプターを接続した状態で進めましょう

インストールが完了すると、Windowsのセットアップ画面が表示されます。
ここまで来れば、あと一息です!
6. インストール後の初期設定
Windows11のインストールが完了すると、自動的にパソコンが再起動して、初期設定画面が表示されます。
ここからは、あなたのパソコンを使える状態に仕上げていく工程です。
難しい設定はありませんので、ひとつずつ順番に進めていきましょう!
🎯ステップ①:地域・キーボードの設定
まず表示されるのは地域と言語の確認です。
- 地域:日本
- キーボードレイアウト:Microsoft IME(日本語)
問題なければ「はい」をクリック。
2つ目のキーボードレイアウトの追加は「スキップ」でOKです。
🎯ステップ②:PC名の設定(スキップ可)
「このPCに名前を付けましょう」と出てきますが、ここは後からでも設定できるので、**「スキップ」**しても大丈夫です。
🎯ステップ③:ネットワークに接続する
Wi-Fiに接続できる画面になります。
ここでネットに繋がないと、Microsoftアカウントのサインインができません。
- 家のWi-Fiを選んでパスワードを入力
- 有線LANの場合は自動的に接続されます
🔌この段階でネットに繋がらないと、設定が進められない点に注意!
🎯ステップ④:Microsoftアカウントでサインイン
ここで、以下の2つの選択肢があります:
- 既存のMicrosoftアカウントでサインイン
- 新しく作成する
サインイン後に「このデバイスを新しいものとして設定しますか?」と表示されたら、**「新しいデバイスとして設定」**を選ぶのがポイント。
これで過去の環境を引き継がず、クリーンな状態を維持できます。
🎯ステップ⑤:PINコードの作成
サインイン後、パソコンのロック解除に使う「PINコード」を求められます。
これは数字のみのパスコードで、ログインを簡単にするもの。4〜6桁くらいでOKです。
🎯ステップ⑥:プライバシー設定など
いくつかの設定画面が続きます。
- 位置情報の有効/無効
- 広告のカスタマイズ許可
- 音声認識・診断データの送信 など
これらはすべて後からでも変更可能なので、特にこだわりがなければ「次へ」をどんどん進めてOKです。
🎯ステップ⑦:その他の提案(スキップ可)
- OneDriveの設定
- PCから電話を使用する
- Microsoft 365やGame Passなどの紹介
これらも必要がなければ「スキップ」「今は実行しない」で問題ありません。

すべての初期設定が終わると、Windows11のデスクトップ画面が表示されます。
これで、クリーンインストールはすべて完了です!
7. クリーンインストール後にやるべきこと
クリーンインストールが無事に終わって「やったー!新品みたい!」と思ったら、もうひと手間です。
Windows11が使える状態にはなっていますが、快適に使うには初期設定やアップデートが必要です。
ここでは、最初にやっておきたいことを順番に紹介します!
✅1. Windows Update を実行する
まずはパソコンを最新の状態にアップデートしましょう。
手順:
- スタートメニュー → 設定(⚙)を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
これで必要な修正プログラムやドライバが自動的にインストールされます。
📝 再起動を何度か求められることもあるので、しっかり終わらせてから次に進みましょう。
✅2. ドライバの確認
ディスプレイやWi-Fi、Bluetoothなどの機能がうまく動かない場合、ドライバが原因かもしれません。
確認方法:
- デバイスマネージャーで黄色い⚠マークがないかチェック
- 必要に応じて、メーカーサイトから最新ドライバをダウンロード
✅3. 必要なアプリをインストールする
クリーンインストール直後は、ブラウザもOfficeも入っていません。必要なものを自分で入れ直します。
よく使う定番アプリの例:
- Google Chrome / Edge / Firefox(ブラウザ)
- Microsoft Office / WPS Office(オフィス系)
- LINE / Zoom(コミュニケーション系)
- セキュリティソフト(※無料でも可)
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✅4. バックアップデータの復元
インストール前に外付けHDDやクラウドに保存していたデータを戻しましょう。
- 写真、動画、ドキュメント
- ブックマークやパスワード(ブラウザ設定)
- メールデータやアカウント設定
💡OneDriveを使っていた人は、アカウントにサインインするだけで復元できる場合もあります。
✅5. セキュリティ対策を整える
Windows11には標準の「Windows セキュリティ」がありますが、より安心したい人はウイルスバスターやESETなどの専用ソフトを導入するのも◎。

これで、あなたのPCはまっさらで快適な状態に!
一度クリーンインストールを覚えれば、不具合のときの強力なリセット手段として心強い味方になりますよ。
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よくある質問(FAQ)
- Qクリーンインストールと初期化(リセット)の違いは?
- A
初期化はメーカー製のソフトや設定を含めた“出荷時状態”に戻す方法です。
一方、クリーンインストールはWindowsのみを完全に入れ直すので、本当に「まっさら」な状態になります。
- Qプロダクトキーが見つからないけど大丈夫?
- A
はい、大丈夫です。
すでにWindows11が正規認証されたPCなら、再インストール時に「プロダクトキーがありません」を選べば、自動的に認証されます。
- Qフォーマットしないと何がまずいの?
- A
古いアプリや設定ファイルがそのまま残ってしまうことがあります。
クリーンインストールをする意味が薄れてしまうので、**必ず「フォーマット」**を行いましょう。







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