1. はじめに|「+1855」からの着信、出ても大丈夫?
スマホに突然「+1855」からの着信が表示されたら、ドキッとしますよね。
「海外の知り合いかな?」「仕事関係かも…」と一瞬迷って出てしまう人も少なくありません。
しかし、この番号をはじめとする**「+1」から始まる国際電話の多くは、詐欺や迷惑行為が目的の可能性が高い**のです。特に最近は、+1855や+1833、+1844などの番号を悪用した事例が全国で増えています。
手口は巧妙で、架空請求やなりすまし、さらには折り返しを誘う「国際ワン切り詐欺」など、被害に遭うと金銭や個人情報が狙われます。しかも、一度でも折り返してしまうと高額な国際通話料を請求されるケースも。
本記事では、+1855からの着信の正体と危険性、そして出てしまった・折り返してしまったときの対処法をわかりやすく解説します。安全にスマホを使い続けるためにも、まずは正しい知識を身につけておきましょう。
2. 国際電話詐欺の代表的な手口
国際電話を悪用した詐欺は、番号や発信元を巧妙に偽装し、受けた側に不安や興味を持たせて行動させるのが特徴です。ここでは代表的な手口を紹介します。
1. 架空請求詐欺
「サイト利用料の未納」「有料サービスの滞納」など、存在しない請求を理由に支払いを迫る詐欺です。
「支払わなければ法的手続きを行う」といった脅し文句で焦らせ、コンビニ決済や電子マネーでの支払いを誘導します。
2. 警察官や役所を装うなりすまし
「あなたのスマホが事件に使われている」などと言い、身分証明書や個人情報の提供を求めるケースです。
本物の警察や役所が電話で個人情報を要求することはほぼありません。
3. 国際ワン切り詐欺
1コールだけ鳴らして切り、相手に「何だろう?」と折り返させます。
折り返すと高額な国際通話料が発生し、犯人側に利益が渡る仕組みです。
4. 宅配業者を名乗る偽メッセージ
実在する企業(例:DHL)を装い、「不在のため荷物を持ち帰った」「再配達のため番号を押してください」と案内する音声が流れます。
指示通りに操作すると、詐欺業者につながり個人情報を抜き取られる危険性があります。

次は、出てしまった・折り返してしまったときに何が起こるのか、その危険性について解説します。
3. 出てしまった・折り返してしまったときの危険性
もし誤って+1855などの国際電話に出てしまった、または折り返してしまった場合、以下のようなリスクが考えられます。
1. 高額な通話料金の請求
日本国内での着信は原則無料ですが、折り返しで発信した場合は国際通話扱いとなり、高額な通話料が発生します。
特にワン切り詐欺の番号にかけ直すと、数分の通話でも数千円~数万円になることもあります。
2. 個人情報の流出
会話の中で名前・住所・生年月日・口座番号などを伝えてしまうと、別の詐欺や不正利用に悪用される恐れがあります。
相手が日本語や英語で巧みに話しかけ、自然な会話の流れで情報を聞き出すケースもあります。
3. 振り込め詐欺やなりすまし被害への発展
一度でも連絡を取ってしまうと、「つながる相手」としてリスト化され、別の番号や手口で何度も連絡が来る可能性があります。
結果として、架空請求・警察官なりすまし・金融詐欺などの被害に発展するケースがあります。

海外で着信・通話をすると着信側にも料金がかかる場合があります。海外旅行や出張中に国際詐欺電話を受けた場合は、料金面でも被害が拡大しやすくなります。
4. 安全な対処法
不審な国際電話に遭遇したときは、落ち着いて以下の手順で対応しましょう。
被害を防ぐためには「出ない・折り返さない」が鉄則です。
1. 原則「出ない」「折り返さない」
知らない国際番号からの着信は、たとえ急ぎそうに見えても出ないことが最も安全です。
特に+1855や+1833などの番号は、詐欺電話の事例が多数報告されています。
2. 番号をネットで検索する
「大事な用事だったかも…」と不安になったら、着信番号をGoogleなどで検索しましょう。
口コミや注意喚起ページが表示されれば、危険な番号かどうかすぐに判断できます。
3. 個人情報は絶対に伝えない
電話口で名前・住所・生年月日・金融機関情報などを求められても、一切答えないことが重要です。
相手が宅配業者や役所を名乗っても、その場で対応せず正規の窓口に自分からかけ直すようにしましょう。
4. 着信拒否設定を行う
同じ番号から繰り返し着信がある場合は、スマホの着信拒否機能でブロックしましょう。
- iPhoneの場合
電話アプリ → 履歴 → 対象番号の右にある「i」アイコン → 発信者を着信拒否 - Androidの場合
電話アプリ → 履歴 → 対象番号を長押し → ブロックして迷惑電話として報告(機種によって異なる)

万が一、情報を話してしまった場合はすぐに最寄りの警察署や消費生活センターに相談してください。
早めの行動が被害の拡大を防ぎます。
5. 防止策と日常での注意点
国際電話詐欺を防ぐためには、日頃からの備えが大切です。以下のポイントを押さえておけば、被害に遭う確率をぐっと下げられます。
1. 国際番号の見分け方を覚える
- 日本の国番号は +81。
- +1(アメリカ・カナダ)、+44(イギリス)、+63(フィリピン)など、見慣れない国番号からの着信は要注意です。
- 特に+1855や+1833は、実際には「アメリカ・カナダの一部番号形式」ですが、詐欺電話に悪用されるケースが多く報告されています。
2. 海外渡航時・海外SIM利用時は設定を確認
- 渡航前に国際ローミングの発着信制限を設定する。
- 必要がない場合は国際通話機能をオフにしておくことで、誤って発信してしまうリスクを減らせます。
3. 迷惑電話対策アプリを活用
- 「Whoscall」や「Truecaller」など、迷惑電話の可能性がある番号を事前に表示・警告してくれるアプリを利用すると安心です。
- 一部キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)でも、迷惑電話防止サービスを提供しています。
4. 留守番電話は聞くだけなら料金不要
- 日本国内で留守電を再生する場合は通話料が発生しません。
- 不審な国際番号からの留守電は、折り返さずに内容を確認するだけに留めましょう。
5. 定期的に迷惑電話フィルタを更新
- セキュリティアプリや迷惑電話フィルタは、定期的なアップデートで最新の危険番号情報を取得できます。
- 更新を怠ると、新しい詐欺番号に対応できない場合があります。
6. まとめ
+1855や+1833などからの国際電話は、その多くが詐欺や迷惑行為を目的としています。
着信に出ても、また折り返しても、高額な通話料の発生や個人情報の流出といった深刻な被害につながる可能性があります。
大切なのは、
- 知らない国際番号には出ない・折り返さない
- 番号を調べて安全を確認してから対応する
- 個人情報は一切伝えない
- 必要なら着信拒否や迷惑電話対策アプリを活用する
という基本ルールを徹底することです。

詐欺電話は手口を変えながら常に進化しています。日常的な注意と正しい知識が、自分や家族を守る一番の防御策です。
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よくある質問(FAQ)
- Q+1855からの電話はすべて詐欺ですか?
- A
必ずしも全てが詐欺とは限りませんが、個人や企業と事前にやり取りをしていない限りは出ないのが安全です。実際、+1855や+1833の番号は詐欺電話に悪用された事例が多数報告されています。
- Q出てしまっただけで料金はかかりますか?
- A
日本国内での着信に応答しただけなら、料金はかかりません。ただし、海外滞在中や国際ローミング設定中の場合、着信側にも料金が発生することがあります。
- Q折り返してしまった場合、どうすればいいですか?
- A
すぐに通話を終了し、通話履歴や明細を確認してください。高額請求が予想される場合は、早めに契約している携帯電話会社へ連絡し、状況を説明しましょう。また、相手に個人情報を話してしまった場合は、警察や消費生活センターへの相談も忘れずに行いましょう。







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