1. はじめに
マイナンバーカードをもっと便利に使える方法をご存じですか?
これまでは役所やコンビニで住民票や各種証明書を取得するたびに、カード本体を持ち歩く必要がありました。ところが「スマートフォン用電子証明書」を登録しておけば、スマホひとつで手続きが完結します。
たとえば外出先で「証明書が必要になった!」というときでも、コンビニのマルチコピー機でサッと発行。スマホがあれば、わざわざカードを取りに帰る手間がなくなるのです。
この記事では、スマートフォン用電子証明書の登録手順と、不要になったときの失効(解除)方法を初心者にもわかりやすく解説します。
「やってみたいけど難しそう…」と思っている方も、これを読めば迷わず設定できるはずです。
2. スマートフォン用電子証明書とは?
スマートフォン用電子証明書とは、マイナンバーカードの電子証明書機能をスマホにコピーして使えるようにする仕組みです。
本来、オンライン申請や証明書発行にはマイナンバーカード本体が必要ですが、この証明書をスマホに登録しておくと、カードなしで同じ機能を利用可能になります。
主なメリット
- コンビニで証明書を発行できる
住民票や印鑑証明などを、スマホだけで認証して取得可能。 - オンライン手続きがスマホ完結
年金、税務、子育て関連など、マイナポータルを使った各種申請がカードレスで可能。 - 持ち歩き不要で紛失リスク軽減
カード本体を持ち運ぶ必要がなくなり、落とす・忘れるといった心配が減ります。
対応機種
現時点(2025年8月)ではAndroid 11以上の一部機種のみ対応しています。
お使いのスマホが対応しているかどうかは、マイナポータル公式サイトの対応機種一覧で確認するのが確実です。
使える場面の例
- 引っ越しや婚姻届提出後に、急きょ住民票を取得したいとき
- 確定申告や補助金申請をスマホから行うとき
- 平日忙しくて役所に行けないときのオンライン申請

「スマホでマイナンバーカード機能を使える」というだけでも、日常のちょっとした不便がかなり解消されます。
3. 登録に必要な準備
スマートフォン用電子証明書を使い始めるには、事前にいくつかの準備が必要です。これらをそろえてから作業を始めると、途中で手が止まらずスムーズに進められます。
1. マイナンバーカード本体
- 有効期限内であることが必須です。
- 有効期限切れや未発行の場合は、市区町村の窓口で更新・発行手続きを行ってください。
2. 署名用電子証明書のパスワード
- マイナンバーカードを受け取ったときに設定した、6〜16桁の英数字パスワードです。
- 忘れてしまった場合は、市区町村窓口で再設定が必要です。
3. 対応スマートフォン
- 現時点ではAndroid 11以上の一部機種のみ対応しています。
- 機種ごとの対応状況は、マイナポータル公式ページで確認できます。
4. マイナポータルアプリ
- Google Playストアからインストール、または最新版にアップデートしておきましょう。
- アプリは無料で利用できます。
5. 安定したインターネット接続環境
- Wi-Fi推奨ですが、通信速度の安定したモバイルデータ回線でも可。
- 登録中に通信が途切れるとエラーになることがあるため、安定環境が重要です。

これらの準備が整えば、次は実際の登録手順に進めます。
4. 登録方法
ここからは、マイナポータルアプリを使ってスマートフォン用電子証明書を登録する手順を説明します。操作はシンプルですが、パスワード入力やカード読み取りがあるため、落ち着いて進めるのがコツです。
1. マイナポータルアプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧から「マイナポータル」を起動します。
2. メニューを開く
画面右下の「メニュー」アイコンをタップします。
3. 「スマホ用電子証明書を申請する」を選択
表示される一覧から「スマホ用電子証明書を申請する」をタップします。
4. 必要事項を確認
利用規約や注意事項が表示されるので、内容を読み、必要な項目にチェックを入れます。不要な項目は外しても構いません。
5. 「確認しました」にチェックして申請開始
「確認しました」にチェックを入れ、「申請する」ボタンをタップします。
6. パスワード入力
市区町村で設定した**署名用電子証明書パスワード(6〜16桁の英数字)**を入力し、「申請する」をタップします。
7. マイナンバーカードを読み取る
スマホのNFC読み取り位置にマイナンバーカードを重ねて読み取ります。
読み取りが完了したら「次へ」をタップ。
8. スマホ用の署名用パスワード作成
6〜16桁の英数字パスワードを作成します。市区町村で登録したものと同じでもOKです。
9. スマホ用の4桁パスワード作成
日常利用用の4桁数字パスワードを作成し、「次へ」をタップします。
10. 申請完了&通知待ち
申請完了画面が表示されたら、プッシュ通知が届くまで待機します。
11. 通知から登録完了画面へ
届いた通知をタップすると、登録完了画面が表示されます。
12. 生体認証設定(任意)
パスワード入力を省略したい場合は「生体認証などを利用する」を選び、設定に進みます。4桁パスワード入力後に設定完了です。

これでスマホ用電子証明書の登録は完了です。
次は、不要になったときの利用停止(失効)方法を解説します。
5. 利用停止(失効)方法
スマートフォン用電子証明書は、機種変更や端末の売却・廃棄、または利用をやめたいときに必ず失効手続きを行う必要があります。スマホを初期化しても証明書は残るため、この手順を忘れると悪用されるリスクがあります。
1. マイナポータルアプリを開く
ホーム画面またはアプリ一覧から「マイナポータル」を起動します。
2. メニューを開く
画面右下の「メニュー」アイコンをタップします。
3. 「失効」を選択
表示される一覧から「失効」をタップします。
4. 証明書を選択
失効したい証明書にチェックが入っていることを確認します。
5. パスワード入力
登録時に設定した6〜16桁のパスワードを入力します。
6. 「失効する」をタップ
確認画面で内容をチェックし、「失効する」ボタンを押すと完了です。
6. 利用停止時の注意点
スマートフォン用電子証明書を失効するときは、以下の点に注意しておきましょう。
うっかり見落とすと、個人情報が第三者に利用される恐れがあります。
1. スマホ初期化では削除されない
スマホを工場出荷状態にリセットしても、スマートフォン用電子証明書は消えません。
端末を売却・譲渡・廃棄する場合は、必ずマイナポータルアプリから失効手続きを行ってください。
2. 機種変更時は旧端末を失効してから
新しいスマホで利用を始める場合でも、古い端末に証明書が残ったままだと、紛失や盗難時に悪用される可能性があります。先に旧端末の失効を済ませるのが安全です。
3. 紛失や盗難時は一時利用停止を
スマホを紛失した場合や盗難にあった場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルに連絡して、一時利用停止を行いましょう。
- マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178(無料)
- 24時間365日対応

このように、登録は簡単ですが「使わないときの処理」も同じくらい重要です。
7. まとめ
スマートフォン用電子証明書を登録すれば、マイナンバーカードを持ち歩かなくても、コンビニでの証明書発行やオンライン申請がスマホ1台で完結します。
特に、外出先や急ぎの場面で「カードが手元にない!」というストレスから解放されるのは大きなメリットです。
一方で、端末の初期化では証明書が消えないため、機種変更や売却時には必ず失効手続きを行うことが大切です。紛失・盗難時も、即座に一時利用停止の連絡をしましょう。
- 登録はマイナポータルアプリから数分で完了
- パスワードやカード読み取りが必要なので、事前準備が重要
- 解除(失効)もアプリから簡単にできるが、忘れるとリスク大
便利さと安全性のバランスを意識して使えば、日常の手続きがぐっとスマートになります。
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よくある質問(FAQ)
- QiPhoneではスマートフォン用電子証明書は使えないの?
- A
現時点(2025年8月)では、iPhoneは非対応です。対応予定が発表されていないため、iPhoneユーザーは従来通りマイナンバーカード本体を利用してください。
- Qパスワードを忘れた場合はどうすればいい?
- A
署名用電子証明書のパスワードを忘れた場合は、市区町村の窓口で再設定が必要です。本人確認書類とマイナンバーカードを持参しましょう。
- Qスマートフォン用電子証明書は有効期限がある?
- A
はい、マイナンバーカード本体の有効期限に連動します。カード更新時にはスマホ用電子証明書も再登録が必要です。







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