1. はじめに
お子さんにスマートフォンを持たせるとき、まず気になるのは「安全に使わせられるか」という点ではないでしょうか。ネットには役立つ情報や楽しいコンテンツがあふれていますが、その一方で年齢にそぐわないサイトや動画、詐欺まがいの広告なども存在します。
そんな保護者の不安を解消してくれるのが、**Googleの「ファミリーリンク」**です。これを使えば、子供用Googleアカウントを作成し、アプリの利用制限や利用時間の上限、位置情報の確認などをスマホから簡単に管理できます。
本記事では、子供用Googleアカウントの作成方法から、ファミリーリンクを使った管理設定までをわかりやすく解説します。Androidはもちろん、iPhoneからの管理にも対応しているので、これからお子さん用のスマホを設定する方にぴったりの内容です。
親子で安心してスマホを使えるよう、まずは基本の設定から一緒に始めていきましょう。
2. 子供用Googleアカウントの作成方法
子供用Googleアカウントの作成は、保護者のスマホやタブレットから「Googleファミリーリンク」アプリを使って行います。Android・iPhoneどちらにも対応しており、作業時間は10分ほどです。
① アプリをインストールして起動
- Androidの場合:Google Playストアから「Google ファミリーリンク」を検索してインストール
- iPhoneの場合:App Storeから同名アプリをインストール
- インストール後、アプリを起動します。
② アカウント作成を開始
- すでにファミリーリンクで管理しているお子さんがいない場合は、「お子様はGoogleアカウントをお持ちですか?」という画面で 「はい」 を選択。
- 既存管理に追加する場合は、画面左上のメニューから 「子供を追加」 を選びます。
③ 基本情報を入力
- 子供の名前(苗字は省略可)
- 正しい生年月日(年齢によって機能制限が変わるため正確に)
- 性別(任意入力の場合もあり)
④ Gmailアドレスとパスワードの設定
- 提示される候補から選ぶか、自分でアドレスを作成
- 半角英数字と記号を組み合わせたパスワードを設定
- ロボット判定(reCAPTCHA)が出た場合は、SMS認証でコードを入力します。
⑤ 保護者の同意
- 「保護者の方へ」の画面で、プライバシーや利用可能な機能を確認
- チェックボックス2か所にチェックを入れ、「同意する」を選択
- 保護者のGoogleアカウントでログインして承認します。
⑥ 管理概要の確認
- 位置情報の共有、アプリのインストール制限、利用時間制限など、後から変更できる管理項目を確認
- 問題なければ「次へ」を選び、作成完了です。

これで、お子さん用のGoogleアカウントが準備できました。
次は、このアカウントをお子さんのスマホに設定して使えるようにします。
3. 子供用アカウントをスマホに設定する手順
子供用Googleアカウントを作成したら、次はそのアカウントをお子さんのスマホに登録します。ここでは初期化済みのAndroidスマホを例に説明しますが、既に使っている端末でも同様の流れで設定可能です。
① 初期設定を開始
- スマホの電源を入れ、「ようこそ」画面が表示されたら言語を選択
- Wi-Fiに接続し、利用規約に同意して進みます。
② Googleアカウントでログイン
- 「Googleアカウントにログイン」画面で、作成した子供用Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力
- ログイン後、アカウント設定の読み込みが始まります。
③ 保護者アカウントの承認
- 「保護者を選ぶ」画面で、管理する保護者アカウントを選択
- 保護者アカウントのパスワードを入力して承認します。
④ Googleサービスの設定
- 位置情報の利用、バックアップの有効化などを選択(後から変更可能)
- 必要に応じてオン/オフを切り替えて進みます。
⑤ 保護者による利用制限の設定
- アプリの制限:インストールしてほしくないアプリのチェックを外す
- Google Playの年齢制限:年齢に合ったレーティングを設定
- YouTubeの利用設定:
- 「YouTube Kidsのみ」か
- 「通常のYouTube+YouTube Music」かを選択
- 動画検索の可否もここで設定可能。
⑥ 利用時間・休止時間の設定
- 1日の利用時間の上限(例:2時間まで)
- 休止時間(例:21時〜翌6時まで使用不可)を設定
⑦ 位置情報共有やGoogleアシスタントの設定
- 必要に応じて位置情報をオンにし、保護者のスマホから居場所確認が可能に
- Googleアシスタントの利用も設定可能
⑧ 設定完了
- すべての設定が終わると、スマホが利用可能に
- 保護者のファミリーリンクアプリから、いつでも制限や許可の変更ができます。

この設定を済ませれば、お子さんのスマホ利用を安全に管理できる準備が整います。
次はファミリーリンクでできる具体的な管理機能を詳しく見ていきましょう。
4. ファミリーリンクで設定できる主な管理機能
子供用アカウントをスマホに設定した後は、ファミリーリンクを使って日常的に管理していきます。ここでは、保護者が設定できる代表的な機能を紹介します。
① アプリインストールの制限
- Google Playの年齢制限を設定すれば、対象年齢以上のアプリはインストールできません。
- 新しいアプリをインストールするときは、保護者の承認が必要にできます。
例:「12歳以上対象」まで許可、それ以上は承認制にする。
② YouTubeの利用設定
- YouTube Kidsのみ:年齢に応じた安全な動画だけ表示
- 通常のYouTubeも利用可:視聴制限や検索可否を細かく設定可能
- 動画検索をオフにすると、表示されるコンテンツが大幅に制限されます。
③ 利用時間の管理
- 1日の利用時間を分単位で設定可能(例:平日90分、休日180分)
- 設定時間を過ぎると自動でロックされ、解除には保護者承認が必要です。
④ 休止時間(就寝時間)の設定
- スマホを使えない時間帯を設定できます。
例:夜21時〜朝6時までロック - 学校や就寝時間など、生活リズムに合わせて設定しましょう。
⑤ 位置情報の共有
- お子さんのスマホの現在地をリアルタイムで確認できます。
- 学校や習い事からの帰宅確認にも便利です。
⑥ アプリの使用状況レポート
- 1日・1週間単位で、どのアプリをどれだけ使ったかを確認可能。
- 利用状況を見ながら制限を強めたり、緩めたりできます。

このようにファミリーリンクを使えば、「安全」と「適度な自由」のバランスを保ちながら、お子さんのスマホ利用をサポートできます。
次は、設定変更や解除の方法について解説します。
5. 設定変更・解除方法
お子さんの成長や生活スタイルの変化に合わせて、ファミリーリンクの制限を柔軟に見直すことができます。また、必要がなくなった場合はアカウント管理を解除することも可能です。
① 制限内容の変更
- 保護者のスマホでGoogleファミリーリンクアプリを開く
- 管理したい子供のアカウントを選択
- メニューから変更したい項目をタップ
- アプリの利用許可
- 利用時間・休止時間
- YouTubeやGoogle Playの設定
- 必要に応じて数値や条件を調整し、「保存」をタップ
② 一時的な制限解除
- 勉強やお手伝いのご褒美などで、一時的に制限を緩めたい場合
- ファミリーリンクアプリで「ロック解除」を選び、時間を延長できます(例:30分だけ延長)
③ アカウント管理の解除
- ファミリーリンクアプリで子供のアカウントを開く
- 「アカウント情報」または「管理設定」から管理を停止を選択
- 保護者アカウントのパスワードを入力し、解除を確定
- 解除後は、子供のアカウントは通常のGoogleアカウントとして利用可能になります
注意点
- 管理を解除すると、利用時間やアプリ制限、位置情報共有などはすべて無効になります
- 中学生以下の場合は、一部の国や地域で保護者の同意が必要なままの機能もあります
- 解除する前に、必要な安全設定(フィルタリングアプリなど)を別途用意しておくと安心です
6. まとめ
子供用Googleアカウントとファミリーリンクを活用すれば、お子さんのスマホ利用を安心して見守れます。
アプリのインストール制限、利用時間の管理、位置情報の確認など、保護者にとって必要な機能がそろっており、設定もスマホから簡単に行えます。
特に大切なのは、「制限をかけること」だけでなく、「なぜその設定にしているのか」を子供と共有することです。理由を理解すれば、お子さんも納得して安全にスマホを使いやすくなります。
スマホは便利な道具ですが、使い方を間違えると危険も伴います。ファミリーリンクを上手に使って、親子でルールを作りながら安全なデジタルライフを送りましょう。
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よくある質問(FAQ)
- Q子供用Googleアカウントは何歳から作れますか?
- A
日本では13歳未満のお子さんでも、保護者の同意を得れば作成できます。ファミリーリンクを使うことで、年齢に応じた制限や保護機能が自動で適用されます。
- Q子供が制限を勝手に解除することはできますか?
- A
基本的にできません。制限を変更するには保護者アカウントの承認が必要です。ただし、端末の初期化を行うと一部の制限が解除される場合があるため、初期化防止のために端末管理設定を見直しておくと安心です。
- QiPhoneでもファミリーリンクは使えますか?
- A
はい。管理用アプリはiPhoneにも対応しています。また、お子さんがAndroid端末でも、保護者がiPhoneから制限を設定・変更できます。逆にお子さんがiPhoneの場合は、Appleのスクリーンタイム機能のほうが細かく設定できるケースもあります。







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