はじめに
長年、無料動画編集ソフトの代表格として愛されてきた**「AviUtl」**。
軽快な動作と豊富な拡張機能で、プロから趣味の動画制作者まで幅広く支持されてきましたが、実は長らく大きなアップデートがなく、**64ビット非対応によるメモリ制限(最大4GB)**や、4K・高フレームレート編集時の動作の重さといった課題を抱えていました。
ところが2025年、ついに6年ぶりの大型アップデートとして**新ベータ版「AviUtl2」**が電撃リリース!
完全64ビット化、DirectX 11.3対応、そして人気の「拡張編集プラグイン」標準搭載など、これまでの弱点を一気に解消する進化を遂げています。
本記事では、このAviUtl2の新機能や改善点、注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
「昔AviUtlを使っていたけど最近触ってない」という人も、「これから動画編集を始めたい」という人も、きっとワクワクする内容になっていますよ。
AviUtl2の概要
AviUtl2は、従来のAviUtlをベースに、2025年に登場した完全64ビット対応の新バージョンです。
動作環境や内部構造が大幅に刷新されており、最新のPC環境をフルに活かせる設計になっています。
基本情報
- ソフト種別:無料動画編集ソフト
- 対応OS:Windows 10 / 11(64bit専用)
- 提供形式:EXEインストーラー版 / ZIP版(どちらも公式サイトから入手可能)
- ファイルサイズ:わずか約9.0MB
- 開発者:Kenkyo氏(オリジナル版AviUtl開発者)
旧バージョンとの違い
従来のAviUtlは32ビット版だったため、メモリ使用量が最大4GBまでに制限されていました。これが4K映像や高フレームレート動画編集時のボトルネックになっていましたが、AviUtl2では64ビット化により事実上のメモリ上限撤廃を実現。重い編集作業でも快適に動作します。
また、人気の**拡張編集プラグイン(EXEdit)**が本体に統合され、インストール直後から多機能な編集環境が使えるようになりました。これまで必要だったプラグイン導入作業が不要になり、初心者でもすぐに本格編集を始められます。

さらに、DirectX 11.3やAVX命令セットに対応し、GPUやCPUの性能を余すことなく活用可能。最新PCではレンダリングやプレビューが大幅に高速化されるのも大きな魅力です。
主な新機能・改善点
今回のAviUtl2は、単なるバージョンアップではなく**“完全リニューアル”**といえる内容です。
旧AviUtlの良さを残しつつ、現代の動画編集環境に合わせた機能が数多く追加されています。
1. 64ビット対応でメモリ制限を撤廃
従来版では最大4GBのメモリ制限があり、長尺や高解像度動画の編集でエラーや強制終了が起きやすい状況でした。
AviUtl2では64ビット化により、大容量メモリを余すことなく利用可能。4Kや60fps以上の映像編集も、より安定して行えます。
2. DirectX 11.3 & AVX対応で高速化
最新の描画API「DirectX 11.3」と、CPUの高速演算を可能にする「AVX命令セット」に対応。
これにより、プレビュー再生やエフェクト処理の速度が大幅向上し、レンダリング時間も短縮されます。
3. 拡張編集プラグインを標準搭載
これまで必須だった「拡張編集(EXEdit)」プラグインが本体に統合。
インストール直後からタイムライン編集や多彩なエフェクト機能が使え、初心者でもすぐに本格的な編集が始められます。
4. UI刷新&使いやすさ向上
新UIはシンプルながら現代的な編集ソフトに近づき、左側のエクスプローラー表示など新しいレイアウトを採用。
素材の管理や配置が直感的に行えるようになりました。
5. 開発者向けSDKを公式提供
プラグイン開発者向けにSDKが用意され、今後の拡張機能や新エフェクト開発が活発化することが期待されます。
注意点・既存ユーザーへの影響
AviUtl2は大幅な進化を遂げていますが、その反面、旧バージョンから移行する際に知っておくべき注意点もあります。
1. 古いプラグインやスクリプトの互換性
64ビット化に伴い、32ビット専用で作られた古いプラグインやスクリプトはそのままでは動作しない場合があります。
たとえば、独自に導入していたエフェクトやツールが認識されなかったり、エラーが出る可能性があります。
一部では、人気プラグイン「x264guiEx」がAviUtl2で動作したとの報告もありますが、すべてが保証されるわけではありません。
2. ベータ版ゆえの不安定さ
現時点のAviUtl2はベータ版として公開されており、正式版に向けた調整や機能追加が続く段階です。
予期せぬ不具合や仕様変更が今後入る可能性もあるため、商用や大規模案件での利用は慎重に検討しましょう。
3. 古いPC環境では動作不可の可能性
DirectX 11.3やAVX命令セット対応CPUが必須のため、古いCPUやGPUでは起動すらできないケースがあります。

特に2010年代前半以前のPCを使っている場合は、事前に対応状況を確認しておくことをおすすめします。
AviUtl2のインストール方法
AviUtl2は、EXEインストーラー版と**ZIP版(ポータブル版)**の2種類が提供されています。
どちらも公式サイトから無料でダウンロード可能ですが、環境や好みに合わせて選びましょう。
1. EXEインストーラー版(初心者向け)
こちらは、ダブルクリックで実行するだけで自動的に必要なファイルを配置してくれるタイプです。
Windowsのソフトに慣れていない人でも迷わずセットアップできます。
手順
- 公式サイトから「AviUtl2 インストーラー版」をダウンロード
- ダウンロードした
aviutl2_setup.exeをダブルクリック - 画面の案内に従って、インストール先フォルダを指定
- インストール完了後、デスクトップやスタートメニューからAviUtl2を起動
2. ZIP版(ポータブル版・上級者向け)
ZIP版は、インストーラーを使わずフォルダを好きな場所に置いて使えるタイプ。
USBメモリや外付けドライブから直接起動することも可能です。
手順
- 公式サイトから「AviUtl2 ZIP版」をダウンロード
- ZIPファイルを右クリック →「すべて展開」
- 展開されたフォルダ内の
aviutl2.exeをダブルクリックで起動
3. 初期設定のポイント
- 初回起動時は編集画面のレイアウトを自分好みに調整
- 「設定」→「システム設定」でメモリ使用量を最大に設定すると、高解像度動画編集がより安定します
- プロジェクト保存先や一時ファイルの保存場所をSSDに設定すると処理が高速化します
AviUtl2をおすすめしたい人
AviUtl2は、無料でありながら本格的な動画編集が可能な強力ソフトです。今回の64ビット対応と機能刷新により、さらに幅広いユーザー層におすすめできるようになりました。
1. 無料で高機能な動画編集ソフトを探している人
有料ソフト並みの機能を無料で使えるのがAviUtlシリーズの最大の魅力です。
カット編集やエフェクト、テロップ挿入はもちろん、複雑な合成やモーショングラフィックスも可能です。
2. 4Kや高フレームレートの映像を快適に編集したい人
64ビット化とDirectX 11.3対応により、従来では重くなりがちだった4K60fps動画や長時間映像もスムーズに編集できます。
高性能PCを持っている人ほど、その恩恵を強く感じられるでしょう。
3. 拡張編集を簡単に使いたい初心者
以前は別途インストールが必要だった「拡張編集プラグイン」が標準搭載されたため、初めてAviUtlを触る人でもすぐに本格的な編集環境が整います。
動画編集の勉強用としても非常に優れた選択肢です。
4. 軽量かつ持ち運べる編集環境が欲しい人
ZIP版をUSBメモリに入れておけば、外出先や別PCでも同じ編集環境をすぐ再現可能。
インストール不要で動くポータブル環境は、学校や職場での作業にも便利です。
まとめ
6年ぶりの大型アップデートで登場したAviUtl2は、まさに「伝説の動画編集ソフト」の再始動といえる存在です。
最大の弱点だった32ビット版の制限を克服し、64ビット化によって大容量メモリをフル活用できるようになったことで、4Kや高フレームレート編集も快適にこなせます。
さらに、DirectX 11.3対応や拡張編集プラグインの統合により、これまでよりも導入が簡単で、動作も軽快。
UIも現代的に改良され、初心者から上級者まで扱いやすい環境が整いました。

もちろん、古いプラグインの互換性やベータ版特有の不安定さといった注意点はありますが、それを差し引いても今回の進化は大きな価値があります。
「無料でここまでできるのか!」と驚く編集体験を、ぜひ一度試してみてください。
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よくある質問(FAQ)
- QAviUtl2は完全に無料で使えますか?
- A
はい。公式サイトから無料でダウンロードして利用できます。追加課金や有料ライセンスは不要です。
- Q旧AviUtlのプロジェクトファイルは引き継げますか?
- A
基本的には読み込めますが、使用しているプラグインやスクリプトが64ビット未対応の場合、動作しないことがあります。
- QMacでも使えますか?
- A
Windows専用ソフトのため、そのままでは動きません。Macで利用する場合は、Boot Campや仮想環境(Parallelsなど)を使う必要があります。







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