はじめに
パソコンでゲームをするなら、まず気になるのが「グラフィックボード(グラボ)」ですよね。
でも実際に選ぼうとすると、GeForceだのRadeonだの、型番や世代がズラッと並んでいて「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。
グラボはPCパーツの中でも高額で、一度買ったら2〜3年は使い続けることが多い重要なパーツです。だからこそ、買ったあとに「やっぱり性能不足だった…」「電源が足りなくて動かない!」なんて後悔は避けたいですよね。
この記事では、自作PC初心者の方にもわかりやすく
- グラボの基本知識
- 選び方のポイント
- おすすめの買い時
- 中古品を選ぶ際の注意点
といった内容を丁寧に解説していきます。
これを読めば、初めてのグラボ選びでも迷わず、自分に合った一台を見つけられるはずです。では、さっそく一緒に見ていきましょう!
グラボの基本知識
GPUとグラボの違い
まず整理しておきたいのが「GPU」と「グラボ」の違いです。
- GPU(Graphics Processing Unit) … 映像処理を専門に行う半導体チップ
- グラボ(グラフィックボード) … GPUを載せた拡張カード全体のこと
つまり、GPUは“心臓部”、グラボは“完成品”と考えるとイメージしやすいです。
グラボにはGPUのほかに、映像データを一時的に保存する VRAM(ビデオメモリ)、熱を逃がす ヒートシンクや冷却ファン が搭載されています。性能が高いグラボほど大きな冷却システムを持ち、サイズも巨大になるのが特徴です。
グラボが必要な理由
「そもそもグラボって必ず必要なの?」という疑問もありますよね。
答えは やりたいこと次第 です。
- ネット閲覧やYouTube視聴 → CPU内蔵の映像出力で十分
- 最新の3Dゲームや高解像度の動画編集 → 高性能なグラボが必須
最近のPCゲームは、家庭用ゲーム機を上回る映像表現を求められることも多く、オンボード(CPU内蔵)では力不足になりがちです。快適にプレイするためには、グラボが“ゲーム用エンジン”として大きな役割を果たすのです。
主要なGPUメーカー
現在のグラボ市場は主にこの3社がシェアを握っています。
- NVIDIA(GeForceシリーズ)
→ 圧倒的な人気。安定したドライバー、幅広い用途に対応。初心者にも安心。 - AMD(Radeonシリーズ)
→ コスパの良さが強み。同じ性能なら価格が安め。 - Intel(Arcシリーズ)
→ 新参メーカー。性能は悪くないが、ゲームによって相性問題があるため初心者には非推奨。

基本的に、GeForceかRadeonを選んでおけば大きな失敗はありません。
グラボ選びのチェックポイント
「グラボが大事なのは分かったけど、結局どれを選べばいいの?」
ここが一番悩むところですよね。実際にグラボを選ぶときに見ておきたいポイントをまとめました。
1. GPUの世代とグレード
GPUはおよそ2年ごとに新しい世代が登場します。基本的には 最新世代を選ぶのが安心。
同じ世代の中でも「エントリー・ミドル・ハイエンド」とグレードが分かれていて、価格や性能が大きく変わります。
- エントリークラス … フルHD画質で遊ぶなら十分
- ミドルクラス … WQHDや高画質設定で快適に遊びたい人向け
- ハイエンドクラス … 4Kや高リフレッシュレートに挑戦したい人向け
2. VRAM(ビデオメモリ)の容量
VRAMは多いほど余裕がありますが、万能ではありません。
- 8GB〜12GBあれば大半のゲームは問題なし
- 4Kや高負荷のゲームを狙うなら16GB以上がおすすめ
ただし画質設定を下げれば、少ないVRAMでも十分動くケースも多いです。
3. フレームレートと性能
ゲームを快適に遊べるかは「フレームレート(FPS値)」で判断します。
60fps出れば十分快適、120fps以上ならより滑らかです。
遊びたいゲームの「推奨スペック」を調べて、その基準を満たすグラボを選ぶのが確実です。
4. 消費電力と電源ユニットの相性
高性能なグラボほど電力を食います。
たとえば「消費電力300W」のグラボを使うなら、PC全体で最低500〜600Wの電源ユニットが必要です。
買う前に電源容量を必ず確認しましょう。
5. 冷却ファンの数と静音性
- シングルファン → コンパクトだけど冷却力は弱め
- デュアルファン → バランス型
- トリプルファン → 冷却性能は高いがサイズが大きい
ケースに収まるかどうか、必ずサイズを確認してください。
6. 外観とライティング機能
最近はRGBライティング付きのモデルも多く、見た目にこだわりたい人には楽しい要素です。
マザーボードとメーカーを揃えると制御ソフトで統一管理できるので便利です。
7. 保証期間と付属品
保証期間はメーカーごとに異なります。長いもので3年保証が付いていることも。
また、高価なモデルには「グラボを支えるステー」などの便利な付属品がつく場合もあります。

ここを押さえて選べば、大きな失敗はまずありません。
NVIDIA vs AMD(GeForceとRadeonの違い)
グラボを探していると、必ず目にするのが GeForce(NVIDIA) と Radeon(AMD)。
「どっちがいいの?」と迷う人は多いですが、それぞれに強みがあります。
NVIDIA(GeForceシリーズ)
- 特徴
- ゲーム用途で最も人気が高く、安定した性能と互換性が魅力
- ドライバーが安定しており、不具合が少ない
- 動画編集・3DCG制作・AI用途など、ゲーム以外の分野でも強みを発揮
- こんな人におすすめ
→ 「迷ったらとりあえずGeForceを選んでおけば安心」と言えるほどの王道。
→ 初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
AMD(Radeonシリーズ)
- 特徴
- 同等性能ならGeForceより安価なことが多く、コスパが良い
- ゲーム性能に特化しており、フルHD〜WQHD環境ではかなり強い
- 最近はドライバーも安定してきており、不安要素は少なくなってきている
- こんな人におすすめ
→ 「できるだけ安く性能を確保したい」「ゲームがメイン」という人にピッタリ。

2022年から登場したIntelのArcシリーズもありますが、ゲームによっては最適化が不十分で相性問題が出ることも。
そのため、初心者にはまだおすすめしにくいのが現状です。
グラボを買うタイミング
「欲しいけど、今は買い時なのかな?」――グラボは数万円から十数万円する高額パーツ。だからこそ、購入のタイミングも大切です。
1. 新世代GPUの登場時期
グラボはおよそ 2年周期で新世代 が登場します。
発売直後は価格が高めですが、数か月経つと安定してきて、在庫も潤沢になります。
👉 最新世代が出た直後に慌てて飛びつくより、数か月待ってから買うのが狙い目です。
2. セールやキャンペーン時期
- 夏・冬のボーナス商戦
- ブラックフライデー
- 新年初売り
こうした時期はBTOショップや量販店でセールが行われ、単品のグラボも値下がりすることがあります。
「欲しいモデルがあるけど値段で迷っている…」という人は、セールをチェックするのがおすすめです。
3. 為替や在庫状況の影響
グラボは海外製品なので、円安・円高の影響を受けやすいです。さらにマイニング需要や半導体不足などで在庫が少なくなると価格が高騰することも。
👉 「欲しいと思ったときに買うのが結局ベスト」とも言われるのはこのためです。
4. BTO PCでの購入も選択肢
「グラボ単品を買って取り付けるのは不安」という初心者の方には、BTOパソコンショップを利用するのもおすすめです。
特に FRONTIER などのショップでは、セール時にグラボ搭載PCが単品購入より安く手に入ることもあります。

グラボだけでなく、電源や冷却などの相性もショップ側で組んでくれるので安心です。
中古グラボを選ぶときの注意点
「新品は高くて手が出しにくいから、中古でいいかな?」と考える人も多いですよね。
実際、中古グラボは価格が安く魅力的ですが、初心者が手を出す場合には注意が必要です。
1. マイニングで酷使された可能性
暗号資産のマイニングに使われたグラボは、常に高負荷で稼働していた可能性が高く、寿命が短くなっていることがあります。見た目がきれいでも内部の劣化は分かりません。
2. ドライバーやサポートの問題
古い世代のグラボは、すでにドライバー更新やサポートが終了していることがあります。
最新ゲームやアプリで不具合が出ても改善されない可能性があるため、できるだけ新しい世代を選ぶのが安心です。
3. 保証の有無を確認する
中古品を選ぶなら、最低でも30日以上の保証があるショップを選びましょう。
フリマアプリやオークションは価格が安い代わりに保証がない場合が多く、初心者にはリスクが大きいです。
👉 中古を選ぶなら、信頼できるショップで購入するのが鉄則です。
たとえば 「パソコン市場」 のような専門店では、動作確認済みの中古グラボやPCを販売しており、保証が付くので安心感があります。
まとめ
グラボ選びは、PCゲームを快適に楽しむうえで避けて通れない大事なポイントです。
今回紹介した内容をおさらいすると――
- 最新世代のミドルレンジGPUを選ぶのが失敗しにくい
- 用途に合わせてVRAM容量とグレードを確認する
- ケースのサイズ・電源容量との相性チェックを忘れない
- セールや新世代登場後の値下がり時期を狙うとお得
- 中古を選ぶ場合は、保証付きの専門ショップを利用するのが安心
といった点が重要でした。
とくに初心者の方は「性能はそこそこでも最新世代のミドルレンジを選ぶ」のが一番バランスが良く、長く使えて後悔が少ない選び方です。
高性能なグラボは確かに魅力的ですが、必要以上の性能にお金をかけるよりも、自分の遊びたいゲームに合った性能を見極めることが一番大切です。
ぜひ今回のポイントを参考に、自分にピッタリの一台を見つけてくださいね。
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よくある質問(FAQ)
- Qグラボはどのくらいの頻度で買い替えるべき?
- A
一般的には 2〜4年に一度 が目安です。
最新の重いゲームを遊びたい場合は2年ごと、ライトに遊ぶなら4年以上使えることもあります。
ただし、壊れる前に「遊びたいゲームが快適に動かなくなったら買い替え時」と考えるのが一番分かりやすいです。
- Qグラボを買うなら新品と中古、どっちがいい?
- A
初心者には 新品がおすすめ です。保証があり、相性や寿命のリスクが低いため安心できます。
中古は価格が安いのが魅力ですが、マイニングに使われていた個体や、保証がないものはリスク大。
買うなら必ず「保証付きのショップ」で購入しましょう。
- Qグラボを選ぶとき、何を一番重視すべき?
- A
一番大事なのは 遊びたいゲームの推奨スペックを満たしているかどうか です。
そのうえで、- 予算に合うか
- PCケースに入るサイズか
- 電源容量は足りているか
を確認すれば失敗しません。







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