はじめに
スマートフォンやパソコンを使っていると、必ずといっていいほど出てくるのが「ログイン」「サインイン」といった言葉です。さらに「ログオン」や「サインアップ」まで登場すると、「結局どれが正しいの?」と少し混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。
実際には、これらの言葉の違いを知らなくてもサービス自体は問題なく利用できます。しかし、用語の意味を整理して理解しておくと、アカウント作成やログイン画面で迷うことが少なくなり、安心して操作できるようになります。
この記事では、「ログイン」「サインイン」「ログオン」「サインアップ」の違いを、会員制スーパーの例え話を使ってわかりやすく解説します。パソコン初心者やスマホを使い始めたばかりの人でも、すぐにイメージできる内容にまとめていますので、最後まで読んでみてくださいね。
アカウントとログインの基本概念
まず最初に押さえておきたいのが、アカウントとログインの関係です。
これをイメージしやすくするために、会員制スーパーの例で説明してみましょう。
アカウント=会員証
会員制スーパーに入るためには、名前や住所、生年月日などを登録して「会員証」を作りますよね。
この会員証が アカウント にあたります。
アカウントには、本人確認のための情報が記録されています。
例えば…
- 会員番号 → ID
- 登録した暗証番号 → パスワード
この2つをセットにすることで、あなたが本人であることを証明できるのです。
ログイン=入店
では、その会員証を持ってスーパーに入店する行為が「ログイン」です。
英語では「log in」と書き、「log=記録する」「in=中に入る」という意味があります。
つまり、サービスのシステムに「私はこの人です」と記録され、中に入ることを指すのです。
逆にスーパーから出ていくことを「ログアウト(log out)」と呼びます。
日常的に目にする「ログイン/ログアウト」は、この入退店にたとえるととてもわかりやすいですね。
ログインが必要な場面
具体的には、こんなときにログインが必要です。
- GoogleやYahoo!などの検索サービス
- Amazonや楽天などのネットショッピング
- LINE、Twitter、FacebookなどのSNS
- PayPayや楽天ペイなどのキャッシュレスアプリ
- au、ドコモ、ソフトバンクなど携帯キャリアの専用サービス

どれも「会員証(アカウント)」を作り、その証明(IDとパスワード)を提示して初めて利用できる仕組みになっています。
ログインとログオンの違い
「ログイン」とよく似た言葉に「ログオン」があります。
どちらも「サービスやシステムに入る」という点では同じ意味ですが、使われるシーンに少し違いがあります。
ログインとログオンはほぼ同じ意味
- ログイン(log in):「in=中に入る」
- ログオン(log on):「on=上に乗る」
英語表現としては異なりますが、いずれも「アカウントを使ってサービスに入る」という行為を指します。
つまり、「ログイン」と「ログオン」は大きな違いがないのです。
Microsoftが広めた「ログオン」
違いがあるとすれば、使われる場面です。
- 「ログイン」 → 一般的なWebサービスやアプリ
- 「ログオン」 → 主にWindowsパソコンで使用
MicrosoftがWindowsで採用したため、パソコンの起動時や企業の社内システムなどで「ログオン」という表現が定着しました。
対になる言葉
- ログイン ⇔ ログアウト
- ログオン ⇔ ログオフ

呼び方は違っても、実際にやっていることは同じです。
ログインとサインインの違い
次に混同されやすいのが「ログイン」と「サインイン」です。
こちらも意味はほぼ同じですが、使われるサービスや時代背景に違いがあります。
言葉の由来
- ログイン(log in)
→ コンピューター黎明期から使われている古い用語。 - サインイン(sign in)
→ 比較的新しい表現で、「署名して入る」というイメージ。
つまり、サインインは「紙に名前を書いて受付を通る」感覚で理解するとわかりやすいです。
使われる場面の違い
- ログイン:Google、Twitter、Facebook、各種Webサービス
- サインイン:Apple ID、Microsoftアカウント、Amazonなど
AppleやMicrosoftなど、近年のサービスやスマホアプリでは「サインイン」と表記されることが増えています。
対になる言葉
- ログイン ⇔ ログアウト
- サインイン ⇔ サインアウト

どちらも「アカウントを使って中に入る」という意味なので、基本的には同じと考えて問題ありません。
サインアップとは?
ここまで紹介してきた「ログイン」「ログオン」「サインイン」は、いずれも「すでに持っているアカウントを使って中に入る」行為でした。
一方で「サインアップ」はまったく違う意味を持ちます。
サインアップ=会員登録
「サインアップ(sign up)」は、新しくアカウントを作る行為、つまり 会員登録 を指します。
会員制スーパーの例えで言うなら、名前や住所を記入して会員証を発行してもらうことがサインアップです。
- サインアップ → まだ会員証を持っていない人が、新しく作る
- ログイン/サインイン → すでに持っている会員証を提示して入店する
このように役割がはっきり分かれているので、混同しないように覚えておくと安心です。
間違えやすいポイント
初めて利用するサービスで「ログイン」を選んでしまい、「アカウントが見つかりません」と表示された経験はありませんか?
それは本来「サインアップ」でアカウントを作る必要があるのに、誤ってログインを選んでしまったケースです。
逆に、すでにアカウントを持っているのに再度「サインアップ」をすると、二重登録になってしまうこともあります。

そのため、「初めての利用=サインアップ」「二回目以降の利用=ログイン/サインイン」と整理して覚えておきましょう。
まとめ表(違いを一目で整理)
ここまで紹介した4つの用語を、入店や退店にたとえて整理すると一目で理解できます。
| 用語 | 意味 | 例え(会員制スーパー) | 反対語 |
|---|---|---|---|
| ログイン (log in) | IDとパスワードでサービスに入る | 会員証を見せて入店 | ログアウト (log out) |
| ログオン (log on) | 主にWindowsで使われる「ログイン」 | レジ横で会員証をスキャンして入店 | ログオフ (log off) |
| サインイン (sign in) | 署名して中に入るイメージの「ログイン」 | 名前を書いて受付を通過 | サインアウト (sign out) |
| サインアップ (sign up) | 新規にアカウントを作成する | 会員証を新しく発行する | ― |
ポイント
- 「ログイン」「ログオン」「サインイン」=入店行為
- 「ログアウト」「ログオフ」「サインアウト」=退店行為
- 「サインアップ」=会員登録

つまり、アカウントを持っているかどうかで使い分けるだけで、意味の整理はとてもシンプルになります。
まとめ
「ログイン」「サインイン」「ログオン」「サインアップ」という言葉は、とても似ているので混乱しやすいですが、整理してみるとシンプルです。
- ログイン/サインイン/ログオン → すでにあるアカウントでサービスに入ること
- ログアウト/サインアウト/ログオフ → サービスから退室すること
- サインアップ → 新規にアカウントを作成すること
実際には、どの言葉を使っていても「アカウントを使って入る」という意味合いはほぼ同じで、サービスごとに呼び方が違うだけです。
違いを知っておけば、初めて利用するアプリやサービスでも「ここではサインアップが必要だな」「これはログイン画面だな」と迷わず判断できるようになります。

日常的に目にするIT用語も、仕組みを理解してしまえば怖くありません。ぜひ今回の記事を参考にして、安心してネットサービスを活用していきましょう。
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よくある質問(FAQ)
- Q「ログイン」と「サインイン」はまったく同じ意味ですか?
- A
はい、ほとんど同じ意味です。
ただし、サービスによって表記が異なり、古くからのサービスでは「ログイン」、AppleやMicrosoftなど比較的新しいサービスでは「サインイン」という言葉がよく使われます。
- Q「ログオン」という言葉を最近あまり見かけないのはなぜ?
- A
「ログオン」はもともとWindowsパソコンの起動時に使われていた言葉です。
現在はMicrosoft自身も「サインイン」という表記に統一しているため、一般の利用者が目にする機会は少なくなっています。
- Q「サインアップ」と「ログイン」を間違えたらどうなりますか?
- A
サインアップは新規登録、ログインはすでにあるアカウントで入る行為です。
もしログイン画面でアカウントを作っていないのに操作すると「アカウントが存在しません」と表示されます。逆に、すでにアカウントを持っているのに再度サインアップすると二重登録になることもあるので注意しましょう。







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