はじめに
インターネットを使うとき、多くの人が利用しているのがGoogle Chromeアプリです。検索のしやすさや表示の速さに加えて、パスワードの保存や安全なサイトへの自動切り替えといった便利な機能も豊富に備わっています。
しかし、この便利さの裏側には「情報漏洩」や「不正アクセス」といったリスクも潜んでいます。実際、セキュリティ設定を確認していないと、知らないうちにパスワードが流出していたり、危険なサイトへアクセスしてしまったりする可能性があるのです。
そこでこの記事では、Chromeアプリをより安全に使うために必ずチェックしておきたい5つの設定を紹介します。スマートフォンで今すぐ実践できる内容ばかりなので、読んだ後にそのまま設定を見直せるようになっています。
「自分の情報は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じた方は、ぜひ最後まで読んで安全なブラウジング環境を整えてみてください。
Chromeアプリを安全に使うための設定5選
1. Chromeアプリを常に最新の状態にする
まず基本中の基本は、アプリを最新バージョンに保つことです。
Chromeは定期的にアップデートが配信されており、その中には「新機能」だけでなく「セキュリティ上の不具合修正」も含まれています。もし古いバージョンを使い続けていると、すでに発見されている脆弱性を悪用される危険性があります。
更新方法はとても簡単です。
- Androidスマホの場合
- Playストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「アプリとデバイスの管理」→「アップデート利用可能」を選択
- 一覧の中から「Google Chrome」を見つけて更新
- iPhoneの場合
- App Storeを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 下にスクロールして「Google Chrome」があれば「アップデート」をタップ

自動更新をオンにしておけば手間も省けて安心です。設定から「自動更新」を有効にしておくことをおすすめします。
2. 安全確認で情報漏洩をチェックする
Chromeアプリには、自分のアカウントや保存しているパスワードが安全かどうかをチェックできる 「安全確認」機能 があります。これを実行することで、知らないうちに情報が漏れていないかを簡単に確認できます。
手順は以下の通りです。
- Chromeアプリを開く
- 右上の「…(三点アイコン)」をタップ
- 「設定」→「安全確認」を選択
- 「今すぐ確認」をタップ
すると、以下のような結果が表示されます。
- 不正使用されたパスワード:どこかのサービスでパスワードが漏洩した可能性があります。
- 使い回しているパスワード:複数のサイトで同じパスワードを使っていると警告されます。
- 脆弱なパスワード:短すぎるものや単純な組み合わせが対象になります。
もし警告が出た場合は、表示される「パスワードの変更」ボタンから該当サイトに移動し、すぐに強力なパスワードへ変更しましょう。

パスワードを考えるのが面倒な人は、Chromeの自動生成機能を使うのがおすすめです。大文字・小文字・数字・記号をランダムに組み合わせた強力なパスワードを自動で作成してくれます。
3. プライバシーとセキュリティを見直す
Chromeアプリの「設定」には、個人情報を守るための重要な項目が集まっています。ここをしっかり調整することで、情報漏洩や危険なサイトからの攻撃を大幅に減らせます。
おすすめの設定ポイントは以下の通りです。
- セーフブラウジング
- 「保護強化機能(推奨)」を選ぶと、危険なサイトや不正なダウンロードを検知して警告してくれます。
- 「標準保護」よりも安全性が高いので、迷ったら強化を選んでおくのがおすすめです。
- 常に安全な接続を使用(HTTPSを優先)
- URLの先頭に「🔒鍵マーク」がつくサイトはHTTPSで暗号化されています。
- この設定をオンにしておけば、自動的に安全な接続に切り替わり、古いHTTPサイトを開く前には警告が表示されます。
- セキュアDNSを使用する
- 通信をさらに安全にする仕組みです。
- 標準ではオフのこともあるので「Google Public DNS」など信頼できるDNSを選んで有効化すると安心です。
- トラッキング拒否(Do Not Track)
- サイトに「追跡しないで」と伝える機能です。
- 完全には無効化されない場合もありますが、広告や個人情報の追跡リスクを減らすのに役立ちます。
- プライバシーサンドボックス
- 新しい仕組みですが、まだ実験的でリスクも指摘されています。現状では「オフ」にしておくのが無難です。

特に「HTTPS」と「セーフブラウジング」は必須級の設定です。これをオンにしておくだけで、怪しいサイトにアクセスしてしまったときの被害を大幅に防げます。
4. サイトの設定を調整する
Chromeアプリでは、各Webサイトごとに「どんな情報を保存・利用できるか」を細かくコントロールできます。ここを見直すことで、不要な追跡や悪質な広告から身を守ることができます。
注目すべき設定ポイントはこちらです。
- クッキーの管理
- クッキーは「ログイン情報」や「買い物かごの中身」を保存する便利な仕組みですが、広告会社が行動を追跡する目的にも使われます。
- おすすめ設定は「サードパーティのクッキーをブロック」。これで広告による過剰な追跡を防げます。
- さらに厳しくするなら「すべてのクッキーをブロック」も可能ですが、一部のサイトでログインできないなどの不便が出るので注意しましょう。
- ポップアップとリダイレクト
- 急に画面に出てくる広告や、勝手に別サイトに飛ばされるページをブロックする機能です。
- ここは 「許可しない(オフ)」 に設定しておくのが安全です。
- 広告ブロック
- Chromeには迷惑広告を制御する仕組みもあります。悪質な広告やウイルス感染を狙うバナーを減らすために、こちらもオフに設定しておきましょう。

「便利さ」と「安全性」のバランスが大切です。普段使うショッピングサイトなどは、ログインのしやすさを重視してクッキーを許可するなど、必要に応じて調整するとストレスなく利用できます。
5. 支払い方法と住所やその他の情報を整理する
Chromeアプリには、ネットショッピングを便利にするために「クレジットカード番号」や「住所」を自動入力できる機能があります。毎回入力する手間が省けるので便利ですが、スマホを他人に触られたときに勝手に購入されてしまうリスクもあります。
安全に使うためのポイントは次の通りです。
- 不要な情報は削除しておく
- 設定 →「お支払い方法」や「住所やその他の情報」から削除可能。
- 削除したいカードや住所を選び、右上のゴミ箱アイコンをタップするだけでOKです。
- 共有端末では自動入力をオフにする
- 家族や友人とスマホを共有する場合は、自動入力を無効にしておきましょう。
- パスコードや生体認証と併用する
- Chromeでカード情報を保存する場合も、スマホ自体の「指紋認証」や「顔認証」を必ず設定しておくことが重要です。
- これにより、スマホを落としても簡単に悪用されにくくなります。

買い物が多い人にとっては便利な機能ですが、「便利さより安全性を優先」したい人は思い切ってオフにしておくのも安心です。
まとめ
Chromeアプリは世界中で最も利用されているブラウザのひとつであり、その便利さと引き換えにセキュリティリスクも抱えています。ですが、今回紹介した 5つの設定 を見直すだけで、情報漏洩や不正アクセスの危険をぐっと減らすことができます。
- アプリを最新状態に保つ
- 「安全確認」でパスワード漏洩をチェック
- プライバシーとセキュリティ設定を強化
- サイトごとの設定で不要な追跡や広告をブロック
- 支払い方法や住所を整理して管理
これらは数分でできるものばかりです。今すぐ設定を見直して、安全で快適なインターネット環境を整えましょう。
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よくある質問(FAQ)
- QChromeのセーフブラウジングは「強化」にするべき?
- A
はい、可能であれば「保護強化機能」に設定しておくのがおすすめです。危険なサイトや不正なファイルをより早く検知できるため、標準保護よりも安心です。特にネットショッピングや銀行サイトを利用する人は強化しておくと安全性が高まります。
- Qサードパーティクッキーをブロックすると不便になりますか?
- A
一部のサイトで「ログインできない」「カートに商品が残らない」といった不便が起こる場合があります。ただし、普段よく使うサイトで問題がなければブロックしても大丈夫です。安全性を優先するならオンにしておき、必要に応じて個別に許可するのがベストです。
- Qパスワード管理はChromeに保存するのと、専用アプリを使うのとどっちが安全?
- A
Chromeの保存機能でも十分便利ですが、さらに安全性を高めたいなら 専用のパスワード管理アプリ(例:1PasswordやLastPassなど) を使うのがおすすめです。複数の端末で安全に同期でき、2段階認証との連携も簡単です。Chrome保存機能は「手軽さ」、専用アプリは「強固なセキュリティ」と覚えておくと良いでしょう。







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