はじめに
ゲームをプレイしていて、「カクカクして操作が思うようにいかない…」そんな経験はありませんか?特に携帯ゲーミングPCやノートPCを使っていると、最新のAAAタイトルではフレームレート(FPS)が安定せず、快適さに欠けることがあります。
そこで注目されているのが 「Lossless Scaling」 というアプリです。このソフトを使えば、AIの力でフレームを生成し、見かけ上のFPSを最大3倍に引き上げることができます。つまり、今まで40fpsしか出なかったゲームが、設定次第では120fps相当にスムーズに動くようになるんです。
「えっ、それって高価なグラフィックボードやDLSS対応GPUが必要なんじゃないの?」と思うかもしれません。でもLossless ScalingはGPUやゲームの種類にほとんど依存せず、幅広い環境で使えるのが最大の魅力。携帯ゲーミングPCやミニPCのように性能が限られるマシンでも、設定を工夫することで驚くほど快適にゲームが遊べます。
この記事では、Lossless Scalingの仕組みや設定方法、携帯ゲーミングPCで安定して120fpsを出すための最適化ポイントを分かりやすく解説していきます。
「FPSを少しでも上げたい」「画面をもっとヌルヌルにしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
Lossless Scalingとは?
Lossless Scalingは、AIによるフレーム生成技術を活用したアプリケーションです。ゲームの描画フレームとフレームの間に「仮想的なフレーム」を自動生成し、見かけ上のフレームレートを向上させる仕組みを持っています。
似たような技術に NVIDIAのDLSS(Frame Generation) や AMDのFSR がありますが、これらは特定のGPUや対応ゲームが必要になります。
一方でLossless Scalingは、DirectXやVulkanで動くほとんどのゲームに対応し、GPUメーカーにも依存しないため、「どんなPC環境でも使える」ことが大きな強みです。
Lossless Scalingの主な特徴
- GPU依存がない:GeForceやRadeon、内蔵GPUでも利用可能
- 幅広いゲームで動作:対応タイトルの制限がほぼない
- 最大3倍のフレーム生成:例えば40fps → 120fpsへ引き上げ可能
- スケーリング機能内蔵:解像度を落として描画し、アップスケーリング+フレーム生成を同時に実現

特に携帯ゲーミングPCのように画面サイズが小さく解像度差が目立ちにくい環境では、このアップスケーリング機能と相性抜群です。多少解像度を落としても「画質の粗さが気にならない」のに「FPSは大幅に向上する」ので、まさに救世主的な存在といえます。
最適化のポイント
Lossless Scalingを導入しただけでは、必ずしも最高の結果が得られるわけではありません。
フレームリミットの設定やベースFPSの安定化を意識することで、より滑らかで快適なプレイが可能になります。
1. フレームリミットを必ず設定する
フレーム生成の品質を高めるには、生成後のFPSがモニターのリフレッシュレートを超えないように制御することが重要です。
- 120Hzモニターの場合
- 60fps(2倍生成で120fps)
- 40fps(2倍で80fps / 3倍で120fps)
- 30fps(2倍で60fps / 3倍で90fps)
- 144Hzモニターの場合
- 72fps(2倍生成で144fps)
- 48fps(2倍で96fps / 3倍で144fps)
- 36fps(2倍で72fps / 3倍で108fps)
※生成後のFPSがリフレッシュレートに満たないと、カメラを大きく動かした際にブレや画面の乱れが出ることがあります。その場合は「2倍生成」に落として安定を優先すると良いです。
2. ベースFPSを一定に保つ
Lossless ScalingはベースFPSが安定しているほど効果を発揮します。
例えば、ゲームによって30fpsから60fpsの間を頻繁に行き来するような不安定な状態では、生成されるフレームも不自然になりやすいです。
- 軽いシーンと重いシーンで差があるゲーム → 平均値より少し低めのFPSでフレームリミットを設定すると安定感が増す
- 外部ツール「RTSS」がおすすめ → フレーム制御だけでなく、GPU使用率や現在のFPSをオーバーレイ表示できるため調整がしやすい
3. 設定方法の選択肢
- ゲーム内のフレームリミット設定
→ 簡単に設定可能。ただし対応していないゲームもある。 - RTSSなどの外部ツール
→ 高度な制御が可能でおすすめ。 - NVIDIAコントロールパネル
→ GeForce限定。外部ツールを入れたくない場合に有効。

つまり、Lossless Scalingを使いこなすには 「フレームリミット × 安定ベースFPS」 がセットで必要不可欠というわけです。
負荷軽減&高画質を両立する方法
Lossless Scalingはとても便利ですが、フレーム生成自体がGPUリソースを消費するため、PCの性能がギリギリだと逆にベースFPSが下がってしまうこともあります。そこで、負荷を抑えつつ快適に動かすための工夫を紹介します。
1. パフォーマンスモードを活用する
最新のアップデートで強化された「パフォーマンスモード」を使うと、フレーム生成の負荷を約30〜50%削減できます。
以前は「画質が少し荒くなる」という印象がありましたが、現在は品質が改善されており、携帯ゲーミングPCでは積極的に使ってOKです。
2. 生成倍率を調整する
- 3倍生成 → 理論上は最も滑らかだが、GPUへの負担も大きい
- 2倍生成 → 多くの環境で安定しやすく、画質も十分滑らか
👉 携帯ゲーミングPCや小型ノートでは 2倍生成モードが最適解 になることが多いです。
3. スケーリング機能を活用する
解像度を下げて描画し、Lossless Scalingでアップスケーリング+フレーム生成を行う方法です。
やり方
- ゲームをウィンドウモードに変更
- 解像度を一段下げて設定
- Lossless Scalingの「スケーリング方法」で 「LS1」 を選択
これにより、小さい解像度で処理 → 軽くなった映像を拡大 → フレーム生成で滑らかに という流れになり、GPUの負荷を大きく軽減できます。
携帯ゲーミングPCのような小型画面では解像度差が目立ちにくいため、この方法は非常に実用的です。
つまり、
- パフォーマンスモードをON
- 生成倍率は2倍を基本
- スケーリングで負荷を分散

この3つを組み合わせることで、FPSを安定させつつ画質も保てる“バランスの良い環境”を作ることができます。
携帯ゲーミングPCとの相性
Lossless Scalingの強みは、高価なGPUやハイエンドPCがなくても恩恵を得られる点です。特に携帯ゲーミングPC(ハンドヘルドPC)との相性は抜群です。
1. 携帯ゲーミングPCの課題
Steam DeckやROG Allyといった携帯ゲーミングPCは、
- モバイル向けの省電力GPUを搭載
- 画面が小さいため高解像度が不要
- 重いゲームではFPSが30〜40前後に落ちやすい
といった特徴があります。結果として「画面がカクカクして遊びづらい」と感じる場面が少なくありません。
2. Lossless Scalingで得られるメリット
ここでLossless Scalingを使うと、
- 30〜40fps → 60〜120fps相当に改善
- 小型画面なので、解像度を下げても画質劣化が目立ちにくい
- スケーリング+フレーム生成で “軽快さ”と“美しさ”を両立
つまり、携帯ゲーミングPCの弱点である「性能不足」をソフトウェアで補えるわけです。
3. ミニPC・ノートPCでも有効
同じように、持ち運びやすさを重視したミニPCや軽量ノートPCでも効果を発揮します。
特に**GEEKOMやMinisforumといったミニPCブランド**の製品は、省スペースながら高性能なので、Lossless Scalingを組み合わせれば「コンパクトなのに快適に遊べる」理想環境を構築できます。

つまり、「画面は小さいけれどサクサク動いてほしい!」という携帯ゲーミングPCユーザーにとって、Lossless Scalingはまさに必須級のアプリといえるでしょう。
まとめ
Lossless Scalingは、携帯ゲーミングPCやミニPCのように性能に制約がある環境でも、AIフレーム生成でFPSを最大3倍に引き上げられる強力なアプリです。
ポイントを整理すると――
- フレームリミットを設定し、モニターのリフレッシュレートに合わせる
- ベースFPSを安定させると効果が最大化する
- パフォーマンスモードや2倍生成を活用して負荷を軽減
- 解像度を下げてスケーリング機能を併用するとさらに快適
この4つを押さえるだけで、携帯ゲーミングPCでも「ぬるぬる動く」ゲーム体験が手に入ります。
高性能なGPUがなくても、設定次第でここまで快適に遊べるのはまさに革命的。
「FPSのカクつきに悩んでいる」「手元の環境で少しでも快適に遊びたい」という方は、ぜひLossless Scalingを試してみてください。
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Lossless Scalingをうまく活用すれば、携帯ゲーミングPCや小型PCでも快適なゲーム環境が手に入ります。さらに深掘りしたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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携帯ゲーミングPCや外部モニターとの組み合わせで、Lossless Scalingの効果をさらに実感できるはずです。
よくある質問(FAQ)
- QLossless Scalingはすべてのゲームで使える?
- A
基本的にはDirectXやVulkanを使う多くのゲームで利用できます。ただし、一部のオンラインゲームではアンチチート機能との相性で起動できない場合があります。その際は事前に公式フォーラムやコミュニティで情報を確認するのがおすすめです。
- Q携帯ゲーミングPCでも本当に120fpsが出せるの?
- A
ベースFPSが安定していれば可能です。例えば40fpsを安定して出せるゲームなら、2倍生成で80fps、3倍生成で120fps相当になります。ただしGPU性能が低めのモデルでは2倍モードが現実的で快適です。
- QDLSSやFSRと併用できる?
- A
技術的には可能ですが、GPU負荷が大きくなるため非推奨です。Lossless Scaling単体でも十分な効果があり、携帯ゲーミングPCなら併用よりもLossless Scaling一本に絞った方が安定性が高いです。







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