はじめに
電話をしているときに「今の大事な内容、もう一度確認したいな…」と思ったことはありませんか?
通話録音は、ビジネスのやり取りやクレーム対応、さらには詐欺まがいの不審な電話に備えるうえで、とても便利な機能です。
ところが、いざ自分のスマホで録音しようとすると「録音ボタンが見当たらない!」と驚く人も少なくありません。実は、スマホによって「通話録音ができる機種」と「できない機種」がはっきり分かれているのです。
その違いは「性能の差」や「メーカーの気まぐれ」ではなく、法律や国ごとの事情が深く関わっています。
本記事では、
- 通話録音ができないスマホとその理由
- 録音できるスマホと具体的な使い方
- できない機種での代替手段や注意点
をわかりやすく解説していきます。
「自分のスマホは録音できるの?」と気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
通話録音できないスマホとその理由
まず最初に知っておきたいのは、通話録音は「できないスマホ」の方が多いということです。代表的な例を挙げると、
- iPhone(すべてのモデル)
- Google Pixelシリーズ(Android)
- その他、多くのAndroid機種
これらには標準で通話録音機能が搭載されていません。
「え、技術的に無理なの?」と思うかもしれませんが、実は違います。スマホの性能としては録音自体は簡単に実装できます。しかし、問題は法律的な背景にあります。
Apple(iPhone)やGoogle(Pixel)はアメリカを本拠地としている企業です。アメリカの多くの州では、相手の同意なく通話を録音することが法律で禁止されています。そのため、アメリカ基準で設計されるiPhoneやPixelには、そもそも録音機能を搭載できないのです。
この事情はアメリカだけに限りません。通話録音を制限している国は世界中にあり、国際的に販売されるスマホは「安全策」として録音機能を省いているケースが多いのです。
一方で、日本の法律では「個人が通話を録音すること」自体は違法ではありません。
ただし、録音した音声を相手の同意なく第三者に公開・共有する行為は違法となるため、注意が必要です。

つまり、通話録音の可否は「技術的な問題」ではなく、国ごとの法律や企業の方針によって決まっているのです。
通話録音できるスマホと特徴
一方で、日本国内で販売されている一部のスマホには、標準で通話録音機能が搭載されています。代表的なのは次のシリーズです。
- Galaxy(サムスン)
- AQUOS(シャープ)
- Xperia(ソニー)
- ZenFone(ASUS)
- 一部のOPPO機種
- シンプルスマホ/簡単スマホ(シニア向けモデル)
これらのスマホは、日本の法律を前提に設計されているため、通話録音機能を安心して利用できるのが特徴です。
特徴①:ボタンひとつで簡単録音
通話中に画面に「録音」ボタンが表示される機種が多く、タップするだけで録音が始まります。難しい設定は不要で、誰でも直感的に使えるのが魅力です。
特徴②:機種ごとに操作の違いあり
- Xperia:通話画面右下に「録音」マーク
- AQUOS:右下の三本線メニューをタップ →「通話音声メモ」
- シンプルスマホ:メニュー →「通話音声メモ」
といったように、同じAndroidでも呼び方や操作手順に少し違いがあります。
特徴③:簡単スマホなら「通話後録音」も可能
特にシニア向けの「簡単スマホ」には、通話終了後に「録音しますか?」と聞いてくれる機能があります。これなら、通話中に録音ボタンを押し忘れても安心です。

つまり、日本向けに作られた一部のAndroidスマホは、通話録音に対応しているというわけです。
「重要なやり取りを残したい」と考える人には、これらの機種が強い味方になります。
通話録音できない機種での代替手段と限界
「自分のスマホ(iPhoneやPixel)には録音ボタンがない…」という方も多いはず。そんなときに試せる代替手段はいくつかありますが、正直どれも完璧ではありません。
① ボイスメモアプリを使う
スマホに標準搭載されているボイスメモ(ボイスレコーダー)を使って録音する方法です。
- 自分の声はクリアに録音できる
- ただし、相手の声は「スピーカーホン」にしないと入らない
- 周囲の雑音も一緒に録音されやすい
➡ 実用性は低めですが、「とりあえずメモ代わりに残したい」という時には使えます。
② 画面録画機能を使う
最近のスマホには標準で「画面録画」が付いています。
- LINE通話など、一部のアプリ通話は録音可能
- しかし、標準の電話アプリでの通話は録音されない
- 長時間の録画はストレージを圧迫する
➡ 普段の電話では役立ちませんが、LINEやZoomなどの通話を記録したい時に限定的に使えます。
③ サードパーティー製アプリを使う
「通話録音アプリ」として配布されているものもあります。
- 無料版は制限が多く、有料版は月額課金が必要なことも多い
- 開発元が不明なアプリが多く、個人情報流出のリスクあり
- 口コミに不自然な日本語レビューが目立つ場合も
➡ セキュリティの観点から、あまりおすすめできません。
④ キャリアの通話録音サービスを利用する
ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアでは、法人向けに「通話録音サービス」を提供しています。
- ほぼ確実に録音できる
- クラウド保存や管理機能も充実
- ただし、月額料金が高めでビジネス用途が中心
➡ 個人利用にはコストが合わないケースが多いです。

現状、iPhoneやPixelで確実に通話録音する方法はないのが実情です。どうしても必要なら「録音に対応しているスマホに機種変更する」方が安心・確実といえるでしょう。
録音機能の使い方と注意点
通話録音に対応しているスマホを持っている場合、実際の操作はとてもシンプルです。ここでは一般的な流れと注意点をまとめます。
基本的な録音方法
- 通話中に画面を見る
→ 通話画面に「録音」ボタンが表示されていることが多いです。 - 録音ボタンをタップ
→ 録音が始まり、通話終了まで保存されます。 - 停止する場合
→ 「録音停止」ボタンを押すか、通話を切ると自動で録音が終了します。
機種ごとの操作例
- Xperia:通話画面の右下に「録音」マークが表示される
- AQUOS:右下の三本線メニュー →「通話音声メモ」をタップ
- シンプルスマホ:メニュー →「通話音声メモ」
➡ 同じAndroidでも、ボタンの位置や名称が違うので最初に確認しておきましょう。
録音した音声を聞く方法
- 通話履歴から再生
- 電話アプリの通話履歴を開く
- 録音した相手を選び、マイクアイコンや「再生」ボタンをタップ
- 設定メニューから再生
- 電話アプリ → メニュー → 設定 →「通話音声メモ」
- 「音声メモリスト」から再生可能
注意点(とても重要!)
- 日本の法律では録音自体は違法ではない
- ただし、相手の同意なく録音を第三者に共有・公開すると違法行為になる
- 一部の機種では、録音開始時に「録音中」と相手に通知される場合がある
- ビジネスやトラブル対応で使う場合は「録音させてもらってもいいですか?」と一言伝えるのがベスト

要するに、録音機能は便利ですが「相手の同意」と「使い方のマナー」がとても大切です。
まとめ
通話録音は「あると便利なのに、なぜか使えない…」と感じる人が多い機能です。
しかしその理由は単純で、国ごとの法律やメーカーの方針が関わっているから。
- iPhoneやPixelなど多くのスマホでは録音できない
→ アメリカを中心に録音が違法な国が多いため、機能そのものを外している - GalaxyやXperia、AQUOSなど日本向けのAndroid機種では録音可能
→ 通話画面に録音ボタンがあり、操作も簡単 - iPhoneやPixelでの代替手段は不完全
→ ボイスメモ、画面録画、専用アプリ、キャリアサービスなどはあるが実用性に限界あり
また、録音自体は日本の法律では問題ありませんが、相手の同意なしに第三者へ渡すと違法行為になるため注意が必要です。
もしビジネスや日常で「通話録音が必須」と感じるなら、最初から録音に対応しているスマホを選ぶのが一番安心です。
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よくある質問(FAQ)
- QiPhoneで通話録音できる裏ワザはありますか?
- A
正規の方法はありません。ボイスメモや外部ICレコーダーをスピーカーホン経由で使えば録音できますが、相手の声が小さくなったり雑音が入りやすいため、実用性は低めです。
- Q録音した通話を他人に送っても大丈夫ですか?
- A
日本では「録音すること」自体は違法ではありません。しかし、相手の同意なく録音を第三者に公開・共有するとプライバシー侵害となり違法になる可能性があります。利用はあくまで個人の記録用にとどめましょう。
- Q録音したデータはどこに保存されますか?
- A
多くのAndroidスマホでは「電話アプリの通話履歴」や「通話音声メモ一覧」に保存されます。機種によって保存場所が異なるため、設定メニューや通話履歴から確認してみてください。







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