はじめに
最近、スマートフォン利用者の間で「勝手にSMSが大量送信され、数万円の高額請求が来た」という被害が急増しています。突然スマホが知らない相手に大量のメッセージを送り続けてしまい、後から高額な請求書を見て青ざめる…そんな恐ろしいケースが現実に起きているのです。
この手口は「スミッシング(Smishing)」と呼ばれるSMSを使った詐欺の一種で、巧妙に作られた偽アプリをインストールさせ、利用者のスマホを乗っ取ってしまいます。特にAndroidユーザーが狙われやすく、気づかないうちに自分の電話番号が詐欺の拡散に使われてしまう危険もあります。
この記事では、
- なぜ勝手にSMSが送られてしまうのか
- 被害を未然に防ぐにはどうすればいいか
- もし感染してしまった場合の対処方法
を初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
「自分は大丈夫」と思っている方も、ある日突然狙われる可能性があります。安心してスマホを使い続けるために、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
SMS大量送信詐欺の正体「スミッシング」とは?
スマホ利用者を狙った詐欺の中でも、近年特に被害が増えているのが「スミッシング(Smishing)」です。
これは SMS(ショートメッセージサービス)+フィッシング を組み合わせた造語で、SMSを使って利用者をだまし、不正なサイトやアプリに誘導する手口を指します。
典型的なスミッシングの手口
- 「お荷物をお届けしましたが不在のため持ち帰りました」
- 「アカウントに不正アクセスがありました。確認してください」
- 「料金未納のお知らせ。今すぐお支払いをお願いします」
こうした不安をあおる内容のSMSが突然届き、メッセージ内のURLをタップさせることが狙いです。
偽Chromeアプリへの誘導
リンク先にアクセスすると「セキュリティ強化のため、最新のChromeをインストールしてください」といった画面が表示されます。ここで「提供元不明のアプリを許可」してしまうと、本物そっくりの偽Chromeアプリがスマホにインストールされてしまいます。

見た目は本物と区別がつかないため、多くの人が疑わずに権限を許可してしまい、最終的にスマホが乗っ取られる原因になるのです。
被害の仕組み
偽のChromeアプリがスマホに入り込んだだけでは、すぐに被害が発生するわけではありません。実際にSMSが勝手に送信されるのは、アプリに与えた権限の内容が原因です。
スマホが乗っ取られる流れ
- インストール段階
「提供元不明のアプリを許可」してしまい、偽Chromeがインストールされる。 - 権限リクエスト
インストール後に「連絡先へのアクセスを許可しますか?」という表示が出る。ここで「OK」を押すと、電話帳データがすべて偽アプリに渡る。 - SMSアプリに設定される
「SMSの標準アプリとしてChromeを設定しますか?」という質問が表示され、誤って「変更を許可」してしまうと、偽アプリがSMSアプリに置き換わる。 - 大量送信開始
偽ChromeアプリがSMS送信権限を利用し、電話帳の友人や不特定多数の番号へ勝手にメッセージを送り続ける。
犯罪者の目的
- 被害者の番号を使って詐欺SMSを拡散することが狙い。
- SMS1通ごとに料金が発生するため、請求は被害者に回る。
- 送り先の相手も同じ手口に誘導され、感染が連鎖的に広がる危険性がある。

つまり、自分だけでなく「友人や家族を巻き込んでしまう」点が非常に悪質なのです。
未然に防ぐための対策
一度スマホを乗っ取られてしまうと、被害を止めるのは大変です。だからこそ、そもそも感染しないようにする予防策が何よりも重要になります。
1. 不審なSMSは開かない・リンクをタップしない
- 「不在通知」「料金未納」「アカウント異常」などのSMSは典型的な詐欺パターンです。
- 送信元が怪しいと感じたら、開かず削除するのが最も安全です。
2. 提供元不明アプリをインストールしない
- Androidには「Google Play以外からアプリを入れる許可設定」があります。
- セキュリティ面で大きなリスクになるため、基本的に常時オフにしておきましょう。
3. 権限リクエストは必ず確認する
- 「SMSを送信してもいいですか?」「連絡先にアクセスしてもいいですか?」といった表示が出たら要注意。
- 本来不要な権限を求めてきたアプリは、即アンインストールを検討してください。
4. セキュリティソフトの導入
- 不正アプリやフィッシングサイトを検知してブロックできるため、被害を未然に防ぐ強力な味方です。
- 特に「ウイルスバスター」など大手のセキュリティソフトは、最新の詐欺手口にも対応しているので安心です
もし被害に遭ってしまった場合の対処(Android向け)
「気づいたらSMSが勝手に送られていた…」そんなときは、できるだけ早く設定を見直し、不審なアプリを削除することが大切です。ここでは具体的な確認手順を紹介します。
1. 提供元不明アプリの許可設定を確認
- スマホの 設定アプリ を開く
- 「アプリ」 → 「特別なアプリアクセス」または「不明なアプリのインストール」へ進む
- 一覧をチェックし、不審なアプリが「許可する」になっていないか確認
- 許可がオンなら 必ずオフに切り替えてください
2. SMSの標準アプリ設定を見直す
- 「設定」 → 「アプリ」 → 「デフォルトのアプリ」または「標準アプリ」を開く
- 「SMSアプリ」の項目を確認
- 通常のメッセージアプリ(例:メッセージ、+メッセージ)が選ばれているかチェック
- Chromeなど不審なアプリが設定されていた場合は、元のメッセージアプリに戻す
3. SMS権限のチェック
- 「設定」 → 「プライバシー」または「セキュリティ」 → 「権限マネージャー」を開く
- 「SMS」を選び、どのアプリに権限が与えられているか確認
- 不審なアプリがあれば 「許可しない」 に変更
4. 不審なアプリを削除
- 偽Chromeなど、不明なアプリがインストールされていた場合は 即アンインストール
- アプリ一覧をスクロールして、見慣れないアプリがないかチェックしましょう
5. 最終手段:スマホの初期化
- 不安が残る場合は 初期化(工場出荷状態に戻す) を検討してください
- 初期化の前に必ず 大切なデータをバックアップ しておきましょう
- どうしても不安なら、携帯キャリアや販売店でサポートを受けるのも安心です
まとめ
勝手にSMSが大量送信されてしまう被害は、主に 偽Chromeアプリをはじめとした不正アプリのインストール が原因です。
一度スマホを乗っ取られてしまうと、自分の番号から迷惑SMSが送信され、高額な請求や周囲の人を巻き込むリスクまで発生します。
今回紹介したポイントを振り返ると…
- 不審なSMSは開かない・リンクを押さない
- 提供元不明アプリのインストールは許可しない
- SMSの標準アプリや権限設定を定期的に確認する
- 感染してしまった場合は 不審なアプリ削除 → 権限見直し → 最終的には初期化
そして、未然に防ぐためには「セキュリティソフト」の導入も有効です。ウイルスバスターのような信頼できる対策ソフトを入れておけば、最新の詐欺手口からもスマホを守ることができます。
安心してスマホを使い続けるために、今日からできる対策をぜひ実践してください。
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よくある質問(FAQ)
- QiPhoneでも同じ被害は起こりますか?
- A
iPhoneは基本的に「提供元不明のアプリ」をインストールできない仕様のため、この手口による被害はほとんどありません。ただし、SMSのリンク先からフィッシングサイトに誘導され、Apple IDやカード情報を盗まれるケースはあるので注意が必要です。
- QもしSMSが勝手に送信されてしまったら料金はどうなりますか?
- A
SMS送信料は利用者(契約者)の請求に加算されます。短時間で数百通送られると数万円に達することもあります。被害に気づいたらすぐに携帯キャリアへ連絡し、状況を説明して対処を相談しましょう。
- Qセキュリティソフトは本当に効果がありますか?
- A
はい、効果的です。セキュリティソフトは不正アプリのインストールをブロックしたり、危険なフィッシングサイトを検知して警告を出してくれます。特に「ウイルスバスター」など大手の製品は最新の詐欺手口にも対応しているため、安心材料になります。







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