はじめに
スマートフォンを買い替えたとき、今まで使っていたAndroid端末を「売ろうかな」「下取りに出そうかな」と考える方も多いですよね。ですが、そのまま手放してしまうのはとても危険。なぜなら、写真や連絡先、LINEのトーク履歴、Googleアカウントなどの大切な情報が残っている可能性があるからです。
もし個人情報が第三者に渡ってしまえば、思わぬトラブルや不正利用につながることも…。そこで大切なのが「スマホを安全に初期化してから手放すこと」です。
本記事では、初心者でも安心して実践できるように、「暗号化の確認 → 画面ロック解除 → 初期化」という3つのステップに分けて解説していきます。これを読めば、安心してスマホを売却・譲渡・下取りに出せるようになりますよ。
ステップ1:データ暗号化を確認する
まず最初に確認したいのが「データの暗号化」です。暗号化とは、スマホの中に保存されている写真や連絡先、アプリの情報を複雑な文字列に変換して、第三者が読み取れないようにする仕組みのことです。万が一、初期化が完全にできなかったとしても、暗号化されていれば中身を簡単に覗かれる心配はありません。
最近のAndroid端末(特にAndroid 6.0以降)は、ほとんどが標準で暗号化が有効になっていますが、念のため確認しておきましょう。
暗号化の確認方法
- スマホの「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティとプライバシー」 → 「その他のセキュリティとプライバシー」へ進みます。
- 「暗号化と認証情報」または「スマホの暗号化」という項目を探してタップします。
画面に「暗号化されています」と表示されていればOKです。もし「暗号化されていません」と出た場合は、その場で暗号化を実行しましょう。処理には時間がかかることがありますので、充電しながら実行するのがおすすめです。

これで、スマホ内部のデータがしっかり守られた状態になります。次は、スマホを次の人が問題なく使えるようにするために、画面ロックを解除していきます。
ステップ2:画面ロックを「なし」に設定する
次に大事なのが画面ロックを解除することです。ここでポイントとなるのが、Androidに搭載されている「ファクトリーリセットプロテクション(FRP)」という機能。これは、万が一スマホが盗まれたり紛失した場合に、勝手に初期化されて使われないようにするセキュリティ仕組みです。
一見便利な機能ですが、売却や譲渡時には注意が必要。画面ロックを有効にしたまま初期化すると、このFRPが作動してしまい、次に使う人が前の所有者のGoogleアカウントでログインしないと利用できないという状況になります。これでは新しい持ち主が端末をまったく使えず、トラブルの原因になってしまいます。
画面ロック解除の手順
- スマホの「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」 → 「デバイスのロック解除」へ進みます。
- 「画面ロック」を選び、「なし」をタップします。
- 「デバイスのロック解除をすべて削除しますか?」と表示されたら、「削除」を選択。
これで、PINコードやパターン、指紋認証、顔認証など、すべてのロックが解除されます。また、念のため「デバイスを探す」機能もオフにしておくと安心です。
手順は「設定」 → 「セキュリティ」 → 「デバイスを探す」から「オフ」に切り替えるだけです。

ここまで終えれば、次の所有者がスムーズに端末をセットアップできる状態になります。いよいよ最後は、本丸である初期化の実行です!
ステップ3:初期化を実行する
いよいよ最後のステップです。ここでスマホを工場出荷時の状態に戻す「初期化」を実行します。初期化を行うことで、写真・連絡先・アプリ・Googleアカウントなど、スマホ内のすべてのデータが削除され、まっさらな状態に戻ります。
ただし注意点として、この操作は一度実行すると元に戻せないので、必要なデータは必ず事前にバックアップしておきましょう。新しい端末へのデータ移行も、ここで済ませておくと安心です。
初期化の手順
- スマホの「設定」を開きます。
- 「システム」 → 「リセットオプション」をタップします。
- 一番下にある「すべてのデータを消去(初期設定にリセット)」を選択します。
- 現在ログインしているアカウント一覧が表示されるので、内容を確認します。
- 問題なければ「すべてのデータを消去」をタップ。
- 確認画面が出たら、再度「すべてのデータを消去」を押します。
これでスマホが再起動し、データ消去が始まります。しばらくすると「ようこそ」と表示され、購入直後と同じ初期設定画面になれば初期化は完了です。

ここまで終えれば、安心してスマホを売却・下取り・譲渡できる状態になっています。次は、初期化後にやっておくとさらに安心なポイントを紹介します。
初期化後にやると安心なこと
初期化が終わったからといって、すぐにスマホを手放すのはちょっと待って!最後にいくつか確認しておくと、より安心して次の人に渡せます。
1. SIMカードとSDカードを抜く
意外と忘れがちなのがSIMカードとSDカードの抜き忘れです。SIMカードには電話番号や契約情報が、SDカードには写真や動画が残っていることがあります。必ず取り外してから手放しましょう。
2. ケースや保護フィルムを外す
スマホを売る場合、ケースや保護フィルムを外しておいた方が査定がスムーズです。特にフィルムは汚れや傷が目立ちやすいため、外しておくと見た目の印象も良くなります。
3. 付属品を揃える
充電ケーブルや箱などの付属品が残っていれば、一緒に渡すと査定額アップにつながる可能性があります。売却や下取りを考えているなら、探してまとめておくと安心です。

ここまで済ませれば、スマホを安全かつ気持ちよく手放す準備は万全です。続いて、関連する便利な記事も紹介しますので、あわせてチェックしてみてください。
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よくある質問(FAQ)
- Q初期化した後にデータを復元できますか?
- A
いいえ、初期化を実行するとスマホ内部のデータはすべて消去されます。復元はできないため、事前にGoogleドライブやPCなどにバックアップを取っておくことが必須です。
- QGoogleアカウントを削除しなくても大丈夫?
- A
初期化前に必ずGoogleアカウントを削除してください。削除していないと、ファクトリーリセットプロテクション(FRP)が作動してしまい、次の利用者がログインできずスマホを使えない状態になります。
- Q初期化するだけで本当に安全ですか?
- A
はい、Android 6.0以降の端末で暗号化が有効になっていれば復元は極めて困難です。初期化前に暗号化を確認し、正しく手順を踏めば安心して端末を手放せます。







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