はじめに
Firefoxって、ちょっと地味だけど「着実に進化し続けるブラウザ」という印象がありますよね。2025年最後の大型アップデートとなる Firefox 146.0 では、その姿勢がさらにハッキリと現れています。
今回のアップデートの大きなポイントは、Windows10ユーザー向けの新バックアップ機能、Firefox Labsの全ユーザー解放、そして描画処理の大幅改善の3つ。Chromeが圧倒的シェアを持つ時代でも、Firefoxが「独自エンジン」と「ユーザーの自由」を守りながら進化していることがよくわかる内容になっています。
特に、2025年10月にWindows10のサポートが終了したことで、パソコンの買い替えを検討する人が一気に増えました。そのタイミングで導入されたローカル自動バックアップ機能は、まさに困っているユーザーの背中をそっと押してくれる存在。古いPCから新しいPCへFirefox環境を丸ごと引き継げるのは、とっても心強いですよね。
この記事では、Firefox 146.0 のアップデート内容を初心者の方にもわかりやすく、そして中級者・上級者の方でも「なるほど!」と思えるよう丁寧にまとめています。普段Firefoxを使っている方はもちろん、「最近ちょっと離れていたけど気になる…」という方にも読みごたえのある内容になっていますよ。
さっそく、新しく追加された便利機能や改善ポイントをチェックしていきましょう✨
Windows10ユーザー向け・新バックアップ機能の詳細
● 新機能が生まれた背景
2025年10月14日、ついにWindows10のサポートが正式に終了しました。更新プログラムも提供されなくなり、古いPCを使い続けるのはどうしてもリスクが高くなってしまいます。とはいえ、「Windows11にアップグレードしたくても、PCのスペックが足りない…」というユーザーも多いんですよね。
そこでFirefoxが出してきた答えが、この新しいバックアップ機能
● 新バックアップ機能の仕組み
Firefox 146.0では、Windows10ユーザー向けに以下のような便利なバックアップ機能が追加されました。
- パスワード・ブックマーク・履歴・設定などを毎日自動でローカル保存
- バックアップデータにはパスワードを設定して暗号化できる
- OSに関係なく別のパソコンへFirefox環境を移行可能
つまり、Windows10 → Windows11への買い替えだけでなく、MacやLinuxなど別OSでも同じFirefox環境を復元できるということ。これはめちゃくちゃ便利です。
● バックアップを有効にする手順
大まかな流れはこんな感じです。
- Firefoxの設定を開く
- 「バックアップ」項目を選ぶ
- バックアップの保存先フォルダを指定
- 自動バックアップのオン/オフを切り替える
- 必要なら暗号化用パスワードを設定
設定はとてもシンプルで、一度有効化してしまえばあとはFirefoxが毎日コツコツとバックアップしてくれます。
● バックアップデータの保存先はどうする?
ここでひとつ注意したいのが、バックアップはローカル保存であること。つまり、パソコンの故障に備えるなら「別の外部ストレージ」に保存しておくのが安心です。
特にPC買い替えを予定しているWindows10ユーザーさんは、データ移行の相性がよくて、高速・コンパクトな外付けSSDを1つ持っておくと本当にラクですよ✨
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それでは、次は全ユーザー待望の「Firefox Labs解放」について見ていきましょう!
Firefox Labsが全ユーザーへ解放された理由と新機能紹介
● Firefox Labsとは?
Firefox Labsは、2024年に登場した実験機能をいち早く試せる仕組みです。新しいUIやAIを活用したレビュー機能など、開発中のワクワクする機能を先取りできる場所なんです。
これまでは「テレメトリ(使用状況データの送信)に参加している人だけ」が使える仕組みだったので、プライバシー重視のユーザーからは「試したいのに使えない…」という声もありました。
● テレメトリ不要で全ユーザーが使えるように
Firefox 146.0ではついに、テレメトリへの参加が必須という制限が撤廃されました。つまり、プライバシー設定をしっかり守りたい人でもLabsが自由に使えます。
個人的には「Firefoxらしさがすごく強く出たアップデート」だと感じます。ユーザーのプライバシーと選択の自由を尊重する姿勢は、昔から変わらないんですよね。
● 今すぐ試せる主な実験機能
Firefox 146.0 時点で使える主なLabs機能はこちらです。
- リンクレビュー └ リンクにカーソルを置き、特定のキーを押すとページの要約がポップアップで表示。AI要約にも対応。
- 新しいタブページのカスタマイズ └ 背景画像や色を自由に設定でき、宇宙系の美しい壁紙「セレスティアルシリーズ」も追加。
- Webアプリ機能(Windows限定) └ GmailやSlackなどをアプリのように独立したウィンドウで使用可能。タスクバーにピン留めもできる。

正式採用は未定ですが、ユーザーからのフィードバック次第で今後のFirefoxがもっと便利になるかもしれません。こういう「一緒に育てていく」感じって、Firefoxならではですよね。
描画性能の改善:Mac・Linux・Windowsでの進化点
Firefox 146.0 では、ブラウザの「見た目や動き」に直結する描画処理(レンダリング)の大幅な改善が行われました。普段あまり意識しない部分ですが、ここが強化されるとページ表示の安定性や滑らかさがグッと上がるんです。
● Mac版:GPUプロセスの独立化でクラッシュが激減
Macユーザー向けには、GPUプロセスが専用プロセスとして独立するようになりました。 これにより、
- WebGPU / WebGL / WebRender を別プロセスで処理
- グラフィックス周りでエラーが起きてもブラウザ全体が落ちない
「描画が重くなって突然Firefoxごと落ちた…」という悲しい事故が起きにくくなるので、作業中のユーザーにとっては安心感が段違いです。
● Linux版:Wayland環境での分数スケーリングに正式対応
Linuxユーザーにはうれしいニュースとして、Wayland環境での125% / 150% といった“分数スケーリング”が正式サポートされました。
これまでぼやけて見えたり、一部UIのサイズが不自然だったりした問題が解消され、4K モニターなど高解像度環境でもくっきり鮮明な表示に。 「Linuxは描画がちょっと…」と思っていた人には、かなり大きな改善です。
● Windows版:古いDirect2Dを廃止し、より安定した描画へ
Windowsでは、互換性維持のために残っていたDirect2Dの古い描画パスが廃止されました。 最新の描画エンジンに統一されたことで、将来のアップデートとも相性の良いスッキリした構成に。
古い環境でDirect2Dが必要な場合はESR版の利用が推奨されていますが、ほとんどのユーザーはより安定した描画処理の恩恵を受けられます。
● Skiaライブラリ更新でさらに高速化
Firefox内部の描画基盤であるSkia(スキア)もアップデートされ、ページレンダリングがより高速かつ安定したものになりました。細かい部分ですが、こういう積み重ねが全体の快適さにつながっていきます。
● 通信環境が整っていると描画の“体感速度”はさらに上がる
ここで少しだけ補足を…✨ 描画処理がいくら高速でも、通信が遅いとページ表示に時間がかかってしまいます。 特に最近のWebサイトは画像・動画・Webアプリが増えているので、高速なWi-Fiの恩恵がとても大きいんです。
もしご自宅のWi-Fiが古いままなら、描画性能が強化されたFirefox 146.0と相性の良いWi-Fi 7 ルーターへの買い替えも選択肢になりますよ。
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高速化されたFirefoxと組み合わせると、Webアプリの起動や動画サイトの読み込みが本当に軽く感じられるはずです。
その他のアップデートまとめ
Firefox 146.0 では、大型機能だけでなく「日常の使いやすさ」を底上げする細かな改善も行われています。ブラウジング体験をじわっと快適にしてくれるアップデートばかりなので、サクッと確認しておきましょう。
● 検索バーの挙動がよりスムーズに
検索バーに文字を入力すると、これまでは一度「検索結果ページ」を経由することが多かったのですが、Firefox 146.0 では候補が直接ポップアップ表示されるようになりました。
直感的に選びやすく、余計な画面遷移もないので、普段の検索がちょっとだけ早く、気持ちよくなりますよ。
● EUユーザー向けに天気ウィジェットが追加
EU圏では、新しいタブページに天気予報ウィジェットを表示できるようになりました。 まだ地域限定機能ではありますが、Firefoxの新しい方向性を感じさせる追加要素です。
● WebRTCで次世代暗号方式「ML-KEM」に対応
量子コンピューター時代を見据えた新しい暗号技術が WebRTC に導入されました。 ビデオ通話や画面共有など、リアルタイム通信を行う際のセキュリティがさらに強化されています。
● 開発者向けのWeb標準サポートが強化
- CSSスコープルール
- コントラストカラー関数
- text-decoration-style / inset などの改善

Web開発者の方にはうれしいアップデートですね。最新の標準仕様に追いつきながら独自エンジンを進化させ続ける、Firefoxらしいポイントでもあります。
まとめ
今回の Firefox 146.0 は、「ユーザーを置いていかないアップデート」という言葉がぴったりでした。 特に、サポートの終わったWindows10ユーザー向けに自動バックアップ機能を追加したのは、他のブラウザにはない優しさを感じるポイントです。
さらに、プライバシー設定に関係なく誰でもFirefox Labsを使えるようになったことで、実験機能の楽しさをより多くの人が体験できるようになりました。 描画処理の改善もMac・Linux・Windowsと幅広く手が入り、日常のブラウジングが安定するうれしい内容ばかりです。
Chrome全盛の時代の中でも、Firefoxは「選択肢として存在する意義」をしっかり守り続けています。 独自エンジンのGeckoを大切にしつつ、ユーザーの声を吸い上げながら進化を続ける姿勢が、今回のアップデートからもよく伝わってきますね。
これからFirefoxを使い続ける人も、しばらく離れていた人も、今回の146.0はちょっと触ってみたくなる内容だと思います。ぜひご自身の環境でもアップデートして、新しいFirefoxの動きを体験してみてください✨
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よくある質問(FAQ)
- QFirefox 146.0 のバックアップ機能はWindows10以外でも使える?
- A
現時点ではWindows版のみに提供されています。 ただしMozillaは他OSへの展開も予定しているため、将来的にはMacやLinuxでも使える可能性があります。
- QFirefox Labsの機能は正式採用されるの?
- A
Labsは実験的機能なので、すべてが正式版に入るわけではありません。 ただし、ユーザーからのフィードバックが採用の判断材料になるため、意見を送ることで機能の未来に関わることもできます。
- Q描画性能の改善でブラウザはどれくらい速くなる?
- A
環境によって体感は変わりますが、Macではクラッシュ頻度が減り、LinuxではUI表示の鮮明さが改善されています。 Windowsでは描画パスの整理により安定性が向上。 また、高速Wi-Fi環境を組み合わせれば、ページ表示の“体感速度”もさらに上がります。






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