最近、「+(プラス)から始まる知らない番号」から突然電話がかかってきた経験はありませんか?
しかもワンコールですぐ切れる……となると、ちょっと不気味ですよね。
実はこれ、国際電話を悪用した詐欺の可能性があります。
着信履歴に残った番号へ折り返し電話をさせ、高額な通話料を発生させたり、懸賞当選などを装って個人情報を聞き出したりする手口が、近年急増しています。
「知らない番号には出ないようにしているから大丈夫」と思っていても、
うっかりかけ直してしまうだけで被害に遭うケースも少なくありません。
そこで注目されているのが、警視庁が公式に提供している防犯アプリ「デジポリス」です。
これまで地域の防犯情報アプリとして知られていましたが、現在は国際電話や詐欺電話をブロックできる機能が追加され、全国どこに住んでいても利用できるようになっています。
この記事では、
- なぜ国際電話詐欺が増えているのか
- デジポリスで何ができるのか(iPhone・Androidの違い)
- 実際の導入・設定の流れと注意点
といったポイントを、できるだけ分かりやすく解説していきます。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
国際電話を悪用した詐欺が増えている理由
近年、詐欺電話で特に多く使われているのが、「+(プラス)」から始まる国際電話番号です。
一見すると海外からの正規の電話にも見えるため、警戒心が薄れやすいのが大きな特徴です。
代表的な手口が、いわゆる「ワン切り詐欺」。
犯人は無作為に電話をかけ、1回鳴らしてすぐに切ります。
すると着信履歴には「+」付きの見慣れない番号だけが残りますよね。
「誰からだろう?」「重要な連絡かも?」と思って折り返してしまうと、そこから被害が始まります。
折り返し電話をすると、
- 高額な国際通話料金が発生する
- 自動音声やオペレーターにつながり、個人情報を聞き出される
- 懸賞当選・未払い料金などの嘘で不安をあおられる
といったケースが報告されています。
特に国際電話は通話料が高く、短時間でも数千円〜数万円の請求につながることがあるため要注意です。
さらに厄介なのが、電話番号を次々に変えられる点。
そのため、スマホの標準的な着信拒否設定だけでは、完全に防ぎきれないのが現状です。

こうした背景から、「知らない番号に出ない」「折り返さない」といった自己防衛だけでなく、
仕組みそのものを使ってブロックする対策が重要になってきています。
デジポリスとは?警視庁が提供する公式防犯アプリ
デジポリスは、警視庁が提供している公式の防犯アプリです。
もともとは、犯罪発生情報や防犯情報を地図上で確認できるアプリとして知られていましたが、現在は特殊詐欺対策に特化した機能も強化されています。
特に注目されているのが、国際電話や詐欺電話をブロックする機能です。
警察が把握している特殊詐欺に使われている電話番号の情報をもとに、危険な着信や発信を防ぐ仕組みになっています。
「警視庁のアプリ」と聞くと、
東京都に住んでいないと使えないのでは?と思う人も多いかもしれません。
ですが、電話番号ブロック機能については全国どこに住んでいても利用可能です。
地域犯罪情報(マップ表示など)は主に東京都向けですが、詐欺電話対策機能は地域に関係なく使える点が大きなメリットです。
また、デジポリスは
- 完全無料で使える
- 公的機関が提供しているため信頼性が高い
- 個人情報の入力が必須ではない
といった点から、「まず入れておく対策アプリ」として非常に導入しやすいのも特徴です。
警視庁によるデジポリスの公式説明や、国際電話ブロック機能の詳細については、
以下のページでも確認できます。

次の章では、デジポリスで実際に何ができるのかを、
iPhoneとAndroidの違いに分けて詳しく解説していきます。
デジポリスの国際電話ブロック機能を解説(OS別)
デジポリスの電話番号ブロック機能は、iPhoneとAndroidで仕組みやできることが異なります。
ここを正しく理解しておかないと、「思っていた対策ができていなかった」ということにもなりかねません。
それぞれの特徴を、分かりやすく見ていきましょう。
iPhoneでできること
iPhone版デジポリスでは、警察が把握している特殊詐欺に使われている電話番号を対象に、
着信を自動でブロックする仕組みが採用されています。
ここで注意したいポイントは、
「国際電話をすべて一律でブロックする機能ではない」という点です。
あくまで、
- 警察が詐欺に使われていると把握している番号
- データベースに登録されている危険な番号
に限ってブロックされる仕組みとなっています。
そのため、iPhoneの場合は後述する標準機能との併用が、より安心な対策になります。
Androidでできること
Android版デジポリスは、iPhoneに比べてブロック機能がより強力なのが特徴です。
警察が把握している詐欺電話番号に加えて、
国際電話番号そのものをブロック対象にできる点が大きな違いです。
具体的には、以下のような機能が用意されています。
- 着信ブロック機能
詐欺に使われている番号や国際電話番号からの着信を自動で拒否します。 - 発信ブロック機能
着信履歴に残った詐欺番号や国際電話番号へ、折り返し電話をかけてしまうのを防ぎます。 - 着信履歴の自動削除
ブロックされた番号の履歴を残さないため、誤って折り返すリスクを減らせます。 - 連絡先登録済み番号の除外
国際電話番号であっても、連絡先に登録している相手はブロック対象から外せます。

特に「発信ブロック機能」は、ワン切り詐欺対策として非常に有効です。
うっかり折り返してしまう事故そのものを防げるため、心理的な安心感も大きいですね。
デジポリスの導入・初期設定の流れ
デジポリスは、インストールから利用開始までがとてもシンプルなのも特徴です。
ここでは、初めて使う人でも迷わないように、基本的な流れとポイントをまとめて解説します。
アプリのインストール方法
まずは、スマートフォンにデジポリスをインストールします。
- iPhoneの場合
App Storeを開き、検索欄に「デジポリス」と入力してインストールします。 - Androidの場合
Google Play ストアを開き、検索欄に「デジポリス」と入力してインストールします。
どちらも無料で利用でき、会員登録などは必要ありません。
初回起動時の基本設定
アプリを起動すると、いくつかの確認画面が表示されますが、
すべて必須ではない点が安心ポイントです。
- マイエリア設定
これは東京都内の犯罪情報を見やすくするための機能です。
国際電話ブロック目的であれば、設定せずに進んでも問題ありません。 - 年齢・性別・居住地などのアンケート
任意入力のため、未入力のまま進めます。 - 位置情報・通知の許可
防犯情報の通知を受け取りたい場合は許可しますが、
電話番号ブロック機能そのものには直接影響しません。
「個人情報を細かく入力しなくても使える」という点は、
公的アプリならではの安心感がありますね。
ブロック機能を有効にする
初期画面が表示されたら、
国際電話ブロック(または反抗利用電話番号ブロック)の項目を開きます。
画面の案内に従って、
- 利用規約への同意
- スマホ側の設定画面でデジポリスを有効化
を行えば準備は完了です。

設定が正しく完了すると、
画面右上の電話マークが「オン(緑色)」で表示されます。
iPhoneで国際電話・詐欺電話対策を強化する補足設定
iPhone版デジポリスは、詐欺に使われていると警察が把握した電話番号をブロックできますが、
国際電話をすべて一律で拒否する仕組みではありません。
そのため、iPhoneユーザーはiOS標準の迷惑電話対策機能を併用することで、
より安全性を高めることができます。
「不明な発信者を消音」とは
iPhoneには「不明な発信者を消音」という機能があります。
この設定をオンにすると、連絡先に登録されていない番号からの着信は、
- 着信音が鳴らない
- バイブレーションもしない
- 留守番電話と着信履歴には残る
という動作になります。
知らない番号からの突然の着信に反応しなくて済むため、
ワン切り詐欺や迷惑電話への心理的なストレスを大きく減らせるのがメリットです。
設定方法の概要
設定はとても簡単です。
- 「設定」アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 「不明な発信者を消音」をオンにする
注意点も必ず理解しておく
便利な機能ですが、注意点もあります。
この設定を有効にすると、
- 病院やクリニックからの連絡
- 警察・消防などの公的機関
- 学校や勤務先からの電話
といった、連絡先に未登録の重要な電話も、
着信音が鳴らなくなる可能性があります。
そのため、
- 重要な機関の番号は事前に連絡先へ登録しておく
- 着信履歴や留守番電話を定期的に確認する
といった運用を心がけると安心です。

次の章では、電話番号ブロック以外にも使えるデジポリスの便利機能を紹介します。
いざという時に役立つ機能も多いので、ぜひ知っておいてください。
電話ブロック以外に使えるデジポリスの便利機能
デジポリスは国際電話や詐欺電話をブロックするだけのアプリではありません。
日常生活の中で役立つ防犯機能も、いくつか搭載されています。
ブロック機能をオンにしたあとは、アプリを常に起動しておく必要はありませんが、
「いざという時」に使える機能を知っておくと、より安心感が高まります。
地域犯罪・防犯情報の確認
デジポリスのホーム画面では、地図上で犯罪・防犯情報を確認できます。
主に東京都内の情報が中心ですが、ひったくりや不審者情報など、
注意すべきエリアや時間帯を把握するのに役立ちます。
通勤・通学ルートや、夜間に利用する場所の状況を事前に知っておくことで、
防犯意識を高めるきっかけにもなります。
痴漢撃退機能
アプリ内のボタンをタップすると、
「痴漢です。助けてください」という文字を画面に大きく表示し、
同時に音声を出すことができます。
声を出しづらい状況でも周囲に異常を知らせやすく、
音量設定がゼロでも音が鳴る仕様になっている点が特徴です。
防犯ブザー機能
画面上のベルマークをタップすると、
大きなブザー音を鳴らすことができます。
こちらもスマホ本体の音量設定に関係なく鳴るため、
緊急時に確実に周囲へ異変を知らせられます。
スマホひとつで防犯ブザーの役割を果たせるため、
別途ブザーを持ち歩いていない人にも心強い機能です。

このようにデジポリスは、
「普段は意識しなくても、必要な時にしっかり役立つ」防犯アプリだと言えます。
まとめ
「+(プラス)から始まる知らない番号」による国際電話詐欺は、
折り返し電話をさせることを目的とした、非常にシンプルで厄介な手口です。
「出なければ大丈夫」「気をつけていれば平気」と思っていても、
一度でもかけ直してしまえば、高額な通話料や個人情報流出といった被害につながる可能性があります。
だからこそ重要なのは、自分の判断に頼るのではなく、仕組みで防ぐことです。
警視庁が提供するデジポリスは、
- 無料で利用できる
- 公的機関提供で信頼性が高い
- 国際電話・詐欺電話対策として実用的
という点から、現実的で導入しやすい対策だと言えます。
特に、スマホ操作に不慣れな家族や高齢者、
子どものスマートフォンにも入れておくことで、
「うっかり被害」を未然に防ぐ効果が期待できます。
迷惑電話や詐欺は、いつ誰の身に起きてもおかしくありません。
被害に遭ってから後悔する前に、
今日できる対策としてデジポリスを活用してみてください。
あわせて読みたい
- 深夜の非通知・国際電話に要注意!ワンギリ詐欺の手口と安全な対策法を徹底解説
- 非通知の着信って誰?スマホでできる調べ方と対応策【詐欺対策にも】
- 知らない番号に名前を表示する無料スマホアプリ3選|迷惑電話・詐欺対策に必須!
よくある質問(FAQ)
- Qデジポリスは本当に無料で使えますか?
- A
はい、完全に無料で利用できます。
アプリのインストールや利用に料金がかかることはなく、
会員登録や課金要素もありません。
- Q東京都以外に住んでいても問題ありませんか?
- A
問題ありません。
国際電話・詐欺電話のブロック機能は全国対応です。
- Qすでにスマホの着信拒否設定をしていても入れる意味はありますか?
- A
はい、入れる意味は十分にあります。
スマホ標準の着信拒否は、
「すでに分かっている番号」を個別に登録する方式が中心です。一方デジポリスは、
- 警察が把握している詐欺電話番号を自動で判定
- Androidでは国際電話番号そのものをブロック可能
- 発信ブロックで折り返し事故を防止
といった点が強みです。
自己判断+仕組みの二重対策として、併用する価値は高いと言えます。







※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。