「Wi-Fiが遅い…」「動画が途中で止まる」「オンラインゲームがラグい」 こんなストレス、できれば今すぐ解消したいですよね。
多くの方が真っ先に「回線が悪いのかな?」「ルーターを買い替えるしかない?」と考えがちですが、
実はWi-Fiが遅くなる原因は1つではありません。
設置場所、電波の使い方、ルーターの設定、回線方式、さらには使っているスマホやパソコン側まで、
いくつかの要因が重なって「遅い・不安定・途切れる」という症状が起きているケースがほとんどです。
そして厄介なのが、
原因に合っていない対策をすると、手間もお金もムダになりやすいという点。
この記事では、ネットや回線の知識がほとんどない方でも大丈夫なように、
- Wi-Fiが遅くなる本当の原因をどう切り分けるのか
- 今すぐできる改善策は何か
- 買い替えや回線変更が本当に必要かどうかの判断基準
を順番どおりに、できるだけわかりやすく解説していきます。
「とりあえず高いルーターを買う」前に、
まずはこの記事を読みながら、ご自宅のWi-Fi環境を一緒に整理していきましょう🙂
結論|Wi-Fiが遅い原因は1つじゃない。直す近道は「順番」がすべて
Wi-Fiが遅い・不安定になる原因は、どれか1つだけが悪いというケースはほとんどありません。
多くの場合、
- 電波の届きにくい設置環境
- 性能や設定が合っていないWi-Fiルーター
- 夜に混雑しやすい回線方式
- 特定のスマホ・パソコン側の問題
こうした要素がいくつも重なって、「遅い」「途切れる」「安定しない」といった症状が出ています。
だからこそ大事なのは、
やみくもに対策するのではなく、順番に切り分けていくことです。
この記事でおすすめする改善の流れは、とてもシンプル。
- 周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の使い分けを見直す
- ルーターの設置場所・設定をチェックする
- それでもダメなら回線方式(IPv6対応)を確認する
この順番で確認していけば、
お金をかけずに改善できる人と、買い替え・変更すべき人が自然と見えてきます。

次の章からは、まずWi-Fiが遅くなる代表的な原因を整理しながら、
「自分の家はどこが怪しいのか?」を一緒に確認していきましょう。
Wi-Fiが遅い・不安定になる4つの主な原因
Wi-Fiの調子が悪いとき、「たぶん回線が悪いんだろう」と思いがちですが、
実際には原因は大きく4つのパターンに分けられます。
まずはここを整理することで、
的外れな対策をしてしまう失敗を防げます。
① 場所・環境の要因
Wi-Fiは電波なので、置き場所や周囲の環境の影響を強く受けます。
- ルーターから距離が遠い
- 壁・床・天井を何枚も挟んでいる
- 鉄筋コンクリートの建物
- 電子レンジ・Bluetooth機器の近く
- 近隣のWi-Fiが多く電波が混雑している
特に、床置き・部屋の端・棚の奥などは、電波が弱くなりやすい典型例です。
② ルーター・機器の要因
Wi-Fiルーター自体の性能や状態が原因になっているケースも非常に多いです。
- 3〜5年以上前の古いルーターを使っている
- Wi-Fi 4 / Wi-Fi 5など旧規格
- スマホ・PC・家電の同時接続が多い
- 長時間稼働で熱を持っている
- ファームウェアを一度も更新していない
「回線は速いはずなのにWi-Fiだけ遅い」という場合、
このルーター側がボトルネックになっている可能性が高いです。
そもそもルーターが何をしている機器なのか曖昧な場合は、
こちらの記事で仕組みを一度整理しておくと理解しやすくなります。
③ 回線・プロバイダの要因
次に疑うべきなのが、回線そのものの混雑や仕様です。
- 夜(20〜23時)だけ極端に遅くなる
- マンションの共有回線を使っている
- VDSL方式(最大100Mbps)の建物
- IPv6に対応していない
この場合、Wi-Fi設定をどれだけ頑張っても、
根本的に速度が出ないことがあります。
④ スマホ・PC側の要因
「家族のスマホは普通なのに、自分の端末だけ遅い」場合は、
端末側に原因がある可能性も考えられます。
- OSやドライバが古い
- キャッシュや一時データが溜まっている
- セキュリティソフトやVPNの影響
- Wi-Fiアダプタの不具合
この切り分けができると、
「今すぐ直せる問題」なのか「環境を変える必要がある問題」なのかが見えてきます。

次は、今すぐ効果を実感しやすい対策として、
周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の正しい使い分けから見ていきましょう。
【即効性あり】周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の正しい使い分け
Wi-Fiが遅い・不安定なとき、最初に見直してほしいのが周波数帯です。 設定を少し変えるだけで、体感が大きく改善するケースも珍しくありません。
2.4GHzと5GHzの違いをざっくり理解しよう
Wi-Fiには主に「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。 難しく考えなくて大丈夫なので、まずは性格の違いだけ押さえましょう。
- 2.4GHz:遠くまで届きやすく、壁に強いが、混雑しやすく速度は遅め
- 5GHz:高速で安定しやすいが、壁や床に弱く、届く距離は短い
つまり、
- ルーターから近い部屋 → 5GHz
- 壁を挟んだ離れた部屋 → 2.4GHz
この使い分けが基本になります。
「Wi-Fiは繋がっているのに遅い」原因になりやすいケース
よくあるのが、
本当は5GHzが使えるのに、2.4GHzに自動接続されているパターンです。
2.4GHzは電子レンジやBluetooth機器とも干渉しやすいため、 動画が止まったり、通信が一瞬途切れたりしやすくなります。
5GHzに切り替えるときの考え方
SSID(Wi-Fi名)が複数表示されている場合、 「-A」「-5G」「-5GHz」などが付いているものが5GHz帯です。
自宅でスマホやパソコンを使う場所が、
- ルーターと同じ部屋
- 壁が1枚程度
であれば、まずは5GHzを優先して使ってみてください。
「それでも途切れる」「電波が弱い」と感じた場合に、 初めて2.4GHzへ戻す、という順番がおすすめです。

次の章では、
周波数帯を変えても改善しない場合にチェックすべきポイントとして、 ルーターの設置場所や設定について詳しく見ていきます。
ルーターの設置場所・設定を見直すだけで劇的に改善するケース
周波数帯を正しく使い分けても改善しない場合、 次にチェックすべきなのがWi-Fiルーターそのものです。
実は、Wi-Fiトラブルの多くは 「置き場所」と「設定」が原因で起きています。
まずはここを確認|正しい設置場所チェックリスト
Wi-Fiルーターは、どこに置くかで電波の広がり方が大きく変わります。
- 床に直置きしていないか
- 部屋の端や隅に追いやられていないか
- 棚の奥や金属製ラックの中に入っていないか
- 電子レンジ・テレビ・水槽の近くにないか
理想的なのは、
- 床から1〜2mの高さ
- 家のできるだけ中心
- 周囲に障害物が少ない場所
たったこれだけでも、 「特定の部屋だけ遅い」「一瞬途切れる」といった症状が改善することがあります。
意外と多い「二重ルーター」の落とし穴
光回線の契約時に渡される機器(ONUやホームゲートウェイ)には、 すでにルーター機能が入っている場合があります。
その状態で、さらに市販のWi-Fiルーターを 「ルーターモード」のまま接続すると、
二重ルーターになり、通信が不安定になる原因になります。
プロバイダ機器にルーター機能がある場合は、 市販ルーター側をAP(アクセスポイント)モード/ブリッジモードに切り替えてください。
買い替えが効果的なのはどんな人?
次の項目に当てはまる場合は、 設定をいくら見直しても限界がある可能性が高いです。
- ルーターを3〜5年以上使っている
- Wi-Fi 4 / Wi-Fi 5対応モデル
- 家族全員+スマート家電で常に混雑している
- IPv6に対応していない
こうした場合は、最新規格に対応したルーターへ替えるだけで、 速度・安定性・同時接続耐性が一気に改善します。
その代表例が、Wi-Fi 7とIPv6に対応した次のようなモデルです。
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もちろん、
全員が今すぐ買い替える必要はありません。
「置き場所・設定を見直してもダメだった」 「家族全員が同時に使うと遅くなる」 こうした人にとって、買い替えは一番ラクで確実な解決策になります。

次は、
さらに安定性を求める人向けに、有線LANという選択肢について解説します。
有線LANは本当に速い?無線との決定的な違い
Wi-Fiの設定やルーターを見直しても安定しない場合、 最も確実に通信を安定させる方法が「有線LAN」です。
「今どき有線ってどうなの?」と思われがちですが、 用途によっては無線より圧倒的に有利になります。
有線LANが強い理由
有線LANは、電波ではなくケーブルで直接通信するため、
- 電波干渉を受けない
- 距離や壁の影響を受けない
- 通信が途切れにくい
- 遅延(ラグ)が極端に少ない
といったメリットがあります。
特に、
- オンラインゲーム
- 在宅ワーク・Web会議
- 動画配信・ライブ配信
こうした安定性が最優先の用途では、有線LANがベストです。
「有線なのに遅い」原因はケーブルにあることも
意外と見落とされがちなのが、LANケーブルの規格です。
古いCAT5やCAT5eのケーブルを使っていると、 回線やルーターが高速でも本来の速度が出ません。
今から選ぶなら、 CAT6A以上(10Gbps対応)を選んでおくと安心です。
実際に使いやすく、耐久性も高いのがこちらのモデルです。
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「Wi-Fiは不安定だけど、机周りだけでも安定させたい」 そんな場合は、パソコンだけ有線にするのも非常に効果的です。

次の章では、 昼は速いのに夜だけ遅くなる人が特に注意すべき、 回線方式とIPv6について解説します。
夜だけ遅い人は要注意|回線方式とIPv6の話
「昼間は普通なのに、夜になると急に遅くなる」 この症状に心当たりがある場合、原因はWi-Fiではなく回線方式にある可能性が高いです。
このケースでは、 ルーターの設定や置き場所をいくら見直しても、 根本的な改善につながらないことがあります。
夜に遅くなる正体は「回線の混雑」
夜(20〜23時ごろ)は、動画視聴やゲーム利用が集中しやすく、 多くの家庭が同時にインターネットを使います。
従来のIPv4方式(PPPoE接続)では、 この時間帯に回線が混雑しやすい構造になっており、
- ページが開かない
- 動画の画質が落ちる
- 速度テストの数値が極端に下がる
といった症状が出やすくなります。
IPv6(IPoE)に対応していると何が違う?
IPv6(IPoE方式)は、 混雑しやすい経路を避けて通信できる仕組みのため、 夜でも速度が落ちにくいのが特徴です。
「夜だけ遅い」人にとっては、 最も効果を実感しやすい改善ポイントと言えます。
IPv6の仕組みや、なぜ速くなるのかを詳しく知りたい場合は、 こちらの記事がとても参考になります。
IPv6が使えるかどうかのチェックポイント
IPv6対応かどうかは、次の3点で判断できます。
- 契約しているプロバイダがIPv6(IPoE)に対応しているか
- Wi-FiルーターがIPv6対応モデルか
- ルーター設定でIPv6が有効になっているか
すでに条件を満たしているのに遅い場合は、 設定がオフのままになっているケースも少なくありません。

次の章では、 「最大〇Gbps」という表記に惑わされないために知っておきたい、 実測値の考え方について解説します。
「最大〇Gbps」は信じるな|実測値で判断する重要性
インターネット回線やWi-Fiルーターを調べていると、 「最大1Gbps」「最大10Gbps」といった数字をよく目にしますよね。
ですが、この「最大速度」だけを信じてしまうのは要注意です。
最大速度=実際に出る速度ではない
まず大前提として、カタログや公式サイトに書かれている最大速度は、 理論上の数値です。
実際の通信速度(実測値)は、次のような要因で大きく変わります。
- 時間帯(特に夜間)
- 建物の配線方式(戸建て・マンション)
- 回線の混雑状況
- ルーターや端末の性能
- Wi-Fiか有線か
そのため、
「最大1Gbpsの回線なのに、実際は100〜300Mbpsしか出ない」 というのはまったく珍しい話ではありません。
速度テストは「数字の大小」だけで判断しない
スピードテストをすると、 つい数値が高い・低いだけで一喜一憂してしまいがちですが、
- Web閲覧や動画視聴は十分か
- 夜でも安定しているか
- 途切れや遅延が発生していないか
こうした体感の安定性のほうが、実はずっと重要です。
実測値と最大速度の違いや、 スピードテスト結果の正しい見方については、 次の記事で詳しく解説されています。
「数字はそこそこ出ているのに、なぜか快適じゃない」 そんな場合は、速度そのものより安定性や混雑を疑ってみてください。

次の章では、 多くの人が勘違いしやすいWi-Fi改善のNG行動をまとめていきます。
よくある誤解・やりがちNG行動
Wi-Fiが遅いとき、 ネットやSNSで見かけた対策を片っ端から試してしまう人は少なくありません。
ですが実は、効果が薄い、もしくは逆効果になりやすい行動もあります。
高いルーターに替えれば必ず速くなる
最新で高価なルーターに替えても、 回線自体がボトルネックになっている場合、劇的な改善は期待できません。
特に、
- マンションの共有回線
- VDSL方式の建物
- 夜間に極端に遅くなる環境
では、ルーター性能を活かしきれないことがあります。
DNSを変えれば誰でも速くなる
DNS変更は、Webページの名前解決が速くなることがあるだけで、 回線速度そのものが上がるわけではありません。
環境によっては体感が変わらない、 あるいは不安定になるケースもあります。
中継機をとりあえず置けばOK
中継機は便利ですが、 置き場所を間違えると逆効果になります。
電波が弱い場所に置いてしまうと、 「弱い電波をそのまま中継する」だけになり、速度が落ちやすくなります。
スピードテストの数字だけで判断する
一時的に高い数値が出ても、 通信が安定していなければ意味がありません。
遅延・途切れ・夜間の落ち込みなど、 日常の使い勝手を基準に判断することが大切です。

これらのNG行動を避け、 原因に合った対策を選ぶことが、Wi-Fi改善の近道になります。
まとめ|Wi-Fi改善は「原因の切り分け」と「順番」がすべて
Wi-Fiが遅い・不安定と感じたとき、 やみくもに設定を変えたり、機器を買い替えたりする必要はありません。
大切なのは、どこに原因があるのかを順番に切り分けることです。
- まずは周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の使い分け
- 次にルーターの設置場所・設定を見直す
- それでもダメなら回線方式(IPv6対応)を確認する
この流れで確認していけば、 お金をかけずに改善できる人と、 環境を変えるべき人が自然と見えてきます。
私自身、これまで多くのWi-Fiトラブルを見てきましたが、 「順番を間違えただけで遠回りしていた」というケースが本当に多いです。
この記事を参考に、 まずは今すぐできるところから試してみてください。
少しの見直しだけで、 動画やゲーム、在宅ワークの快適さが驚くほど変わることもありますよ🙂
よくある質問(FAQ)
- QWi-Fiルーターは何年くらいで買い替えるべき?
- A
目安としては3〜5年です。
この期間を過ぎると、
- 最新のWi-Fi規格に対応していない
- 同時接続台数が少ない
- IPv6に非対応、または動作が不安定
といった理由で、 回線性能を活かしきれなくなることがあります。
「設定は問題なさそうなのに遅い」と感じる場合は、 買い替えを検討する価値があります。
- Q中継機とメッシュWi-Fiはどちらを選べばいい?
- A
用途と住環境によって選び方が変わります。
- 特定の部屋だけ電波が弱い → 中継機
- 家全体を安定してカバーしたい → メッシュWi-Fi
ただし、 中継機は設置場所を間違えると逆効果になるため、 ルーターと電波が弱い部屋の中間地点に置くのがポイントです。
- Q賃貸やマンションでもWi-Fiは改善できる?
- A
はい、十分改善できるケースが多いです。
賃貸・マンションの場合は、
- ルーターの置き場所を最適化する
- 5GHzを優先して使う
- 可能なら有線LANを併用する
- IPv6対応を確認する
このあたりを見直すだけでも、 体感が大きく変わることがあります。
「どうせ建物の問題だから…」と諦めず、 まずはできる範囲から試してみてください。










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