「最近、マウスを使っていると手首が疲れる…」
そんな悩み、地味につらいですよね。
特に在宅ワークやプログラミング、資料作成のように長時間パソコンを触る人ほど、手首や前腕にじわじわ負担が溜まりやすくなります。私も普通のマウスを長時間使っていた頃は、夕方になると手首がだるくなって「あ、今日はもう触りたくないかも…」となる日がありました。
そこで気になってくるのが「垂直マウス」です。
ただ、見た目がかなり独特なので、こんな不安を感じる人も多いと思います。
- 本当にラクになるの?
- 操作しづらくない?
- 安いモデルでも大丈夫?
- Logicoolみたいな高級モデルじゃないと失敗する?
今回レビューする「ProtoArc EM11 NL」は、そんな“垂直マウスを試してみたいけど、いきなり高級機は怖い…”という人にちょうどいい価格帯のモデルです。
しかも、ただ安いだけではなく、3台接続対応・USB-C充電・静音クリックなど、普段使いで欲しい機能はしっかりそろっています。
一方で、macOSでの制限や、垂直マウス特有の慣れの問題など、買う前に知っておきたい注意点もありました。
「手首の負担を少しでも減らしたい」
「でも、自分に合うか分からないから失敗したくない」
そんな人が判断しやすいように、実際の使用感ベースで正直にレビューしていきます。
ProtoArc EM11 NLの結論レビュー
先に結論からお伝えすると、ProtoArc EM11 NLは「初めて垂直マウスを試す人」にはかなり相性がいいモデルだと感じました。
特に、こんなタイプの人にはハマりやすいです。
- 長時間のPC作業で手首が疲れやすい
- 普通のマウスの姿勢がつらい
- 高級エルゴノミクスマウスを買う前に試したい
- 静かなマウスが欲しい
- PC・タブレットを1台のマウスで切り替えたい
実際に使ってみると、一般的なマウスのように手首を内側へひねる感覚がかなり減ります。
「握る」というより、「軽く手を添える」に近い感覚ですね。
最初は少し違和感がありますが、慣れてくると普通のマウスに戻した時に「あれ、こんなに手首ひねってたっけ?」と感じるくらいには差があります。
最初の垂直マウスとしてはかなり試しやすい
垂直マウスはLogicool MX Verticalのような高級モデルも人気ですが、価格が1万円を超えることも珍しくありません。
その点、ProtoArc EM11 NLは国内だと3,000〜6,000円前後で購入できることが多く、「もし合わなくてもダメージが比較的少ない」のが大きな魅力です。
しかも安価モデルによくある“最低限だけ”の仕様ではなく、以下のような便利機能もしっかり入っています。
- 最大3台接続対応
- Bluetooth + USBレシーバー両対応
- USB-C充電式
- 左右クリック静音仕様
- DPI切り替え対応
特に便利だったのが、ノートPCとデスクトップを切り替えながら使える点です。
例えば、仕事用PCはUSBレシーバー接続、タブレットはBluetooth接続…という使い方ができるので、机の上がかなりスッキリします。
「マウスを何台も置きたくない人」との相性はかなり良いですね。
ただしMacメイン・ゲーム用途なら注意
一方で、万能タイプのマウスではありません。
特に注意したいのが、macOSでのサイドボタン制限です。
Windowsでは普通に使える「進む」「戻る」ボタンが、Macだと標準状態では反応しない場合があります。
サードパーティ製アプリで対応できるケースもありますが、「接続したら全部そのまま使える」と思っていると少しズレるかもしれません。
また、FPSゲームのような高速かつ精密なエイム操作を求める用途にもあまり向いていません。
軽量なので疲れにくさはありますが、ゲーミングマウス特有の高性能センサーや細かいボタンカスタマイズは非対応です。
逆に言うと、ブラウジング・Excel・文章作成・プログラミングなど、“長時間の作業をラクにする目的”にはかなり合っています。

「ゲーム最優先」ではなく、「毎日の作業を少し快適にしたい」という人ほど満足しやすいマウスだと思いました。
ProtoArc EM11 NLの基本情報
ProtoArc EM11 NLは、手首への負担軽減を目的に設計された“垂直型”のワイヤレスマウスです。
普通のマウスは、手のひらを下に向ける関係で手首をひねった状態になりやすいのですが、EM11 NLは「握手」に近い角度で持てるよう作られています。
見た目はかなり独特ですが、実際に握ると「なるほど、こういう考え方か」と感じやすいタイプですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ProtoArc EM11 NL エルゴノミック垂直ワイヤレスマウス |
| 接続方式 | 2.4GHzワイヤレス(USB-Aレシーバー) / Bluetooth 5.0 ×2 |
| 最大接続台数 | 3台 |
| DPI | 1000 / 1600 / 2400 |
| ボタン数 | 5〜7ボタン |
| サイズ | 約138 × 69.2 × 68.1mm |
| 重量 | 約112〜125g |
| バッテリー | 500mAh リチウムイオン電池 |
| 充電端子 | USB-C |
| 対応OS | Windows / macOS / Android |
| 公式サイト | https://www.protoarc.com/products/em11-nl-vertical-mouse |
NLは「No Light」モデル
製品名についている「NL」は、“No Light”の略です。
通常モデルのEM11にはRGB風のライトラインがありますが、EM11 NLではその発光部分が省略されています。
ゲームっぽい光るデザインが好きな人には少し地味に感じるかもしれませんが、個人的にはかなり実用寄りで好印象でした。
特に、
- オフィスで使いたい
- 落ち着いたデスク環境にしたい
- 夜に光るのが気になる
という人には、むしろNL版のほうが使いやすいと思います。
価格帯は比較的手を出しやすい
ProtoArc EM11 NLは、海外公式サイトでは20ドル台、日本国内では3,000〜6,000円前後で販売されていることが多いです。
価格はセールや販売ショップでかなり変わるので、「絶対この価格」というよりは“時期によって上下するモデル”と考えたほうがよさそうですね。
それでも、Logicool MX Verticalのような高価格帯エルゴノミクスマウスと比べると、かなり試しやすい価格帯です。

「垂直マウスが自分に合うか分からないけど、とりあえず体験してみたい」
そんな人が最初の1台として選びやすい立ち位置だと感じました。
垂直マウスの使い心地レビュー
ProtoArc EM11 NLを実際に使って最初に感じたのは、「普通のマウスとは腕の使い方がかなり違う」ということでした。
見た目だけでなく、操作感そのものが変わるので、最初は少し戸惑います。
ただ、数日使っていると「これは手首がラクと言われる理由が分かるかも」と感じやすくなってきます。
58度の角度で手首のひねりが少ない
一般的なマウスは、手のひらを下に向ける関係で前腕を内側へひねる形になります。
EM11 NLは、そこを改善するために“握手に近い角度”で持てるよう設計されています。
実際に握ると、手首をベタッと机に押しつける感覚がかなり減ります。
特にブラウジングや文章作成のような長時間操作では、前腕の疲れ方が変わりやすいですね。
もちろん、これで「痛みが治る」とまでは言えません。
ただ、同じ姿勢で長時間作業する負担を軽減しやすいのは確かに感じました。
特にこんな人は違いを体感しやすいと思います。
- 普通のマウスで手首の内側が疲れる
- 長時間作業後に前腕が張る
- マウス操作中に手を浮かせがち
慣れるまで1〜2週間は見たほうがいい
ここはかなり大事なのですが、垂直マウスは最初から快適とは限りません。
私も初日は、
- カーソルが思った場所へ行かない
- 細かいクリックがズレる
- 持ち上げる感覚が違う
といった違和感がありました。
特に普通のマウス歴が長い人ほど、「脳が覚えている操作」とズレるので最初は戸惑いやすいです。
ただ、数日〜1週間ほどでかなり慣れてきます。
最初は違和感が強くても、「合わない」と即判断しないほうがよいタイプですね。
もし導入するなら、最初はこんな使い方がおすすめです。
- まずはブラウジング中心で使う
- 細かい作業は最初だけ通常マウスに戻す
- 数時間ずつ徐々に慣らす
いきなり8時間フルで使うと、逆に変な力が入って疲れることもあります。
クリックは静かだが完全無音ではない
左右クリックはかなり静かな部類です。
カチカチ音が控えめなので、
- 夜間作業
- 共有オフィス
- オンライン会議中
- 家族が寝ている部屋
などでは使いやすいと感じました。
ただし、“完全無音”ではありません。
特に、
- スクロールホイール押し込み
- 進む/戻るボタン
は普通にクリック音があります。
なので、「全ボタン静音」を期待すると少しイメージが違うかもしれません。
とはいえ、メインクリックの静かさはかなり快適です。
普通のマウスに戻した時、「こんなに音してたんだ…」と気づくレベルではありました。
また、カーソル速度は最初かなり違和感が出やすいので、使い始めはWindows側で感度を調整するのもおすすめです。
ProtoArc EM11 NLのメリット
ProtoArc EM11 NLは「ただ安い垂直マウス」ではなく、実際に使ってみると“普段使いで便利なポイント”がかなり多いモデルでした。
特に、長時間のPC作業を少しでも快適にしたい人とは相性が良いと感じます。
手首の負担を減らしやすい
やはり最大のメリットは、普通のマウスより手首を自然な角度で使いやすいことです。
通常のマウスは、手のひらを下向きにする関係で前腕がねじれやすくなります。
EM11 NLはその“ひねり”を減らす形状なので、長時間操作時の負担感が変わりやすいんですよね。
特に、
- Excel作業
- ブラウジング
- 資料作成
- プログラミング
- 動画編集の軽作業
のように、マウスを長く握る用途とかなり相性が良いです。
もちろん個人差はありますが、「夕方になると手首がだるい」という人ほどメリットを感じやすいと思います。
3台接続がかなり便利
EM11 NLは、
- 2.4GHz USBレシーバー
- Bluetooth 1
- Bluetooth 2
の3系統を切り替えて使えます。
これ、実際に使うとかなり便利です。
例えば、
- メインPC → USB接続
- ノートPC → Bluetooth
- Androidタブレット → Bluetooth
のように登録しておけば、マウスを持ち替えずに操作環境を切り替えられます。
特に在宅ワーク環境だと、仕事用PCと私用PCを並べている人も多いので、この機能はかなり実用的ですね。
ただし、切り替えボタンは底面にあります。
頻繁に瞬時切り替えしたい人は少し手間に感じる可能性がありますが、そのぶん誤操作しにくいメリットもあります。
USB-C充電式で扱いやすい
最近はUSB-C対応機器が増えているので、「マウスだけMicro USB」みたいな状況が減るのは地味にありがたいです。
EM11 NLはUSB-C充電式なので、スマホやタブレットとケーブルを共用しやすくなっています。
また、乾電池交換が不要なのも快適でした。
乾電池式マウスだと、
- 電池切れで急に動かなくなる
- 交換用電池を探す
- 意外と重くなる
といったことがありますが、充電式だと管理がかなりラクです。
価格のわりに機能バランスが良い
EM11 NLの強みは、“高級機ほど完璧ではないけれど、必要なものはちゃんと入っている”ことだと思います。
例えば、
- 静音クリック
- マルチデバイス接続
- USB-C充電
- エルゴノミクス形状
- DPI切り替え
など、普段使いで欲しくなる機能はかなりそろっています。
逆に、マクロ設定や高性能ゲーミングセンサーのような“上級者向け機能”は省かれています。
そのぶん価格が抑えられているので、「まず垂直マウスを試してみたい」という人にはちょうど良いバランスですね。
PC環境をさらに快適にしたい人は、モニター台やマウスパッドなど周辺環境を整えるだけでも疲れ方がかなり変わります。
ProtoArc EM11 NLのデメリット
ProtoArc EM11 NLはコスパの良い垂直マウスですが、もちろん完璧ではありません。
特に、「普通のマウス感覚で全部できる」と思って買うと、人によってはギャップを感じる部分もあります。
ここは購入前にしっかり把握しておいたほうが後悔しにくいですね。
macOSではサイドボタンに注意
一番注意したいのがここです。
Windowsでは普通に使える「進む」「戻る」ボタンですが、macOSでは標準状態だと動作しないケースがあります。
つまり、
- Finder操作
- ブラウザの戻る操作
- アプリ内ショートカット
などをサイドボタン中心で使っている人は、不便に感じる可能性があります。
一応、Karabiner-Elementsなどのサードパーティ製ツールで対応できる場合もあります。
ただ、「接続したら全部そのまま使える」と期待していると少しズレるかもしれません。
逆に、左右クリックとホイール中心の使い方なら、Macでも大きな問題は感じにくいと思います。
ボタンカスタマイズには向かない
EM11 NLには専用ソフトウェアがありません。
そのため、
- マクロ設定
- アプリ別ショートカット
- 複雑なキー割り当て
- DPI細かい調整
のような高度なカスタマイズは基本できません。
例えばLogicool系マウスだと、
- コピー操作を1ボタン化
- Photoshop専用操作を割り当て
- アプリごとに動作変更
のような使い方もできます。
EM11 NLはそこまでの“作業効率化マシン”ではなく、あくまで「シンプルに使いやすい垂直マウス」という立ち位置ですね。
なので、パワーユーザーほど物足りなさを感じる可能性があります。
手が大きい人はサイズ感に注意
EM11 NLは、小〜中サイズの手向け寄りです。
特に手が大きい人だと、
- 小指が余る
- 手のひら全体を乗せにくい
- 握り込みが浅く感じる
といったことがあります。
逆に、手が小さめ〜標準サイズの人はフィットしやすい印象でした。
マウスはスペック以上に“握り心地”が重要なので、サイズ感だけはかなり個人差が出ます。
もし可能なら、普段使っているマウスサイズと比較して確認しておくのがおすすめです。
軽さは好みが分かれる
EM11 NLは比較的軽量です。
これは長時間作業ではメリットになりやすく、腕を大きく動かす負担が減ります。
ただ、その反面で、
- 重厚感が少ない
- 高級感が弱く感じる
- 精密操作時に軽すぎると感じる
という人もいます。
特に普段から重めのマウスを使っている人ほど、「軽すぎて安っぽい」と感じやすいかもしれません。
逆に、軽量マウス派の人にはかなり扱いやすい部類です。
このあたりは完全に好みなので、“軽い=悪い”ではなく、自分の用途との相性で考えるのが大事ですね。
Windows側でカーソル速度やスクロール量を調整すると、軽さによる違和感を減らしやすい場合もあります。
Logicool・Ankerとの比較
ProtoArc EM11 NLを検討していると、かなりの確率で比較候補に入ってくるのがLogicoolやAnkerの垂直マウスです。
実際、このジャンルは価格差がかなり大きいので、「結局どれを選べばいいの?」と迷いやすいんですよね。
ここでは、“どれが最強か”ではなく、「どんな人に合うか」で比較していきます。
Logicool MX Verticalとの違い
MX Verticalは、垂直マウス界ではかなり定番の高級モデルです。
実際に比較すると、やはり質感や完成度はLogicool側が一段上だと感じます。
特に差を感じやすいのは、
- 専用ソフトの使いやすさ
- ボタンカスタマイズ
- カーソル制御の安定感
- 持った時の高級感
あたりですね。
その代わり、価格はEM11 NLの数倍になることもあります。
なので、
- まず垂直マウスを試したい → EM11 NL
- 毎日長時間使う仕事道具として妥協したくない → MX Vertical
という選び方がかなり分かりやすいと思います。
Logicool Liftとの違い
Logicool Liftは、MX Verticalよりコンパクト寄りの人気モデルです。
EM11 NLと比較すると、サイズ感はかなり近い方向性ですね。
ただ、Logicool側はソフトウェア対応が強く、Macとの相性も比較的良好です。
例えば、
- アプリ別ボタン設定
- ショートカット割り当て
- 細かい操作カスタマイズ
を重視する人は、Liftのほうが満足度は高くなりやすいと思います。
一方、EM11 NLは価格の安さがかなり魅力です。
「そこまで高度なカスタマイズはいらない」
「とにかく手首をラクにしたい」
という人なら、コスパ面ではかなり優秀ですね。
Anker垂直マウスとの違い
Ankerの垂直マウスは、“安価なエルゴノミクスマウス入門機”としてかなり有名です。
価格だけで見ると、Ankerのほうが安いケースもあります。
ただ、EM11 NLのほうが優れていると感じやすいポイントもあります。
- USB-C充電対応
- 3台接続対応
- マット質感
- 静音性
- 全体的な見た目の高級感
逆に、「まずは垂直マウスがどんなものか知りたい」というだけなら、Ankerでも十分という考え方はあります。
ただ、長く使う前提なら、EM11 NLのほうが満足感は出やすい印象でした。
どれを選ぶべきか比較表で整理
| 製品 | 向いている人 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ProtoArc EM11 NL | 初めて垂直マウスを試す人 | 価格・3台接続・静音 | カスタマイズ性は低め |
| Logicool MX Vertical | 仕事道具として妥協したくない人 | 完成度・ソフト・質感 | 価格が高い |
| Logicool Lift | Macユーザー・小さめの手 | 扱いやすさ・ソフト対応 | 価格はやや高め |
| Anker垂直マウス | とにかく安く試したい人 | 低価格 | 機能はシンプル |
「まずは垂直マウスを体験したい」という人にとって、EM11 NLは価格と機能のバランスがかなり良い位置にいるモデルだと思います。
逆に、“仕事効率化ツールとして極めたい”なら、Logicool系の上位モデルも十分検討価値があります。
おすすめする人・しない人
ProtoArc EM11 NLはクセの強い製品ではありますが、ハマる人にはかなり快適なマウスです。
逆に、用途や環境によっては「思っていたのと違った…」となる可能性もあります。
ここはスペック表よりも大事な部分なので、自分の使い方と照らし合わせながら見るのがおすすめです。
おすすめする人
まず、かなり相性が良いのはこんな人です。
- 長時間PC作業で手首が疲れやすい人
- 普通のマウスを使うと前腕が張る人
- 初めて垂直マウスを試したい人
- Windows環境メインで使う人
- PC・タブレットを1台のマウスで切り替えたい人
- 静かなクリック音を重視する人
特に、事務作業・プログラミング・ブラウジング中心の人とはかなり相性が良いです。
例えば、Excelやコードを書く作業って、“高速操作”よりも「長時間ラクに触れるか」が大事なんですよね。
EM11 NLはまさにその方向性のマウスです。
また、「Logicool MX Verticalはいきなり高すぎる…」という人が、垂直マウス入門として選ぶのにも向いています。
おすすめしない人
逆に、以下のような人は少し慎重に考えたほうがよいかもしれません。
- FPSゲームを本格的に遊ぶ人
- 細かいエイム操作を重視する人
- Macでサイドボタンをフル活用したい人
- マクロやボタン割り当てを多用する人
- 大型マウスを包み込むように握りたい人
特にゲーミング用途ですね。
軽量ではあるものの、EM11 NLは“競技向けゲーミングマウス”ではありません。
例えば、
- 高ポーリングレート
- 超高性能センサー
- 超低遅延
- 細かいボタン設定
のような機能を求める人だと、物足りなさを感じる可能性があります。
「ゲームをすることはある」程度なら問題ありませんが、“ゲーム最優先”ならゲーミングマウスのほうが満足しやすいですね。
迷った時の判断基準
もし「自分に合うか微妙に分からない…」と感じているなら、以下を基準に考えると判断しやすいです。
| 目的 | 相性 |
|---|---|
| 手首の疲れ軽減 | かなり相性が良い |
| 長時間の事務作業 | おすすめしやすい |
| Macで快適に全ボタン使用 | 少し注意が必要 |
| FPS・競技ゲーム | あまり向かない |
| 高度なボタンカスタマイズ | 不向き |
| 低予算で垂直マウス体験 | かなり向いている |
個人的には、「毎日の作業を少しラクにしたい」という人ほど満足度が高いマウスだと思いました。

逆に、“最強スペックの万能マウス”を求めると、方向性が少し違うかもしれません。
よくある誤解・注意点
ProtoArc EM11 NLのような垂直マウスは、普通のマウスとかなり感覚が違うので、購入前後で勘違いされやすいポイントもあります。
特に「なんとなく良さそう」で選ぶと、期待と実際の使い心地にズレが出やすいんですよね。
ここは先に知っておくと、かなり後悔しにくくなります。
垂直マウスは“痛みを治す道具”ではない
まず大前提として、垂直マウスは医療機器ではありません。
なので、
- 腱鞘炎が治る
- 手首痛が完全に消える
- 絶対疲れなくなる
というものではないです。
ただ、普通のマウスより“手首をひねりにくい姿勢”を取りやすいため、結果的に負担が減ったと感じる人は多いです。
実際、私も長時間作業時の前腕の張り感はかなり変わりました。
逆に、強い痛みやしびれがある場合は、マウスだけで解決しようとせず、休憩や作業環境の見直しも大切です。
DPIが高いほど高性能ではない
マウス選びでよく出てくる「DPI」という言葉。
これは簡単に言うと、“カーソルの移動速度”に近いものです。
EM11 NLは1000 / 1600 / 2400DPIを切り替えできますが、「数字が高い=すごいマウス」というわけではありません。
むしろ事務作業では、DPIを上げすぎるとカーソルが暴れて使いにくくなることもあります。
例えば、
- Excel作業 → 1000〜1600DPI
- 大画面モニター → 1600〜2400DPI
くらいが使いやすい人が多い印象ですね。
最初は「速すぎない設定」から慣れるほうが操作しやすいと思います。
静音クリックでも完全無音ではない
EM11 NLは左右クリックがかなり静かです。
ただ、「全ボタン完全無音」というわけではありません。
特に、
- ホイールクリック
- 進む/戻るボタン
は普通に音がします。
なので、“図書館でも全く気にならない完全無音マウス”を期待すると少し違います。
とはいえ、一般的なマウスよりかなり静かなのは確かです。
夜中に作業していても、「カチカチ音が響く感じ」はかなり減りました。
Bluetoothが常に最適とは限らない
Bluetooth対応というと便利な印象がありますが、実は用途によって向き不向きがあります。
例えば、
- USBポートを節約したい → Bluetooth向き
- 安定性重視 → 2.4GHzレシーバー向き
という違いがあります。
特にBluetoothは、環境によっては接続が不安定になることもあります。
そのため、メインPCではUSBレシーバー接続、サブ端末はBluetoothという使い分けがかなり実用的でした。

「Bluetooth対応だから全部Bluetoothで使うべき」と考えなくても大丈夫です。
ProtoArc EM11 NLの総合評価
ProtoArc EM11 NLを実際に使って感じたのは、「垂直マウスを試してみたい人に、かなりちょうどいいバランスの製品」ということでした。
高級エルゴノミクスマウスのような完璧な完成度や高度なカスタマイズ性はありません。
ただ、その代わりに価格がかなり抑えられていて、“垂直マウス入門機”としての完成度はかなり高いと感じます。
特に、
- 長時間作業で手首が疲れやすい
- 普通のマウスに違和感がある
- 高級モデルを買う前に試したい
- 静かな作業環境を作りたい
という人には、十分検討価値があるモデルですね。
逆に、
- FPSゲーム最優先
- Macで全ボタン完全対応したい
- マクロや細かいボタン設定を使い倒したい
という人は、Logicoolなど上位モデルのほうが満足度は高いと思います。
| 評価項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| 手首のラクさ | ★★★★☆ 4.2 | 長時間作業時の負担感はかなり変わりやすい |
| 操作性 | ★★★★☆ 4.0 | 慣れは必要だが普段使いは快適 |
| 静音性 | ★★★☆☆ 3.8 | 左右クリックは静かだが完全無音ではない |
| 機能性 | ★★★★☆ 4.0 | 3台接続・USB-C充電は便利 |
| カスタマイズ性 | ★★☆☆☆ 2.5 | 専用ソフト非対応は弱点 |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ 4.6 | 価格を考えるとかなり優秀 |
| 総合評価 | ★★★★☆ 4.1 | “最初の垂直マウス”としておすすめしやすい |
正直、最初は「価格が安いし、そこまで期待しなくてもいいかな…」と思っていました。
でも実際に使ってみると、
- 握った時のラクさ
- 静音クリック
- 3台接続の便利さ
- 軽さによる疲れにくさ
など、“毎日使う道具としての快適さ”はかなりしっかり作られていました。
もちろん、Logicool上位機のような高級感や完成度には届きません。
ただ、「垂直マウスって本当に合うの?」を低リスクで体験できる意味では、かなり優秀な立ち位置だと思います。
特に、普通のマウスで手首の疲れを感じ始めている人は、一度試してみる価値は十分あると感じました。
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よくある質問(FAQ)
- QProtoArc EM11 NLはMacでも問題なく使えますか?
- A
基本的なカーソル操作や左右クリックは問題なく使えます。
ただし、サイドの「進む」「戻る」ボタンは、macOSでは標準状態だと反応しない場合があります。
もしMacでサイドボタンをしっかり活用したい場合は、Karabiner-Elementsなどの外部ツールを使う方法もあります。
逆に、ブラウジングや通常操作中心なら、そこまで大きな問題にならない人も多いと思います。
- Q垂直マウスはどれくらいで慣れますか?
- A
個人差はありますが、1〜2週間ほどで慣れる人が多い印象です。
特に最初は、
- カーソルが狙った場所へ行きにくい
- クリック位置がズレる
- 持ち上げる感覚が違う
と感じやすいです。
ただ、普通のマウスとは腕の使い方自体が変わるので、最初の違和感はある意味自然なんですよね。
最初から長時間使うより、数時間ずつ慣らしていくほうがスムーズだと思います。
- Qゲーム用途でも使えますか?
- A
軽いゲームや普段使い程度なら問題なく使えます。
ただし、FPSや競技系ゲームのように、
- 高速エイム
- 超低遅延
- 細かいボタン設定
- 高性能センサー
を重視する用途にはあまり向いていません。
EM11 NLは“ゲーミング性能特化”ではなく、「長時間作業をラクにする方向性」のマウスです。
ゲーム最優先なら、専用ゲーミングマウスを選んだほうが満足度は高いと思います。













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