はじめに
ゲーミングPCを買うとき、「自作PCに挑戦するべきか?」「手早く済ませるならBTOがいいのか?」と迷う人はとても多いです。本記事はその迷いをスッキリ解消することを目的に作りました。

対象はこれから初めてゲーミングPCを買う人、パソコンを自分でいじるかどうか迷っている人、そして予算と性能のバランスで迷っているすべての方です。専門用語はできるだけ噛み砕いて説明しますし、実際にどちらを選べば後悔しにくいかが分かるように、具体的な判断基準と手順も紹介します。
この記事を読むと、価格・カスタマイズ性・保証・メンテナンス性といった重要ポイントで「自分に合った選び方」が分かります。まずはざっくりとした違いを把握して、そのあとで自分の用途(ゲームだけ?配信も?クリエイティブ作業も?)に合わせた選び方へ進みましょう。気楽に読んで、最後に「これだ!」と思える一択を見つけてくださいね。
1. 自作PCとは?
まずは「自作PC」がどんなものなのかを整理しましょう。
自作PCとは、CPUやマザーボード、メモリ、グラフィックボード、電源ユニット、ケースなどを自分で選んで組み立てるパソコンのことです。まるでパズルを組み立てるように、一つひとつのパーツを自分好みに揃えて作れるのが最大の特徴です。
自作PCのメリット
- 圧倒的な自由度
ケースのデザインから冷却ファンの色まで、自分好みにカスタマイズできます。LEDが光る派手なゲーミングケースを選んだり、静音重視のシンプルなケースを選んだりするのも自由。 - コストを抑えられる可能性
同じ性能でも、セール品や中古パーツを上手に組み合わせれば、BTOより安く作れることがあります。 - PCスキルが身につく
組み立てやトラブル対応を通じて、自然とパソコンに詳しくなれます。次からはアップグレードや修理も自分でできるようになるでしょう。 - 完成したときの達成感
自分の手でゼロから組み立てたPCが動いた瞬間の感動は格別です。
自作PCのデメリット
- 知識が必要で時間がかかる
パーツの互換性(ソケットや規格)を理解する必要があります。最初は調べるだけでも一苦労かもしれません。 - 組み立てのリスク
静電気や接続ミスでパーツを壊してしまう可能性があります。特に初心者にとっては怖いポイントです。 - サポートがない
トラブルが起きたときは自力で調べて解決するしかありません。メーカーのようにまとめて相談できる窓口はありません。

まとめると、自作PCは「自分だけの一台を作りたい」「PCを触るのが好き」「多少のトラブルも自力で解決してみたい」という人に向いています。
2. BTOパソコンとは?
続いて「BTOパソコン」について解説します。
BTOとは「Build To Order」の略で、注文を受けてから組み立てる受注生産型のパソコンのことです。ドスパラやFRONTIER、サイコムといったBTOメーカーのサイトで、CPU・メモリ・ストレージなどをある程度カスタマイズしながら注文できます。
BTOのメリット
- すぐに使える安心感
組み立て済みで届くため、電源を入れればすぐに使い始められます。難しい作業は一切不要です。 - サポートと保証がある
メーカー保証があり、故障やトラブル時にはサポートセンターに相談できます。初めての人にとっては大きな安心材料です。 - 時間がかからない
予算や用途に応じて構成済みモデルを選ぶだけ。知識がなくても購入しやすいです。 - 一定の品質が確保されている
メーカーが相性の良いパーツを組み合わせているので、動作不良が起きにくいのも利点です。
BTOのデメリット
- 選択肢が限られる
メーカーによっては細かく選べない場合もあります。ケースのデザインや電源容量など、自作ほどの自由度はありません。 - 割高になる場合がある
人件費やサポート料が含まれるため、同じ性能でも自作PCより価格が高くなることがあります。 - 改造で保証が切れるリスク
メモリ増設やグラボ交換をしてしまうと、保証対象外になることがあります。
💡 おすすめのBTOメーカー例
- FRONTIER(フロンティア):コスパ重視のセールが頻繁で、初心者にも選びやすいラインナップ。
- サイコム(Sycom):細かいカスタマイズが可能で、限りなく自作に近いBTOが組めるのが強み。
3. 自作PCとBTOの比較チャート
ここまで紹介した内容を、一目で分かるように表にまとめてみました。
| 比較項目 | 自作PC | BTOパソコン |
|---|---|---|
| 価格 | パーツの選び方次第で安くできる可能性あり。ただしこだわると高額になることも。 | 組立費やサポート料が上乗せされるためやや割高。ただしセール時はお得に買える。 |
| 時間・手間 | パーツ選びや組立に時間がかかる。初回は半日~1日かかることも。 | 注文後に届いたらすぐ使える。設定も最小限。 |
| 自由度 | 圧倒的に高い。ケースや冷却方式まで自由に選べる。 | メーカーごとにカスタマイズ範囲が制限される。 |
| サポート・保証 | 各パーツ単位で保証あり。自分でメーカーに問い合わせる必要がある。 | PC丸ごとの保証とサポートがある。初心者に安心。 |
| リスク | 組立ミスや静電気でパーツを壊す可能性あり。 | 組立失敗リスクなし。配送時の破損リスク程度。 |
| 改造・拡張 | 自由に改造可能。好きなタイミングでアップグレードできる。 | 改造は保証切れや対象外になるリスクあり。 |
| 達成感 | 完成時の感動が大きい。PCスキルも自然に向上。 | 選んだPCがすぐ動く安心感。達成感は控えめ。 |

📌 この比較表を見ると、「安心して使いたいならBTO」「自由に作りたいなら自作」という大まかな方向性が見えてきます。
4. ケース別おすすめの選び方
ここからは、実際に「どんな人が自作PC向き?」「どんな人がBTO向き?」というケース別のおすすめを見ていきましょう。
こんな人は BTOパソコン が向いている!
- とにかく早くゲームを始めたい人
→ 注文すれば数日で届き、届いたらすぐ使えるのが魅力。 - サポートを重視したい人
→ 困ったらメーカーに丸ごと相談できる安心感。 - PCの知識に自信がない人
→ 相性やパーツ選びを気にせず、安定した環境を手に入れたい人にぴったり。
💡 おすすめメーカー例
- FRONTIER(フロンティア):コスパ重視で初心者に人気。セール時はBTOの中でも特にお得。
- サイコム(Sycom):細かいパーツまで指定できるので、BTOなのに「半自作」感覚で楽しめる。
こんな人は 自作PC が向いている!
- 自分だけのこだわりの一台を作りたい人
→ 見た目やパーツ構成を完全にオリジナルにできる。 - 将来のアップグレードを考えている人
→ グラボやストレージを自由に交換できるので、長く使える。 - 組立や工作が好きな人
→ プラモデル感覚で楽しめ、完成した時の達成感も大きい。
中間派におすすめの選択肢
「自作は怖いけどBTOじゃ物足りない…」という人には、
- BTOを買って後から少しずつ改造する
- パーツを自分で選んで、ショップに組み立てを依頼する(自作代行サービス)

といったハイブリッドな方法もあります。これなら初心者でも安全に「自作の楽しさ」を体験できます。
5. 初心者向け実践ルート
ここからは、これからゲーミングPCを購入したい人が「どんな流れで選べば失敗しにくいか」を具体的に紹介します。
ステップ1:目的を明確にする
まず「何のためにPCを使いたいのか」をはっきりさせましょう。
- FPSやMMORPGなど最新ゲームを快適に遊びたい
- 配信や動画編集もやりたい
- 仕事や学業にも使いたい
目的によって必要な性能が大きく変わります。
ステップ2:予算を決める
- 10万円前後:ライトゲーマー向け。フルHDで遊ぶなら十分。
- 15〜20万円:最新の3Dゲームも安定して遊べるバランス型。
- 20万円以上:配信や4K画質でも快適。将来の拡張性も確保。
ステップ3:BTOか自作かを決める
- 「安心・時短・保証重視」ならBTO
- 「自由度・拡張性・コスパ重視」なら自作
👉 迷ったら、まずはBTOで1台目を購入するのがおすすめです。不満が出てきたら自分で改造を試して、次に自作へ挑戦すると失敗が少ないです。
ステップ4:BTOを選ぶ場合
- FRONTIERやサイコムなど、評判の良いメーカーをチェック
- 予算内でCPUとGPUのバランスが良いモデルを選ぶ
- メモリは最低16GB、できれば32GBを意識
- ストレージはSSD(1TB以上)が安心
ステップ5:自作に挑戦する場合
- CPUを選ぶ(IntelかAMDか)
- それに合うマザーボードを探す(ソケットやチップセットの互換性に注意)
- メモリ(DDR4/DDR5)を決める
- グラボを選ぶ(用途と予算に直結する最重要パーツ)
- ケースや電源を用意し、静電気対策をして組み立てる

💡 初めての人は「マザーボードの規格」「電源容量」「パーツの互換性」さえ押さえれば大きな失敗は避けられます。
6. サポート・保証・トラブル時の対応
パソコンは精密機械なので、いつか必ずトラブルや故障に直面します。そんなときに「誰が助けてくれるのか?」という視点で、自作とBTOを比べてみましょう。
BTOパソコンの場合
- メーカー保証あり
通常は1年間の無償保証がついており、延長保証(3年など)を選べるメーカーもあります。 - サポート窓口が使える
電話やメール、チャットでトラブル相談が可能。最悪の場合、本体ごと送り返して修理してもらえるので安心。 - 初心者に心強い
「電源が入らない」「ゲームがカクつく」といった症状でも、状況を伝えれば対応してくれるので、知識が少なくても心配なし。
自作PCの場合
- 保証はパーツ単位
それぞれのパーツごとにメーカー保証があり、壊れたパーツだけを交換できます。 - サポートは自力で探す
問い合わせはパーツメーカーごとに行う必要があり、英語でのやり取りになる場合も。 - トラブル解決は自己責任
電源が入らないとき、原因がマザーボードなのかメモリなのかを自分で切り分ける必要があります。経験がないと時間も労力もかかる部分です。
📌 まとめると…
- 「安心して長く使いたい人」→ BTOのサポート力が魅力
- 「自分で調べて直すのも楽しみ」→ 自作で知識とスキルが身につく
7. まとめ — あなたに合うのはどっち?
ここまで、自作PCとBTOパソコンのメリット・デメリットを比較してきました。
結論として大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、自分のスタイルに合った選び方をすることです。
✔ BTOがおすすめな人
- ゲームを早く始めたい
- サポートや保証を重視する
- パソコン知識が少ない or 勉強する時間がない
👉 FRONTIERやサイコムのBTOなら、初心者でも安心して始められます。
✔ 自作PCがおすすめな人
- 自分だけの一台を作りたい
- 改造やアップグレードを楽しみたい
- パソコンを通じてスキルを身につけたい
👉 まずは1台目をBTOで買い、慣れてきたら2台目で自作に挑戦する流れもおすすめです。
選び方チェックリスト
最後に簡単なチェックで方向性を確認しましょう。
- 「保証・安心・すぐ使いたい」 → BTO
- 「自由・改造・楽しさ重視」 → 自作
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この記事を読んで「もっと詳しく知りたい!」と思った方に向けて、当サイト内の関連記事を紹介します。PC選びや構成の参考にしてください。
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- 自作ゲーミングPCに最適なCPUはどれ?Ryzen/Intel比較
- 【初心者向け】ゲーミングPCの初期設定ガイド(届いたら最初にやること)
よくある質問(FAQ)
- Q自作PCは本当に安くなるの?
- A
タイミングやパーツの選び方次第です。セールや中古パーツを活用すればBTOより安くなる場合もあります。ただし、工具や作業時間も「見えないコスト」なので、必ずしも自作=激安とは限りません。
- QBTOパソコンを買った後にパーツを交換したら保証はどうなる?
- A
多くのメーカーでは、購入後に内部を改造すると保証対象外になる場合があります。メモリやストレージの増設は許可されていることもありますが、事前にメーカーの保証規約を確認しましょう。
- Q自作でよくある失敗は?どう対処する?
- A
よくあるのは「ケーブルの差し間違い」「CPUクーラーの取り付け不良」「メモリの挿し込み不足」などです。対処法はシンプルで、パーツのマニュアルを確認しながら、一つずつ丁寧にチェックすること。作業前には静電気対策をしておくと安心です。







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